阿部薫+佐藤康和ユニット『アカシアの雨がやむとき』評

ちょっと前までは、狂ったように暑い夏の陽気だったのが、今では秋をすっ飛ばして冬の陽気になってしまいました。 今日も冷え冷えとする陽気。 39年前の10月31日の東北大学の教室も冷え冷えとした寒さだったのでしょうか。 阿部薫とパーカッショニスト(ドラマー)の佐藤康和(YAS-KAZ)のデュオ演奏は、本日2010年10月31日からちょうど39年前の1971年10月31日に、東北…

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Duke Pearson『Profile』評

女子ジャズの島田奈央子さんも大好きだというデューク・ピアソン。 Something Jazzy 女子のための新しいジャズ・ガイド作者: 島田 奈央子出版社/メーカー: 駒草出版発売日: 2010/01/26メディア: 単行本(ソフトカバー)▼番組にゲスト出演時 私の認識では、アレンジや作曲は素晴らしいけど、ピアノの腕はというと、超一流ってわけではないよな~、なんですが、それで…

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Charlie Parker『Charlie Parker On Dial vol.2 New York Days』評

《エンブレイサブル・ユー》という曲が好きで、よく考えてみたら、この曲を好きになったキッカケは、チャーリー・パーカーの演奏を聴いてからだったんですね。 というわけで、若き日のマイルス・デイヴィス、デューク・ジョーダン、マックス・ローチらを従えて演奏したパーカーの《エンブレイサブル・ユー》。 ストーリー・オン・ダイアル Vol.2アーティスト: チャーリー・パーカー,マイルス・デイヴ…

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Lou Donaldson『MR.SHING-A-LING』評

本日2010年10月27日より、ちょうど43年前の 1967年10月27日に、ルー・ドナルドソンは『ミスター・シング・ア・リング』をレコーディングしました。 Mr Shing-A-Lingアーティスト: 出版社/メーカー: Blue Note Records発売日: 1997/01/28メディア: CD 人気盤『アリゲーター・ブーガルー』の影に隠れて、こちらのアルバムはあまり有…

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ソニー・ロリンズ『サキソフォン・コロッサス』SACD盤

SACD盤でより一層音がクリアで力強く。 腰のあるトミー・フラナガンのピアノサポートがより説得力ある形になって飛びだしてきます。 控えめ、脇訳なイメージの強いトミフラですが、かなり芯のある音とタッチでロリンズを支えていたことがよく分かります。 ▼収録曲 1. セント・トーマス 2. ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ 3. ストロード・ロード 4. モリタート…

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『ジャズ批評』11月号発売

『ジャズ批評』の11月号が発売されました。 今回の特集は「20世紀CDコレクション」。 残念ながら、先月で「ブログ・ウォーキング」のコーナーがなくなってしまいましたが、ブログ・ウォーキングの筆者の一人、いっきさんは健在。 いっきさんセレクトの「20世紀CD」の3枚とは……? 書店の立ち読みで、あるいは、買って読んでみてくださいね。 ジャズ批評 2010年 11月号 [雑誌]…

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Ethnic Heritage Ensemble『Mama's House Live』評

エスニック・ヘリテッジ・アンサンブルの『ママズ・ハウス・ライブ』! Mama's House Liveアーティスト: 出版社/メーカー: Katalyst Ent発売日: 2009/02/17メディア: CD とにかく「素晴らしい」の一言。 お願いだから「聴いて、聴いて、聴いて」の百連発。 シカゴジャズの底力、パワフルさ、アンサンブルの妙etc. 様々な角度から楽…

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Albert Ayler『The First Recordings vol.2』評

本日、2010年10月25日より48年前の 1962年10月25日に、 アルバート・アイラーの『ファースト・レコーデイングス』が録音されました。 ファースト・レコーディング(2)アーティスト: アルバート・アイラー,トルビョルン・ハルトクランツ,スネ・スパンベルク出版社/メーカー: ディスク・ユニオン発売日: 1990/08/25メディア: CD ぐじょぐじょにヒシャげた…

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John Coltrane『Coltrane Plays The Blues』評

本日2010年10月24日より、ちょうど50年前の 1960年10月24日に、ジョン・コルトレーンが『コルトレーン・プレイズ・ザ・ブルース』を録音しました。 Plays the Bluesアーティスト: 出版社/メーカー: Atlantic / Wea発売日: 1989/03/07メディア: CDいわゆる、カントリー・ブルースやシカゴ・ブルースのようなブルースとは一線を画するコルトレ…

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Miles Davis『My Funny Valentine』評

晴れた秋の空に一抹の悲しみ、 マイルス・デイヴィスの《マイ・ファニー・バレンタイン》。 マイ・ファニー・ヴァレンタインアーティスト: マイルス・デイヴィス,ロン・カーター,ハービー・ハンコック,ジョージ・コールマン,トニー・ウイリアムス出版社/メーカー: ソニーレコード発売日: 1999/05/21メディア: CD

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Brad Mehldau『Highway Rider』評

ブラッド・メルドウの『ハイウェイ・ライダー』! ハイウェイ・ライダーアーティスト: ブラッド・メルドー出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2010/03/24メディア: CD 2枚組だからといって「力作だ~、じっくり構えて聴かねば!」という気合いは無用。気軽にその日の気分でランダムに選曲されたナンバーを楽しむぐらいの「いい加減聴き」で丁度良いと思います。 …

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John Coltrane『My Favorite Things』評

本日2010年10月21日より、ちょうど50年前に、ジョン・コルトレーンは、ソプラノサックスをはじめて手にして録音した《マイ・フェイヴァリット・シングズ》がレコーディングされました。 My Favorite Thingsアーティスト: 出版社/メーカー: Atlantic / Wea発売日: 1994/06/16メディア: CD本日東京はあいにくの雨。 このような雨の日に、旋回す…

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ジャズリコーダーの教室

ジャズリコーダーってあまり聞いたことのないジャンルですが、Youtubeなどを見ると、我々が小学生の頃の音楽の時間に吹いていたリコーダーでコルトレーンのナンバーを演奏しちゃうスゴい人もいたりします。 サックスを買うのは高いけど、おしいれの中で眠っているリコーダーで気軽にジャズをやってみるのもいいかもしれない、そんな人のために、なんとリコーダーのジャズ教室が学芸大学センターで開校されるそうで…

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Sonny Criss『Out Of Nowhere』評

本日2010年10月20日より、ちょうど35年前の1975年10月20日、アルトサックス奏者のソニー・クリスがアルバム『アウト・オブ・ノーウェア』を録音しました。 Out of Nowhereアーティスト: 出版社/メーカー: Muse Records発売日: 1994/03/16メディア: CD 直球ストレート。クリスの迷いのないアルトサックスに、ピアノのドロ・コカーのサポート…

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古澤良治郎&三上寛『職業』復刻CD発売!

青森出身フォークシンガー三上寛と、ジャズドラマー古澤良治郎のデュオによるよる伝説のライヴがいよいよCD化。 ドラム、ギター、ヴォーカルのみのシンプルな編成で繰り広げる圧倒的な世界。 1979年6月9日 陸前高田市民会館にて録音。 ジャケットのイラストレーションは黒田征太郎。 ▼収録曲 1. 青森北津軽郡東京村 2. からす 3. 三上工務店が歩く 4. 海男 5. …

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『ジョニーズ・アンダーグラウンド~ベスト・オブ・ジョニーズ・ディスク』発売!

ジョニーズ・ディスク復刻第3弾が発売!! 和ジャズ名盤の宝庫、ジャズ喫茶『ジョニー』(現・盛岡『開運橋のジョニー』)がオーガナイズする「ジョニーズ・ディスク」のリイシュー・シリーズ最新作です。 ▼収録曲 ディスク:1 1. アヤのサンバ/中山英二トリオ 2. 密林ダンス [ハニー・サンバ]/板倉克行トリオ 3. 初飛行/片山光明 4. イッツ・オーバー/園田まゆみ ウィ…

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Steve Lacy『Reflections』評

私はジャズを聴きはじめて比較的すぐにセロニアス・モンクの世界にはまった人間なので、なんとなく「耳の基準」のようなものが、モンクのピアノやモンク作曲のナンバーにあったりします。 だからなのかもしれません。 時折、むしょうにモンクのナンバーが聴きたくなってしまいます。 ソプラノサックス奏者、スティーヴ・レイシーはモンクの作曲のナンバーをストイックなまでに研究、追求していた人。 …

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Sonny Stitt『Stitt,Powell,JJ』評

いや~、昨日は1日中ネットがどういうわけか繋がらなくて焦った、汗った。 というわけで、本日10月17日は、ソニー・スティットとJ.J.ジョンソンが《アフタヌーン・イン・パリ》を録音した日です。 1949年だから、もう61年も前の出来ごとなんですね。 『スティット、パウエル、JJ』。 このアルバムは、スティットに猛然と喰ってかかるバド・パウエルのピアノが魅力のアルバムですが、パ…

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Chet baker『My Favorite Songs』

『マイ・フェイヴァリット・ソングズ~ザ・ラスト・グレート・コンサート』は、そのタイトル通り、チェット・ベイカーが西ドイツ(1988年当時)で行った最後のコンサートを収録したアルバムです。 マイ・フェイヴァリット・ソングス~ザ・ラスト・グレート・コンサート~ [Limited Edi... クインテットでの演奏のほか、フル・バンド(ディーテル・グラビッシュニッヒ指揮ハノーバー放…

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Fats Navarro『Nostalgia』評

秋に相応しいジャズといえば、色々あります。 もちろん《枯葉》のようなベタなスタンダードもいいですが、今日のような秋独特のやわらかい陽光が降り注ぐ日などは、公園を散歩しながら、ファッツ・ナヴァロの《ノスタルジア》を聴くのもよいですね。 ノスタルジアアーティスト: ファッツ・ナバロ,チャーリー・ラウズ,エディ・デイビス,デクスター・ゴードン,アル・ヘイグ,タッド・ダメロン,ヒューイ・…

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