『3 Flew Over the Cuckoo's Nest』

エレクトリックバンジョー奏者のベラフレック、江レクトリックベース奏者のビクター・ウッテテンによるバンドの作品。 ブルーグラスの要素を上手にジャズ流に昇華させたフュージョンといった趣きのサウンドは、一にも二にも、とにもかくにもユニーク。 遊び心満載の内容で、悪くいえば統一感にじゃっかん欠けるも、ベラフレックとウッテンのアイデアがこれでもかとつめこまれているので楽しめる。 ウッテン…

続きを読む

東京ダルマガエル |一噌幸弘

1991年発表の能管奏者、一噌幸弘のデビュー作が復刻! 能管、篠笛に、ギター、パーカッション、〆太鼓を加えた、能楽に軸足を置いたハイブリッド・バンド・サウンド。 ▼参加ミュージシャン 一噌幸弘(能管、篠笛) 鬼怒無月(ギター) 植村昌弘(パーカッション) 吉谷 潔(〆太鼓) ゲスト 山下洋輔(p) 坂田明(as) 渡辺香津美(g) 仙波清彦(pwe) …

続きを読む

ジャズ・クラリネットの教則本『これなら吹けるクラリネット ジャズ曲の吹き方』

スイングジャズ華やかりし頃(ベニー・グッドマン全盛期)の頃は花形楽器だったクラリネットですが、ビ・バップ以降はすっかりサックスに主役の座を奪われた感はありますね。 しかし、クラリネットをやっている人口はあいかわらずですし、高校までブラバン、大学はいってジャズ研はいってサックスに転向というパターンの人も何人か知ってはいるのですが、ムリしてサックスに持ち替えずとも、この教本を練習すれば、け…

続きを読む

グラント・グリーンとソニー・クラークの共演!これは快感!

ソニー・クラーク好き、あるいはグラント・グリーン好きにはたまらない2枚組だ。 (ソニー・クラーク好きはグラント・グリーン好きでもある可能性は高いと思うけど) 2人が共通して持つ、まったりとしたコクのある味わいが、一つにブレンドされ、とても奥行きのあるサウンドとなっているところに注目。 ジャズ喫茶好きにとっては、このようなテイストは「たまらん!」ものだと思われ、末長く…

続きを読む

ラテンタッチで、かの名盤を!『アナザー・カインド・オブ・ブルー』

マイルス・デイヴィスの歴史的傑作の『カインド・オブ・ブルー』。 カインド・オブ・ブルー [Hybrid SACD] これをラテン・バージョンで演っちゃいました、というのがコンラート・ハーウィグのこのアルバムです。 Another Kind of Blue: Latin Side of Miles Davis 最初はおふざけかな?と思ったのです…

続きを読む

大喰いオルガン奏者 ジミー・スミス

ジミー・スミスの大喰いっぷりは有名な話だが、食べた量を知ると、我々の想像をはるかに超えていることがわかる。 ジャズ評論家・小川隆夫氏が、彼の大食漢っぷりをなにかの雑誌か本に書いていたが、朝食にサンドイッチとスープとドーナツ数個食べ、昼には日本レストランでアペタイザー4~5品目と魚定食、3時のおやつにはインドレストランでタンドーリ・チキン1羽とキーマカレー、夕食はイタリアンレストランでチ…

続きを読む

SWEET |DJ TONK

DJ TONKが椎名純平やbooといった実力派シンガーを迎えた日本語ウタモノ集。 ジャズ畑では青木カレンが参加。 サウンドのバラエティ、レンジは、かなり広い。 ▼収録曲 1. As One(feat.Yurai) 2. Smile(feat.椎名純平) 3. ヒカリ(feat.MARRR) 4. Think Slowly About Love(feat.Man Boss…

続きを読む

デイヴ・パイク『リンボ・カーニバル』

名盤『パイクス・ピーク』録音の後にレコーディングされた、快楽的サウンドのなかにもストイックな生真面目さも漂う、面白い肌触りのサウンドの『リンボ・カーニバル』。 プロデューサーはテオ・マセロ、 録音技師は、ルディ・ヴァン・ゲルダー、 ピアノで参加しているのは、トミー・フラナガンと、けっこう豪華な面子が、この仕事に関わっていたのだな~、と改めて。 ▼収録曲 1.…

続きを読む