ガトー・バルビエリ『サード・ワールド(第三世界)』評

今なお元気に活躍を続けるガトー・バルビエリ。 彼の代表作の1枚『サード・ワールド(第三世界)』をときには引っ張り出して聞くのも悪くありません。 ガトーの素朴で不器用なところが かえって強烈な磁力を音にもたらしています。 南米、アルゼンチンで生まれたわけでも、 育ったわけでもない多くの日本人の郷愁にも訴えかける、 この響きはいったいなんなんでしょう? 冒頭…

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Chet Baker『Chet Baker Quartet』評

今日のように肌寒くも天気の良い日は、ラス・フリーマンのカラりと爽やかに乾いたピアノの上に乗り、軽やかにトランペットを奏でるチェット・ベイカーを無性に聞きたくなってしまいます。 『チェット・ベイカー・カルテット』がいいですね。 Quartetアーティスト: 出版社/メーカー: EMI Import発売日: 1997/03/11メディア: CD本日2010年11月6日より、ちょうど54年…

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John Coltrane『Impressions』評

本日2010年11月5日より、ちょうど49年前の1961年11月5日に、ジョン・コルトレーン以下、黄金のカルテットのエルヴィン・ジョーンズ、マッコイ・タイナー、ジミー・ギャリソンは、アルバム『インプレッションズ』に収録されている《インプレッションズ》を演奏しました。 演奏が進めば進むほど壮絶、凄絶になってゆくエルヴィンの猛々しいドラミング。 ジャズの熱気ここに極まれり!です。…

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54年前のリー・モーガン『インディード』

リー・モーガンの初リーダーアルバムの『インディード』は、本日2010年11月4日より、ちょうど54年前の1956年11月4日録音されました。 この録音の4ヶ月前に、クリフォード・ブラウンが交通事故死しており、モダンジャズ激動の1956年、トランペットのスタープレイヤーも選手交代の時期だったということが分かります。 ホレス・シルヴァーやフィリー・ジョー・ジョーンズら…

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粋なイタリアジャズ・本日発売『JAZZ ITALIA 〜CONTADI CASTALDI×NORMA BLU』

「イタリアのシャンパーニュ」と呼ばれるスパークリングワインメーカー”コンタディ・カスタルディ”と イタリアのジャズレーベル「Norma Blu」のコラボレーションから生まれた、スタイリッシュなジャズ・コンピレーション。 ▼収録曲 1. Speak Low/Stefania Rava 2.In The Name Of Love/Train Up Featuring Alan F…

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Club d'Elf 来日決定!

以前、私のラジオ番組にもちょこっとゲスト出演されたこともあるAzさん、最近はレーベルを立ち上げられたようで、最新ジャズをどんどんと世に発信してくれています。 年末(来月)、Azさんが日本に呼ぶミュージシャン達は凄いっすよ。 上原ひろみのバンド「ソニック・ブルーム」のギタリストでもあり、スクリーミング・ヘッドレス・トーソズ(Screaming Headless Torsos)の「驚異の…

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Cecil Taylor『Looking (Berlin Version) The Feel Trio』評

本日、2010年11月2日より21年前の 1989年11月2日に、 ベルリンにてセシル・テイラーは『ルッキング』を録音しました。 Looking / the Feel Trioアーティスト: 出版社/メーカー: Fmp発売日: 1985/06/01メディア: CDまるで荒れ狂う暴風にもまれているかのような気分。 しかし、日常に浸かり緩み切っている我々の感性が、時にシェイクされるのはあ…

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