クロード・ソーンヒル

マイルス・デイヴィスが『クールの誕生』を制作するにあたって、もっとも参考にしたのがクロード・ソーンヒル・オーケストラだった。 このオーケストラは、最初はダンス・バンドだったが、ギル・エヴァンスが加わったあたりから、モダンで先進的なアレンジを演奏するグループに変貌していった。 特にフレンチ・ホルンを加えたことによってサウンドの佇まいに大幅に変化をもたらした。 マイルスが『クールの…

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多芸なトリスターノ

ピアニストのレニー・トリスターノがピアノを本格的に始めたのは20歳前後のこと。 それまでは、クラリネット、サックス、ギター、トランペット、ドラムをやっていた。 【国内盤】レニー・トリスターノ Lennie Tristano / 鬼才トリスターノ

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極上な面子とサウンドのハンク・クロフォード『ヘルプ・ミー・メイク・イット・スルー・ザ・ナイト 』

レイ・チャールズのバンドのサックス奏者といえば、ハンク・クロフォード。 彼のごきげんなプレイをあますことなく収録した『ヘルプ・ミー・メイク・イット・スルー・ザ・ナイト 』は、ゴキゲンな傑作アルバムだと思う。 なにしろ、参加ミュージシャンが豪華! リチャード・ティー、コーネル・デュプリー、エリック・ゲイル、ロン・カーター、バーナード・パーディー、アイアート・モレイラが参加している…

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『バードランドの夜』のメンバー

歴史的名盤の『バードランドの夜』。 アート・ブレイキーがリーダーのアルバムということになっているが、バードランドでのライブを録音しようという企画が持ち上がった時点では、ブルーノートに在籍するミュージシャンのオールスターバンドというコンセプトだった。 人選はもちろんアルフレッド・ライオン。 [枚数限定][限定盤]バードランドの夜 Vol.1/アート・ブレイキー[CD]【返…

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デトロイト出身のジャズマン

モータウン(モータータウン)のデトロイトからニューヨークにやってきた腕っききのミュージシャンは多い。 トランペットのドナルド・バード、サド・ジョーンズ、 トロンボーンのカーティス・フラー、 ヴィブラフォンのミルト・ジャクソン、 ピアノのトミー・フラナガンやローランド・ハナ、バリー・ハリス、 ギターのケニー・バレル、 ベースのポール・チェンバース、ダグ・ワトキンス、メイジャー・ホリ…

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来日したジャズ・メッセンジャーズのサービス精神

1961年にアート・ブレイキー率いるジャズ・メッセンジャーズが初来日を果たした。 当時のメッセンジャーズの音楽性は、すでにモードジャズに移行しつつあったのだが、日本ではまだ『モーニン』が出回り、人気だったことから、演奏ナンバーは『モーニン』のナンバーやテイストを中心に演奏されていた。 メッセンジャーズのサービス精神といったところか。 しかし、これが功を奏してか、《モーニン》がジ…

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オーネット・コールマンとジョン・ルイスとレスター・ケーニッヒ

オーネット・コールマンが世に出る契機を作り出したのは、コンテンポラリー・レーベルの社長、 レスター・ケーニッヒに認められたから。 では、なぜ彼がオーネット・コールマンを知ったのかというと、MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)のピアニストがレスターに紹介したため。 オーネットのことを滅茶苦茶だの、音楽じゃないだのと非難する声も多かった当時、ジョン・ルイスは正確に彼の才能を見抜いていたの…

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