放送第8回「コルトレーン入門」(4)

今回は放送の冒頭で話したことに絡めて、ミュージシャンの個性のひとつ、「音色」と「スタイル」について書いてみます。 皆さんがコルトレーンを最初に聴いたときに感じる「違和感」のひとつに、彼独特の音色があるのではないかと思います。 一言で言ってしまえば、「テナーサックスぽくない音色」。 まあ、その人が過去にどのようなテナーの音色を聴いてきたかにもよりますが、たとえばデクス…

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通受け盤?!サド・ジョーンズ『デトロイトNYジャンクション』

ブルーノート1500番台の1枚。 私が、このアルバムの良さに気づくには随分と時間がかかりました。 リー・モーガンやクリフォードやハバードのトランペットに慣れた耳には、サドのトランペットはいささか違う文法というか語り口というか、最初はしっくりこなかったんですね。 しかし、彼なりの語り口や美学があるのだな、ということがだんだん分かってきた。 そして、サド・ジョーンズならではのメロ…

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