阿部等さんのデクスター・ゴードン特集はとても良かった

昨日、「いーぐる」の連続講演、阿部等さんによるデクスター・ゴードン特集に出席してきた。 もとより大好きなゴードンなだけあって、前々から楽しみにしていたんだけど、予想以上に良かった。 16曲中、9曲がブルーノートからのセレクションで、最初に選曲リストをいただいたときには、あらら、ちょっとバランス悪いんじゃないの? スティープルチェイスが少ないなぁ、なんて思ったのだが、実際データ上だけで…

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山下洋輔『家』(紙ジャケット仕様) がCD再発売!

1976年に発売された筒井康隆の小説を題材にした山下洋輔の作品。 筒井康隆本人がナレーションで全面参加しています。 ブラジル音楽に取り組んだ最初の日本人で、伝説のボサノバ・ギタリストでもある伊勢昌之や、タモリも参加。 ジャズ畑からは、坂田明、向井滋春、近藤等則らが参加。 さらにシュガーベイブからは大貫妙子、寺尾次郎、村松邦男も参加というジャンルや音楽性を超えた素敵すぎる布…

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昨日の続きですが、

「高野 雲の快楽ジャズ通信~What Is This Thing Called Jazz?」では、できるだけ、多くのゲストにご登場いただこうと思っています。 すでに、出演希望者も出てきていますし、こちらサイドからも、何人かの出演してほしい、ミュージシャンや評論家にもアプローチをかけはじめています。 そのほうが、狭い守備範囲の私だけの話よりも、話題の幅も広がるし、私もいろいろなことを勉…

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ディレクター嬢と新番組の打ち合わせ

半蔵門のTFMに行き、10月より始まる新番組「高野 雲の快楽ジャズ通信~What Is This Thing Called Jazz?」の打ち合わせをした。 この番組を担当するディレクターは、なんと20代の女性! しかも、ジャズに関してはこれからモリモリ勉強していきたい! という意欲マンマンな子なので、基本的には、ジャズ初心者向けの内容を目指すこの番組にはうってつけの人員配置だと思…

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今週のこれを聴くべし!~ソニー・ロリンズの《ポールズ・パル》

ソニー・ロリンズと、ジョン・コルトレーンの唯一の共演が記録された演奏、《テナー・マッドネス》。 シンプルなB♭のブルースに乗り、互いの技量を競い合う、テナーバトルの演奏は、両者の個性がクッキリと浮き彫りになった興味深い演奏。 と同時に、演奏としても楽しめる内容となっている。 したがって、『テナー・マッドネス』というアルバムは、どうしても、1曲目のタイトル曲ばかりに興味と話題が集…

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「快楽ジャズ通信」の放送エリアと、放送時間帯のお知らせ

10月よりはじまる、私がパーソナリティをつとめるジャズ番組、 「高野 雲の快楽ジャズ通信~What Is This Thing Calles Jazz?」の 放送エリアと、放送局をお伝えします。 まだ、これから増えるかもしれませんが、 現時点での報告です。 放送は、いずれも土曜日の夜8時からの50分となります。 左から、局所在地/放送局/ステーションネーム/可…

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ボビー・マクファーリンは、まずは映像から!

七色の声を持つ男、ボビー・マクファーリン。 ボビー・マクファーリンをご存じのない人は、まずは音のみのCDよりも、先に映像に触れていただいたほうが、彼の面白さ、素晴らしさ、スゴさがいっぺんに分かるだろう。 その映像とは、『スポンティニアス&インヴェンションズ』。 たった一人のパフォーマンスで、ステージを熱狂の渦に巻き込んだライブだ。 ソプラノ・サックスを吹くウェイン…

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佐藤允彦フィーチャリング エディ・ゴメス&スティーヴ・ガッド『ダブル・エクスポージャー』

ピアニスト、佐藤允彦が放つ渾身の一作。 彼を支え、煽りたてるは、ベーシストのエディ・ゴメスと、ドラマーのスティーヴ・ガッドという強豪。 しかし、佐藤は彼ら強力なリズムセクションにまったく怯むことなく、むしろ堂々と主導権を握り、自己の音楽を展開してゆく様がかっこいいです(ま、リーダーだから当り前といえばそうかもしれませんが)。 日本的な「和」の要素を盛り込みつつも、ジャズには必要…

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デトロイトの盟友同士による、デトロイト回想

トミー・フラナガンと共に、デトロイト出身のギタリスト、ケニー・バレルとの共演。 若き日のトミフラが、デトロイト在住時代に出演していたジャズ・クラブ『ブルーバード・イン』を回顧して作曲したタイトルナンバーが光る。 ▼収録曲 1. ブルーバード 2. イエスタデイズ 3. フィフティ・トゥエンティワン 4. ブルース・イン・マイ・ハート 5. バルバドス 6. ビヨンド・ザ・…

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ウッドベースの生音

楽器の生音と、オーディオ装置で再生された音色には乖離があることはいうまでもない。 特に、ウッドベースの音色にそれが著しい。 ライブなどの生演奏に至近距離で接すればよくわかるが、まずはウッドベースの生音(ピックアップやマイクなどで拾って増幅した音ではなく、胴体のfホールから発せられる音色)が忠実に再生されることは、皆無といっても過言ではない。 とくにJBLやアルテックなどのスピーカー…

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ケニー・ドーハムのラストリーダー作『トランペット・トッカータ』

こんなところにも、トミフラが参加してました~、な1枚。 ケニーのトランペットが染みわたる。 彼最後のリーダー作でもある。 ▼収録曲 1. トランペット・トッカータ 2. ナイト・ウォッチ 3. ママシータ 4. ザ・フォックス ケニー・ドーハム(tp) ジョー・ヘンダーソン(ts) トミー・フラナガン(p) リチャード・デイヴィス(b) アルバート・ヒ…

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VERTU'/スタンリー・クラーク&レニー・ホワイト

エキサイティングな演奏多し。 ギターのリッチーコッツェン、キーボードのレイチェルZに、バイオリンのカレンブラックの各人、手に汗握るテクニックの応酬。スリリングだ。 もちろん、主役のスタンリークラークとレニーホワイトも頑張りまくっている。 VERTU’ スタンリー・クラーク&レニー・ホワイトVERTU’エピックレコードジャパン発売日 1999-06-09定価:¥2,520…

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ヘレン・メリル~スタン・ゲッツ『ジャスト・フレンズ』

ヘレン・メリルとスタン・ゲッツとの共演盤で、これはなかなか聴きごたえのあるアルバムです。 暖かくメロディアスなゲッツのテナーに、『ウィズ・クリフォード・ブラウン』以来、変わることのないヘレンの歌声が絶妙にマッチしています。 《イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド》、《スイングしなければ意味がない》、《イフ・ユー・ゴー・アウェイ》などなど、名唱、名演揃い。 聴きやすく…

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番組サブタイトル 仮決定!

さきほど、TFMのプロデューサーより電話があり、本日の12時までに、秋よりはじまるジャズ番組のサブタイトル決めてしまい、午後の会議に通すぞ! ってことになったんだけど、 「快楽ジャズ通信」のサブタイトルを考える時間がないぞ! と慌てた私は、 「久々のブレーンストーミングじゃぁ!」 と、叫び、 50ほど案を書き殴って、ああ、もうこれ以上出てこない、 もう出てくる言…

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ボトルネックを変幻自在に操る魔法の左手

濃ゆい。 ディープだ。 聴けば聴くほどはまってゆく自分がいる。 なんて素晴らしいボトルネック技なんだろう。 ミシシッピ・フレッド・マクダウェルは、まぎれもなくブルースギター弾きの中では随一のボトルネック使いだ。 しかも、単に技巧的なうまさのみならず、こちらの気持ちを揺らし、蕩けさせ、催眠状態にすらおとしいれる。天使の、いや、悪魔の左手?なのかもしれない。 1962年に…

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ザヴィヌルのルーツはアコーディオン

私はもともとアコーディオンを弾いていた。アコーディオンは自分の思いのままに、すぐにちがったサウンドを作り出せる楽器だ。いろんな音を押すボタンがあり、私にとってはそれが最初のシンセサイザーだったんだ。7歳のときに、アコーディオンに少し手を加えたこともある。ビリヤードのテーブルに貼るためのフェルトが椅子に置いてあったのをカフェから盗んできて、それを両側のサウンドボードのなかに二重に重ねて貼ったん…

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Pharoah Sanders『Journey to the One』評

エキサイティングなプレイながらもメロディアスかつ聴きやすい。 ファラオ・サンダースの隠れ名盤です。 Journey to the Oneアーティスト: ファラオ・サンダース出版社/メーカー: Evidence発売日: 1992/03/11メディア: CD▼収録曲 1. Greetings To Idris 2. Doktor Pitt 3. Kazuko (Peace Chil…

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ジョン・ヘンドリックス『フレディ・フリーローダー』

どんなメロディにも歌詞やスキャットをつけてしまうジャズ・ヴォーカルの才人、ジョン・ヘンドリックスの力作『フレディ・フリーローダー』は、マントラをはじめ、ボビー・マクファーリン、ウイントン・マルサリス、ベイシー楽団、トミー・フラナガン、スタンリー・タレンタインなど、超がつくほどの豪華メンバーを集めて録音した意欲作です。 バラエティに富んだ変化自在なサウンドとヴォイス。 ベイシーナン…

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Eddie Costa Trio『Complete Recordings』

COMPLETE RECORDINGS [Import, From US] / EDDIE Costa ピアニスト、ヴィブラフォン奏者のエディ・コスタは、32歳という若さで亡くなったため、わずか5枚のアルバムを残しているのみ。 彼が、生涯で残したたった2枚のトリオアルバム、『Eddie Costa With Vinnie Burke Trio(jubilee)』と、『The …

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