山中千尋『アフター・アワーズ~オスカー・ピーターソンへのオマージュ』

タイトル通りオスカー・ピーターソンへのオマージュ作品。 ピーターソンばりのテクニック、テイストを醸し出しつつも、きちんと千尋テイストと現代なジャズのスピード感が心地よくブレンドされた作品。 ん? なぜに山中千尋がピーターソン? と一瞬いぶかしく思う人も、聴けばなるほど、納得となる、かもしれない。 ▼収録曲 1. オール・オブ・ミー 2. ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・ア…

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活字ファン

プロレスファン(あるいは格闘技ファン)には、実際に試合を見に行かずに、もっぱら雑誌やスポーツ紙などの活字に親しむ「活字ファン」が多いように、ジャズにも実際にライブを見に行かないどころか、音源もそれほど聴かずに、活字中心でジャズ情報に親しむ「ジャズ活字ファン」が多い。 以前の私にもその傾向があった。

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ジャズの歴史とウイントンがやろうとしたこと、要するに……

100年に及ぶジャズの歴史を、チャーリー・パーカー、マイルス、ウイントン・マルサリスの3人だけで総括しようと思えば、できないわけではない。パーカーがジャズをつくり、マイルスがそのパーカーがつくったものを極限まで引き伸ばし、ウイントンがそのマイルスが引き伸ばしたものをきれいにふたつに折りたたんだ。それがジャズ史の本質だろうと思う。したがってウイントンとパーカーは上下に重なり、ウイントンの視点に…

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ドナルド・バード夫人

ウエストコースト・ジャズのジャケットの多くを飾ったカメラマン、ウィリアム・クラクストンの 『カメラが聴いたジャズ』の中にある、「Mrs.Donald Byrd」と題された写真が好きだ。 夫のトランペットなのだろう、 華奢な身体に大きなトランペットを持つバード夫人。 街の風景と、可愛らしい笑顔がぴったりとキマっている。 何度見ても「いいなぁ~」な写真です。 私の好…

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