寺井尚子『シンキング・オブ・ユー』

記念すべきファーストアルバム。 《ドナ・リー》がこれほどまでにイメージが変わるとは。 また、《ストールン・モーメンツ》も盲点だった。これほどまでに、ヴァイオリンの音色に似合う楽曲だったとは。 《ストレート・ノー・チェイサー》は、ブルージーではないが、ヴァイオリンならではのアプローチと感じた。 シンキング・オブ…

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山本邦山 with 佐藤允彦『尺八』

ジャズ畑のミュージシャンや、オーケストラとの共演など、幅広い活動で知られる邦山の足跡。 和洋問わず様々な音楽に挑戦してきた、山本邦山の足取りを知るにはもってこいな内容。 箏の沢井忠夫からN響、山下洋輔、広瀬量平が作曲で参加している。 尺八 ▼収録曲 1. レインボウ 2. 鶴林 3. 壱越 4. …

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ジョー・ザヴィヌルの左手

ジョーの左手には欠点がない。彼がキーボードを演奏するときのアプローチは、まるでボクサーみたいなんだ。コブラのような手の速さで、ボクサーのような演奏をする。だから、ジョーに立ち向かう方法を知らなければならない。音楽的にもリズム的にもね。彼は普通のピアノ・プレイヤーではない。つまり、彼はドラマーのようにピアノにアプローチしているというこ…

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ニューヨークではうけなかったディキシージャズ

ニューオリンズ的編成のディキシーは、不思議なことにニューヨークではうけなかったのです。というのは、ニューヨークのダンス・ホールはシカゴの秘密酒場などとちがって大規模にできており、たとえばハーレムの「サヴォイ・ボールルーム」などは一度に二千カップル(四千人)も踊れるというだだっ広さ。とても七人編成ぐらいのコンボではみみっちくてお話にな…

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ディキシーランド・ジャズの語源

むかし、まだニューオリンズが、フランスの統治下にあった頃、ニューオリンズの中央銀行が発行していた十ドル紙幣に、大きくDIX(フランス語で十のこと)と印刷してあったそうです。このことからして、ニューオリンズをDIXIE(ディキシー)とアダナするようになり、まもなくニューオリンズのみならず、アメリカの南部一帯を、ディキシーないし、デ…

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