44年前のリー・モーガン『カリスマ』

本日2010年9月29日から、ちょうど44年前に録音されたリー・モーガンの『カリスマ』。 じつは、これ、ベーシストのポール・チェンバースの遺作でもあるんですね。 このアルバムが発売されたタイミングにはチェンバースはすでに亡くなっていました。 フロントのホーン陣は、リー・モーガンを筆頭に、 アルトサックスがジャッキー・マクリーン、 テナーサックスがハンク・モブ…

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Duke Pearson『How Insensitive』評

デューク・ピアソンの『ハウ・インセンシティヴ』! 今日のような肌寒い雨降りの日には、せめて心だけでも暖かく豊かになりたいものですよね。 そんな時に最適な1枚。 気軽に聴ける充実アンサンブルゆえ、これを聴きながら陰鬱な雨降りの街中を歩けば、いつのまにか周囲の風景が変わって見えるかもしれません。 ハウ・インセンシティヴアーティスト: デューク・ピアソン,ドリオ・フェレ…

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Bill Evans『New Jazz Conceptions』評

本日2010年9月27日より54年前の 1956年9月27日に、 ビル・エヴァンスのファースト・リーダー作『ニュー・ジャズ・コンセプションズ』が録音されました。 このほぐれきっていない固い感じが、逆に緊張感をたたえており、じつは私、スコット・ラファロやポール・モチアンと組む前のエヴァンスが大好きなのです。 きっちりと4ビートを刻むポール・チェンバースの…

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48年前の『デューク・エリントン・アンド・ジョン・コルトレーン』

本日2010年9月26日より、ちょうど48年前の1962年9月26日に、デューク・エリントンとジョン・コルトレーンの共演、『デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン』が録音されました。 どこまでも美しい《イン・ア・センチメンタル・ムード》は、秋の夜長に聴くにはピッタリです。

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ラジオ番組、終了します。2年間どうもありがとうございました!

明日から3回放送される「セシル・テイラー特集」の回で「高野 雲の快楽ジャズ通信」は終了いたします。 2008年の10月から始まったこの番組。まるまる2年間の放送でしたが、応援くださったリスナーの皆様には感謝です。本当にありがとうございました! 拙い喋りの連続ではありましたが、出来るだけジャズの面白さ、楽しさ、奥深さを一生懸命届けようと楽しい悪戦苦闘の連続でしたが、伝わったかな? …

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Wynton Marsalis『Standard Time vol.1』評

先日のブランフォードに引き続き、本日は弟のウイントン・マルサリスのアルバム。 彼を代表する1枚『スタンダード・タイムvol.1』。 今から24年前の録音ですが、本日2010年9月24日も録音された日の1日。 スタンダード・タイム Vol.1アーティスト: ウイントン・マルサリス,マーカス・ロバーツ,ボブ・ハースト,ジェフ・ワッツ出版社/メーカー: ソニーレコード発売日: 1…

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Blanford Marsalis『Bloomington』評

ピアノレス・トリオ好きにはたまらない盤。 エキサイティングかつハイクオリティなライブで、 サックスがブランフォード・マルサリス、 ドラムスがジェフ・テイン・ワッツ、 ベースがロバート(ボブ)・ハーストという布陣。 私は、これが発売された当時は、本当に夢中になって何度も聴いたものです。 Bloomingtonアーティスト: 出版社/メーカー: Sony発売日: 1993…

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イースタリー・ウィンズ ジャック・ウィルソン

今日の東京も良い天気です。 日差しが気持ちよく、時折心地よい風がおだやかに吹く午前6時ですが、まだ夏から続く暑さも引きずっているような。 こういう日にピッタリなのがジャック・ウィルソンの『イースタリー・ウインズ』。 爽やかでありながら、熱い要素もある。 この中間をゆくバランス感覚が、今日のような日にピッタリだと思うのです。 朝、これを聴きながら近…

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山中千尋『フォーエヴァー・ビギンズ』

一曲目の《ソー・ロング》からツカみ抜群! 躍動感あふれる演奏が続く。 筒美京平作の《サマーウェーブ》に思わずニヤリ。 ▼収録曲 1. ソー・ロング 2. ブルー・パール 3. サマーウェーブ 4. チェロキー 5. w.w.w. 6. グッド・モーニング・ハートエイク 7. 想い出と優しさ 8. フォーエヴァー・ビギンズ 9. ザ・ムーン・ワズ・イエロー …

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ソニー・クリスの『ゴー・マン!』

アルトサックス奏者、ソニー・クリス入門としては最適な本盤。 パーカー派のアルティストとして有名なクリスではあるが、パーカーとはまた違うクリーミーな音色で、軽やかに疾走するクリスならではの持ち味がよく出ているアルバムだと思います。 ゴー・マン!ソニー・クリスEMIミュージックジャパン発売日 2010-09-22定価:¥999(税込)価格:¥991(税込)発送可能時期:在庫あ…

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ロイヤル・フラッシュ ドナルド・バード

若かりし日のハービー・ハンコックは、マイルスのグループに加入する前は、トランペッター、ドナルド・バードのグループにいたということ、あまり知られていません。 『ロイヤル・フラッシュ』は、ハンコック在団時のバードのアルバム。 ハンコックは当時20歳。 ハンコックのピアノが、サウンドに新しい響きをもたらしています。 バードと相性の良いバリトンサックス奏者のペッパ…

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Eroll Garner『Concert By The Sea』評

エロール・ガーナーの超ゴキゲンなライブ『コンサート・バイ・ザ・シー』。 これはいつ聴いても、本当に楽しい気分にさせてくれます。 CONCERT BY THE SEAアーティスト: 出版社/メーカー: JAZZ BEAT発売日: 2009/03/07メディア: CD 本日、2010年9月19日より、ちょうど55年前のライブ。 観客の熱狂が時を越えて伝わってくるかのよう。 …

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Conte Candoli『Little Band,Big Jazz』評

ウェストコーストジャズの名トランペッター、コンテ・カンドリがリーダーの楽しい1枚、『リトル・バンド・ビッグ・ジャズ』! LITTLE BAND,BIG JAZZアーティスト: 出版社/メーカー: FRESH SOUND発売日: 2009/03/22メディア: CD 趣味の良いトランペット・プレイと、バディ・コレット(ts)との調和のとれたアンサンブルを楽しめる隠れた名盤です。 …

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番組最終回収録完了!

先日、ラジオ盤の「快楽ジャズ通信」の収録を終了しました。 最後の特集は、なんとセシル・テイラーです(笑)。 ▼かけたいけど時間切れでかけられなかった~ Jazz Composer's Orchestraアーティスト: 出版社/メーカー: Ecm Import発売日: 2008/11/18メディア: CD リスナーの皆さま、2年間ありがとうございました! 番組は終了いたしましたが…

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Dukke Ellington『Money Jungle』評

泣く子もだまるデューク・エリントンの『マネー・ジャングル』。 エリントン、チャールス・ミンガス、マックス・ローチの3人による格闘戦が、高い音楽性を獲得しています。 Money Jungleアーティスト: 出版社/メーカー: Blue Note Records発売日: 2002/06/13メディア: CD 攻撃的で、濃厚なジャズ。 これを聴くと、しばらくは普通のピアノト…

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橋本一子さんのブログに取り上げていただきました。

先日、このブログにアップした 「橋本一子ライブin「J'z Brat」と藤本敦夫『どこにもないランド』」を、一子さんがブログで紹介してくださいました。 こちらでございます⇒橋本一子のnajanaja生活 隊長! ありがとうございます!! ▼これ聴きながら書いています ラーゼフォン ― オリジナル・サウンドトラック 1アーティスト: TVサントラ出版社/メーカー: ビ…

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イントロデューシング・ザ・スリー・サウンズ

たま~に、お土産なんかでもらった洋菓子を食べながら珈琲と一緒に聴きたくなるのが、スリー・サウンズのゴキゲンピアノトリオ。 軽い気持ちで楽しく聴けるのが良いです。 本日2010年9月16日より、ちょうど52年前に録音された『ザ・スリー・サウンズ』は、スリー・サウンズを代表する名盤。 スリー・サウンズ流の《オー・ソレ・ミオ》もあったりして、張りつめていた気分をほ…

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