ハンク・ジョーンズ『ティプトー・タップ・ダンス』評

本日2011年6月29日より、ちょうど34年前の1977年6月29日と、翌年の1978年1月21日に、ハンク・ジョーンズはソロピアノアルバム『ティプトー・タップ・ダンス』を録音しました。 端正なタッチで奏でられる落ち着いたソロピアノの演奏。 聴き手のマインドにじわりと染みてくるベテランにしか出せない風格は、何度でも聴きたくなる素晴らしい味わいです。 …

続きを読む

Herbie Hancock『洪水~ライブ・イン・ジャパン‘75』評

本日2011年6月28日より、ちょうど36年前の1975年6月28 日の渋谷公会堂と、7月1日の中野サンプラザで、来日したハービー・ハンコック率いるヘッドハンターズがライブを行い、その模様が『洪水』に収録されています。 私、ポール・ジャクソンの太い音色でグルーヴするベースが大好きで、これを聴けるだけでも幸せ気分になれる幸せ盤がこのアルバムなのです。 彼のベーススタ…

続きを読む

空中浮遊/近藤等則

空中浮遊/近藤等則 ときおり近藤等則の『空中浮遊』を聴きたくなります。 トランペットにエフェクトをかけて、やわらかくホニャホニャに捻じれた音色で、日本の祭り的旋律が奏でられると、なんだか、モニョモニョとした突き抜けきれない高揚感を感じ、それがまた慣れてくると気持ちがよいのです。 渡辺香津美のギターも聴きどころの一つですね。

続きを読む

Wynton Kelly Trio-Wes Montgomery『Smokin' At The Half Note vol.1』評

本日2011年6月24日よりちょうど46年前の1965年6月24日に、ウイントン・ケリーのトリオとウェス・モンゴメリーは、ニューヨークの「ハーフ・ノート」にて、ノリノリの熱演を繰り広げました。 ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリー・トリオ おそらくは誰が聴いてもうきうきした気分になるに違いないドライブしまくった快演。 これを聴けば、日頃の鬱屈…

続きを読む

アローン・アット・モントルー レイ・ブライアント

先日、惜しくもこの世を去ってしまったレイ・ブライアント(合掌)。 彼の数あるアルバムの中でも、もっともエキサイティングで手に汗握る興奮と、ジャズピアノの楽しさを伝えてくれるのが、この『アローン・アット・モントルー』だと私は思います。 スイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルで多くの聴衆を魅了したライブ。 聴衆が少しずつブライアントのピアノに引き込まれ、最後…

続きを読む

Sonny Rollins『Saxophone Colossus』評

本日2011年6月22日より、ちょうど55年前の1956年6月22日、テナーサックス奏者ソニー・ロリンズはプレスティッジに『サキソフォン・コロッサス』を録音しました。 【送料無料】サキソフォン・コロッサス/ソニー・ロリンズ[CD] いわずもがなの泣く子も黙る名盤です。 私はこのアルバムを かれこれ何百回聴いたことでしょう。 まったく飽きないどころか、 いまだに…

続きを読む

大西順子『WOW!』評

大西順子のデビューアルバム『WOW!』を聴いています。 大西順子 オオニシジュンコ / Wow 【CD】 彼女の原点であり、やりたいことを目いっぱい詰め込んだ大西テイストがもっとも濃厚な内容。 個人的には、やはりこの衝撃のファーストがもっとも好きですね。 もちろん、このアルバム以降、どんどん音楽性や表現力も高まっていくのですが(最近の復帰後の演奏も素晴らしいと思っ…

続きを読む

ジョージ・シアリングの『ジャズ・モーメンツ』

本日2011年6月20日より、ちょうど49年前の1962年6月20日、 ジョージ・シアリングは『ジャズ・モーメンツ』を録音しました。 シンプルな演奏内容に徹しながらも、メロディアスな演奏を聴かせてくれる心地よいピアノトリオです。 心地よい気分にひたりたいときの小気味良いBGMとして、最高のアルバムといえましょう。

続きを読む

ピアノの無料楽譜

アクセス解析をしていると、よく「ピアノの無料楽譜」という言葉で検索されて、どういうわけか、このHPに辿りつかれる方が多いようです。 無料楽譜がダウンロードできるサイトはいくつかあるのですが、個人的にはそれらをまとめたリンク集的なサイトの、こちらがオススメです。 ジャズのみならず、クラシック、洋楽、ポップスなど、それぞれジャンルにわかれた楽譜をダウンロード出来るサイトが集約…

続きを読む

Freddie Hubbard『Open Sesame』評

Open Sesami/Freddie Hubbard 本日、2011年6月19日より、ちょうど51年前の1960年6月19日に、トランペッター、フレディ・ハバードは、ブルーノートに初リーダー作『オープン・セサミ』を録音しました。 テナーサックスにティナ・ブルックスが参加しているところが渋い。 彼の音色、フレージングという隠し味があったからこそ、味わいのあるアルバムとして、…

続きを読む

Hank Mobley『ディッピン』評

本日2011年6月18日より、ちょうど46年前の1965年6月18日に、テナーサックス奏者のハンク・モブレイは、ブルーノートに名作『ディッピン』を録音しました。 Hank Mobley/Dippin' 代表曲《リカード・ボサ》も素晴らしいですが(リー・モーガンのトランペットソロに感涙!)、1曲目のいなたいジャズロック《ザ・ディップ》も最高! メロディアスかつ気軽…

続きを読む

Meshell Ndegeocello『Peace Beyond Passion』評

昨日から東京は雨。 グレーな雰囲気がまったりと続いています。 なんとなく気だるく重い雰囲気を払拭するには、さらに気だるく重たくウネるベースに身をまかせるのも一つの手かも。 ミシェル・ンデゲオチェロの粘りのあるベースとヴォーカルを、これでもかとばかりに堪能できる『ピース・ビヨンド・パッション』。 昨晩より私は、このアルバムをリピートさせ続けていますが、彼女が繰り出す重たい脈…

続きを読む

ボス・テナー ジーン・アモンズ

本日、2011年6月16日よりちょうど51年前の1960年6月16日に、テナーサックス奏者、ジーン・アモンズは『ボス・テナー』を録音しました。 トミー・フラナガンの好サポートを得て、のびのびとしたブロウを繰り広げるアモンズのテナー。 渋い大人の魅力が満載です。 動画でも解説しています。 ▼レビューはこちらです♪ ボス・テナー/ジーン・アモンズ …

続きを読む

Bud Powell『Bud In Paris(Shaw Nuff)』評

本日2011年6月15日より、ちょうど51年前の1960年6月15日に、バド・パウエルはアルバム『バド・イン・パリ(Shaw Nuff)』に収録されている《コンファメーション》を録音しました。 バド・イン・パリ / バド・パウエル, バルネ・ウィラン, ジョニー・グリフィン, ケニー・クラーク パウエルは何度か《コンファメーション》を録音していますが、どれもが本場バーカー…

続きを読む

Joe Zawinul『World Tour』評

スケール大きく、それでいて聴き手の心を優しく柔らかく包んでくれるサウンド。 ジョー・ザヴィヌル率いるザヴィヌル・シンジケートの『ワールド・ツアー』は、いつ聴いてもスリリングで暖かく、安らぎと同時に、萎えた気分を奮い立たせてくれる効果があります。 World Tour [Import, From US] / Joe Zawinul & Za... 落ち込んでい…

続きを読む

Paul Desmond『Take Ten』評

本日2011年6月12日より、ちょうど48年前の1963年6月12日に、アルトサックス奏者、ポール・デスモンドは、アルバム『テイク・テン』に収録されている《アローン・トゥゲザー》を録音しました。 テイク・テン ふわりとした軽やかさの中に漂う一抹の寂寥感。 これがまた、デスモンドならではの味わいなのです。 《テイク・ファイヴ》のバリエーション曲ともいうべき変拍子のタ…

続きを読む

スティーヴ・レイシー『サンズ』評

深夜に一人愉しむジャズ。 ピアノトリオやピアノソロも良いでしょうが、サックスソロにじっくり耳を傾けると、それこそ一つの音色に耳が集中し、結果、没我の境地というか、頭が空っぽになってゆく体験を味わえます。 柳川芳命の『地と図』とともに私にとっての個人的「夜中盤」は、スティーヴ・レイシーの『サンズ』ですね。 染みます。いつのまにかサックスの音色を追いかけてい…

続きを読む

Monty Alexander『Monty Alexander』評

本日2011年6月10日より、ちょうど35年前の1976年6月10日に、ジャマイカ出身のピアニストのモンティ・アレキサンダーは、ライブ盤『モンティ・アレクサンダー』を録音しました。 Montreux Alexander [Import, From US] / Monty Al... オスカー・ピーターソンに黒さを追加したような彼のピアノは病みつきになること請け合いです。 …

続きを読む