ザ・ディレクター嬢は聞いた!【正解編】

今週の「ザ・ディレクター嬢は聴いた!」の正解編です 今週の、というより、昨年の~と表記したほうがよさそうなぐらい、発表がノビノビになっちゃってゴメンナサイ。 年末に放送した「2008年ベスト」でかけた音源の中で、ディレクター嬢がもっとも気に入った音源は何でしょう? という問題でした。 ▼ http://kairaku-jazz.seesaa.net/article/112956796…

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放送第18回「セロニアス・モンク特集」(4)

モンクの曲は、演奏者の「指グセ」を拒否するような仕掛けが周到に埋め込まれているものが多いです。 たとえば、《ブリリアント・コーナーズ》の曲のスケールは22小節。 これ、ちょっとヘンです。 ブルースの12小節や、《枯葉》や《帰ってくれれば》のような多くのスタンダードが32小節、《ドキシー》のようなリフナンバーは16小節と、ジャズで演奏される曲の小節数は4の倍数小節のものが多いです…

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イベントのお知らせ「マイルスと、ブルーノートと、ジャズ」

イベントのお知らせです。 来週の水曜日、2月11日の午後4時より、タワーレコード新宿店にてトークイベントが行われます。 プリズム出版より発売される中山さんの新刊『ブルーノート名盤 其の壱《鍵弦打編》』の出版記念イベントです。 このイベントの出演者は、 ジャズ喫茶「いーぐる」のマスター後藤雅洋氏、 日本一の「マイルス者」の中山康樹氏、 ジャズ評論家の村井康司氏の3名。 …

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『初ジャズ!』発売!

「初ジャズ!」、いよいよ本日より発売開始です。 これは、奄美大島のCDショップ・サウンズパルの高良さんと私の2で書きあげた電子書籍です。 「ジャズ聴いてみよっかな~」 これぐらいの軽い気持ちでジャズに興味を持った人には、まさにうってつけの内容! 小難しい話は廃し、初心者の方も肩の力を抜いて「自分が聴きたいジャズ」を選べる内容にしています。 その秘密は……、キーワード…

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フルートとギターを奏でる変わり種奏者、レス・スパン

レス・スパンは、ギタリストであると同時にフルート奏者でもある、ちょっと面白い楽器奏者です。 彼のリーダー作の『ジェミニ』は、フルート4曲、ギター4曲と、ちょうど同じバランスで異なる楽器を奏で、彼の持ち味をふんだんに味わえる作品となっています。 1960年に録音されたこの作品、あまり有名なアルバムとはいえませんが、なかなか面白い味わいの音源です。 参加ミュージ…

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放送第18回「セロニアス・モンク特集」(3)

番組でもお話しましたが、モンクの音楽には、モンクならではの「モンク時間」が流れているように私は感じます。 等速直線運動で、一定のリズムに乗って流れてゆかない。 もちろん、ベースとドラムは一定のリズムを刻ませつつも、どこかこの流れと勢いをせき止めたり、寸断しようとする斥力がモンクのピアノにあると感じます。 その良い例が、ジョニー・グリフィン(ts)との共演といえるかもしれません。 …

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放送第18回「セロニアス・モンク特集」(2)

セロニアス・モンクは、音楽ももちろん魅力的ですが、これから聴いてみようという方には、私は映像からの入門をお勧めしたいです。 モンクの音楽は、彼のピアノの音だけではなく、彼の風貌、不可思議な挙動、ファッション、それらが一体となって「音楽している」感じがするのです。 私が最初に接したモンクも映像でした。 モンクが来日の際にTBSのスタジオで収録された映像で、これを見た瞬間からモンク…

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