お絵描きエリントン

幼い時画家を志したというエリントンは、パレットで絵具をまぜてあわせるように、楽器のサウンドをブレンドするのです。かれのオーケストラにはハリー・カーネイ(バリトン・サックス)のように四十年以上の勤続者を含め、三十年以上の人が三人もいます。メンバーが自分の都合で退団するか死亡しない限り、エリントンの方から首を切ったことはありません。親分肌なのです。メンバーの才能を知り尽し、その上で作曲し編曲する…

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ソニー・クリス『アウト・オブ・ノーホェア』

明るく澄んだ音色で、裏表なく明朗に吹き上げるクリス。 濁りやダークな成分が少なく、それこそ竹を割ったように明快で率直。 だからこそ、切なく感じ、胸が締め付けられることもある。 クリスファンは、きっと、彼の明るさ、淀みのないアルトサックスから、微量の哀しみの成分をも敏感に感じ取っているのだろう。 ジャケット通りの真っ青な澄んだ青空を連想させる、タイトル曲の《アウト・オブ・ノ…

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アイドル・モーメンツ グラント・グリーン

代表的な1曲目もいいけれども、 ぜひ2曲目の魅力にも開眼して欲しいな。 本日再発。 アイドル・モーメンツ+2アーティスト: グラント・グリーン,ジョー・ヘンダーソン,ボビー・ハッチャーソン,デューク・ピアソン,ボブ・クランショウ,アル・ヘアウッド出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2007/12/26メディア: CD▼収録曲 1. アイドル・モーメンツ …

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ダイアナ・クラールの『オール・フォー・ユー』

神保町ジャズ喫茶「Big Boy」のマスターいちおしのダイアナ・クラールのアルバム。 というか、彼は昔からダイアナ・クラールが好きだったからね。 「あの人は完全男だよ」 なんていいながら、以前、このアルバムを貸してくれました。 オール・フォー・ユー~ナット・キング・コール・トリオに捧ぐ [Limited Edition]... タイトル通り、ナット・キング・コールへ…

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リンゴ・スターのジャズアルバム

ビートルズのドラマーだったリンゴ・スターがジャズアルバムを出していたことはご存知? センチメンタル・ジャーニー(紙ジャケット仕様) / リンゴ・スター これはビートルズが解散表明をする一ヶ月前に発売された、リンゴの初ソロアルバムで、アレンジにはかのクインシー・ジョーンズも担当している曲もある。 《スターダスト》にはポール・マッカートニーも参加していたりと、なかなかの贅沢…

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トミー・フラナガンの『キャッツ』

The Cats/Tommy Flanagan & John Coltrane トミーフラバガンにジョン・コルトレーン、ケニーバレルという豪華な組み合わせ。 音のバランスも申し分なく、特に暑苦しくないコルトレーンが、ここではちょうど良い按配。 何気によく聴いているアルバム。 ▼収録曲 1. Minor Mishap 2. How Long Has This B…

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『ビル・エヴァンス生誕70年 没後20年特別企画 「メモリーズ・オブ・ビル・エヴァンス』

エヴァンスの生誕70年、没後20年に合わせて制作されたエヴァンス追悼作。 ビル・エヴァンスゆかりの曲に7人の日本人ピアニストが挑んだ作品。 ▼参加ミュージシャン 山下洋輔、益田幹夫、国府弘子、塩谷哲、佐山雅弘、村上"ポンタ"秀一ほか ▼収録曲 1. ファイヴ 2. ワルツ・フォー・デビイ 3. 不思議な国のアリス 4. マイ・ファニー・ヴァレンタイン 5. スリーピ…

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三宮 ジャズ喫茶

時々読み返すこの本、 ジャズ喫茶のマスターからのアンケートから編まれた名盤紹介。 三宮のジャズ喫茶では、 「茶房 ヴォイス」と 「Dear Old Curry SAVOY」の店主が アンケートに参加されていますね。 JAZZ喫茶マスターの絶対定盤200 (静山社文庫)

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トミーフラバガン

某テレビ番組で「言いまつがい」というコーナーがありましたが、アクセス解析をしていたら、「打ちまつがい」ならぬ「打ち間違い」で検索して、このブログに辿りつかれている方がいらっしゃいました。 トミー・フラナガンではなく、トミーフラバガン(笑)。 それでも、このブログに辿りついちゃうところが不思議です ☆【送料無料】 CD/トミー・フラナガン/レッツ (SHM-CD) (…

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熱烈なレコードコレクター、ケニー・ワシントン

ドラマーのケニー・ワシントンは、レコード収集家としても有名だ。 演奏ツアー先ではショップを見つけ、買い求めているうちに膨大なコレクションが溜まったという。 彼の素晴らしいところは、きちんと購入した音源を聴き、その内容を覚えているということ。だからこそ、ブルーノートの未発表テイクをチェックする仕事を一時期していたこともあるのだろう。

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ソニー・クリス『ソニー・クリス・プレイズ・コ-ル・ポーター』

ソニー・クリスがコール・ポーターの作品に挑んだ演奏集。 なかなかに直球ストレート。 ヘンな捻りやカッコつけな要素を交えない正々堂々としたサックスの歌いっぷりに好感が持てる。 聴きごたえのある1枚。 ▼収録曲 1. アイ・ラヴ・ユー 2. エニシング・ゴーズ 3. イージー・トゥ・ラヴ 4. イッツ・オールライト・ウィズ・ミー 5. イン・ザ・スティル・オブ・…

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譜面読めねばプロではない?!

当夜演奏会者の中には音符の読めない者が数人いたそうだが当夜に限らず音符が読めずに演奏したところで、これは趣味道楽の範囲であって、プロではない。素人は批判の対象にならぬ。譜面の読めない音楽家は、文字も読めない、まだまだ、ほんの幼い子供と同じなのである。ただひとつ異なることは、幼児は邪気がなく何に依っても学ぼうとする知識欲が盛んなのに反して、彼らのそれは全く認められないことだ。その上、(これもほ…

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