Louis Smith『Smithville』評

本日紹介したいち素敵なアルバムは、ブルーノート1594番、トランペッター、ルイ・スミスの『スミルヴィル』です。 スミスヴィル/ルイ・スミス あたたく、ほのぼのとしたトランペットが心和みます。 しかし、このアルバムのレコーディングを最後に、スミスはシーンから足を洗い、先生の仕事に戻ってしまいました。

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Lou Donaldson『Blues Walk』評

ブルーノート1593番、 アルトサックス奏者、ルー・ドナルドソンの『ブルース・ウォーク』が、本日配信するメルマガ1593号のテーマです。 ブルース・ウォーク / ルー・ドナルドソン, ハーマン・フォスター, ペック・モリソン, デイ... 誰もが聴いたことがあるであろう素朴なメロディのタイトル曲、 じんわりと滲み出る哀愁、ブルージーなフィーリング。 ルーさんとの…

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Lou Donaldson『Lou Takes Off』評

ブルーノート1591、 アルトサックス奏者 ルー・ドナルドソンの『ルー・テイクス・オフ』。 ルー・テイクス・オフ [Limited Edition] / ルー・ドナルドソン (CD - ... ルーさんは、ソ連の人工衛星・スプートニクの打ち上げ成功のニュースをテレビで観て、大いに触発されたようです。 「人工衛星な感じ」がどこまで、どう、音楽に活かされたのかは不明(?)…

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リー・モーガンのブルーノート6作目は『キャンディ』評

リー・モーガン、ブルーノートでの6枚目のリーダー作『キャンディ』。 キャンディ/リー・モーガン 表題曲の《キャンディ》をはじめとして、魅力的なナンバーと演奏が盛りだくさん。 全編ミュートをつけずに、オープンのプレイに徹しています。 リー・モーガンのアルバムでは珍しいワン・ホーン・アルバムということも、このアルバムの人気に拍車をかけているのでしょうね。 とにも…

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Horace Silver『Further Explorations』評

ホレス・シルヴァー、ブルーノート5枚目のリーダー作、『ファーザー・エクスプロレーションズ』! Further Explorations 『未来への探求』と題されたこの作品は、シルヴァーの意欲作でもありますが、だからといって決して頭でっかちや難解なものではありません。 いつものように親しみやすいシルヴァー節を楽しめると同時に、従来のアルバムよりは少しだけ新しい要素…

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ソニー・クラーク『クール・ストラッティン』評

Cool Struttin'/Sonny Clark 本日配信予定のメルマガで取り上げるのは、ブルーノート1588番、泣く子もだまる(?)、永遠のブルーノート定番、ソニー・クラークの『クール・ストラッティン』です。 サラリとした食感のアート・ファーマー、 熱くベッタリとジャッキー・マクリーン、 コロコロしつつもふくよかな粘りのあるクラーク、 各人の個性が際立ち、かつ…

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Bennie Green『Back On The Scene』評

ブルーノート1587番、 トロンボーン奏者、ベニー・グリーンの『バック・オン・ザ・シーン』は、 ブルーノートのジャケットにしては珍しく、 ジャズマンの全身が映ったジャケットです。 バック・オン・ザ・シーン / ベニー・グリーン (CD - 2008) ジャケットのみならず、中身も極上。 食べ物で言うと、B級グルメチックなおいしさというか、 とにもかくにも、地味な…

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Jimmy Smith『グルーヴィン・アット・スモールズ・パラダイス vol.2』評

ジミー・スミスの『グルーヴィン・アット・スモールズ・パラダイス vol.2』! ジミー・スミス/スモールズ・パラダイスのジミー・スミス(2) ジミー・スミスの1500番台での録音はこれで最後ですが(といっても1500番台だけでじつに13枚もある)、4000番台になっても、彼の作品は続きます。 そして、4000番台にはいってから、より彼の名前が知れ渡り、人気も安定して…

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Jimmy Smith『Groovin' At Smalls' Paradise vol.1』評

ブルーノート1585番、オルガン奏者、ジミー・スミスのライブ盤の『グルーヴィン・アット・スモールズ・パラダイス vol.1』! スモールズ・パラダイスのジミー・スミス Vol.1 / ジミー・スミス, エディ・マクファーデ... スモールズ・パラダイスとは、ハーレムにある唯一の高級クラブ。 そこで繰り広げられたジミー・スミストリオによる多くの演奏を(トリオじゃない演…

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Louis Smith『Here Comes Louis Smith』評

ブルーノート1584番、トランペッターのルイ・スミスのリーダー作、『ヒア・カムズ・ルイ・スミス』です。 Here Comes Louis Smith [Original recording rema... これは、ブルーノートが録音した作品ではなく、アルフレッド・ライオンがトランジションから出ていた音源を買い取り、アルバム化したものです。 スミスの端正な歌心…

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Curtis Fuller『Curtis Fuller vol.3』評

ブルーノート1583といえば、 トロンボーン奏者、カーティス・フラーのリーダー作『カーティス・フラー vol.3』です。 当初1583番は欠番になっていましたが、フラーがベニー・ゴルソンと組んだ「ジャズテット」が人気を博してことがキッカケに発売されました。 アート・ファーマーが参加したことにより、 ときとして、モッサリと鈍重になってしまいがちなトロンボーンのアンサ…

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Cliff Jordan『Cliff Craft』評

ブルーノート1582番。 テナーサックス奏者クリフ・ジョーダンの『クリフ・クラフト』! クリフ・クラフト [Limited Edition, Original recording r... おおらかで安心して聴けるクリフ・ジョーダンのテナー。 これに端正なトランペットで色付けするアート・ファーマーに、 黒い味付けを行うソニー・クラークのピアノと、ジョージ・タッカ…

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Johny Griffin『The Congregation』評

本日配信のメルマガは1580号。 それにちなんで、今回のテーマは、 ブルーノート1580番。 ジョニー・グリフィンの『ザ・コングリゲーション』です。 ザ・コングリゲーション+1 [Original recording remastered] /... 無名時代のアンディ・ウォーフォールが描いたジャケットの絵がなんともリラックス&和みます。 アルバムの中身もこの…

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Sonny Clark『Sonny Clark Trio』評

本日配信のメルマガのテーマは、ブルーノート1579。 ソニー・クラークの『ソニー・クラーク・トリオ』です。 陰影のあるピアノ、粘り気のあるタッチ。 オーソドックスなピアノトリオによる演奏ながら、細かなニュアンスを聴きとれば聴きとるほど楽しめる名盤です。 ⇒レビューはこちらです。

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Sonny Clark『ソニーズ・クリブ』評

ブルーノート1576番、ソニー・クラークの『ソニーズ・クリブ』評をアップしました。 ⇒こちらです。 ソニーズ・クリブ [Limited Edition] / ソニー・クラーク (CD - 2009) 当時、メキメキと腕を上げていたジョン・コルトレーンのテナーサックスをたっぷりと味わえると同時に、アルバム全体の出来も、最上のハードバップといっても過言ではない内容です。…

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John Jenkins『John Jenkins With Kenny Burrell』評

ブルーノート1573番の『ジョン・ジェンキンス・ウィズ・ケニー・バレル』です。 ジョン・ジェンキンス・ウィズ・ケニー・バレル [Limited Edition, Origin... これがまた、いい音源なんだな~(笑)。 ジェンキンスのエッジ鋭いが微妙にコクが物足りないアルトサックスを、見事にケニー・バレルのギターが縁取って、ほくほくと美味しいサウンドを作り出してい…

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Curtis Fuller『Bone & Bari』評

ブルーノート1572番の『ボーン&バリ』は、なかなかおいしい音色と、アンサンブルから醸しでるコクを味わえるアルバムです。 ボーン&バリ / カーティス・フラー, テイト・ヒューストン, ソニー・クラーク, ポール・チ... トロンボーン奏者、カーティス・フラーの2枚目のリーダー作。 先日紹介したバド・パウエルの『バド!』が録音された翌日にレコーディングされました…

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ハンク・モブレイの『ペッキン・タイム』評

現在、ハンク・モブレイの『ペッキン・タイム』評を執筆中。 明日か明後日にはアップできると思います。 ここ一週間、ヘヴィ・ローテーションを繰り返していますが、うん、久々に聴き返してみると、かなりイイ! 名盤を聴き返す楽しみは、年齢とともに感じ方が変わってくることと、気がつかなかったことに気づいたりすることですね。 たとえば、このアルバムだと、今までは全然気にも留めな…

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