シェリー・マンの「ブラックホーク」vol.1~5 Shelly Manne『Live at the Black Hawk』

シェリー・マンの『アット・ザ・ブラックホーク』は、vol.1から5まで、どれもが充実したクオリティ、演奏内容です。 ま、それもそのはず。 自分のバンドが絶好調だからこそ、シェリー・マンは、コンテンポラリーレーベルの社長・レスター・ケーニッヒに録音を依頼して世に送り出してもらった作品なのですから。 休日などを利用して、まとめて一気聴きというのもオツかもしれませんね。 A…

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フランクフルトのフィル・ウッズとヨーロピアン・リズム・マシーン

先日、世界初CD化作品として発売された『フランクフルトのフィル・ウッズとヨーロピアン・リズム・マシーン』は、1970年3月21日にドイツ「フランクフルト・ジャズ祭」でのエキサイティングなライブ演奏が記録されたもの。 はやくも演奏開始数音目からグロウルをかけた歪んだトーンで生々しく迫ります。 ウッズの勢い尽きることの無いバイタリティが凄い! さらに、ゴードン・ベックのエレピがムズ…

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Roy Ayers『Stoned Soul Picnic』評

先日5月23日に大量にジャズの復刻、再発、新譜が発売されましたが、そのなかでお勧めの1枚。 ソウル(ファンク)ヴィブラフォン奏者、ロイ・エアーズの『ストーンド・ソウル・ピクニック』。 ストーンド・ソウル・ピクニック/ ロイ・エアーズ なにせ面子が凄い。 ハービー・ハンコックを筆頭に、 トランペットがチャールス・トリヴァー、 フルートがヒューバート・ロウズ、 …

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なぜ今日もシウマイ弁当を買ってしまうのか? ラズウェル細木

名著『ときめきJAZZタイム』の著者でもある ラズウェル細木氏の新刊、 本日発売です(・∀・)b なぜ今日もシウマイ弁当を買ってしまうのか?作者: ラズウェル 細木出版社: 集英社発売日: 2012/05/25メディア: 単行本

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Herbie Hancock『Sperk Like A Child』評

どうもジャズばかり聴いていると、個々の楽器の音に耳がいく癖が出来てしまい、結果、あのジャズマンの演奏や音色がどうだみたいな話になってしまいがちなのですが、たまには、一つ一つの楽器を耳で追いかけるのをやめて、全体の雰囲気、空気感に浸るのも悪くありません。 ハービー・ハンコックの『スピーク・ライク・ア・チャイルド』なんか、そんな気分になった時に最適ですね。 スピーク・ライク・…

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Fats Waller『Centennial Collection』評

本日5月21日は、ピアニスト、オルガン奏者、ヴォーカル、そして偉大なエンターテイナーであり作曲家でもあるファッツ・ウォーラーの誕生日です。 1904年の5月21日なので、もし生きていたら、今日が108歳の誕生日(!)になるんですね。 ユーモラスでありながら、そのじつ、深い音楽性と表現力を持つファッツ・ウォーラーの全貌を知るには、DVD付きのベスト盤が入門用としては一番! 『セン…

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Earnie Henry『Seven Standars And A Blues』評

アーニー・ヘンリー。 アルトサックス奏者。 ちょっとジャズに詳しい人なら、 ああ、セロニアス・モンクの『ブリリアント・コーナーズ』で印象的なプレイをしていた人ね、と思い浮かべることができるでしょう。 ブリリアント・コーナーズ/セロニアス・モンク しかし、その後の会話が続かない(笑)。 「アーニー・ヘンリーが好きで好きで」というジャズファンには、ついぞお目にかか…

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Miles Davis『Get Up With It』評

本日2012年5月19日より、ちょうど42年前の1970年5月19日に マイルス・デイヴィスは『ゲット・アップ・ウィズ・イット』に収録されている《ホンキー・トンク》をレコーディングしました。 【Blu-spec CD】ゲット・アップ・ウィズ・イット/マイルス・デイヴィス ジョン・マクラフリンのギターのリフは、マディ・ウォーターズなどのシカゴブルースを彷彿させる「ドブルース」…

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【ライブ情報】鈴木良雄 Bass Talk『ダンシング・ルナ』リリース記念コンサート 2012/06/22 白寿ホール

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズにレギュラーメンバーとして参加するなど、40年以上にわたり世界的なベース奏者として活躍をしてきた鈴木良雄のグループ「Bass Talk」。 このグループのニューアルバム『ダンシング・ルナ』が6月20日に発売されます。 Dancing Lunaアーティスト: 鈴木良雄 Bass Talk出版社/メーカー: BounDEE by S…

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Herbie Hancock『Maiden Voyage』評

本日2012年5月17日より、ちょうど47年前の1965年5月17日に ハービー・ハンコックは、彼を代表する1枚 『処女航海(メイデン・ヴォヤージ)』をブルーノートに録音しました。 処女航海 / ハービー・ハンコック シンプルな曲の骨格のリフレイン。 この軸となるハービーのピアノの上に、管楽器、ドラムが濃密な「潮の香り」を思い思いの音で描き、塗り重ねていきます。 …

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Don Friedman『Circle Waltz』評

本日2012年5月14日より、ちょうど50年前の1962年5月14日に、ピアニスト ドン・フリードマンは『サークル・ワルツ』を録音しました。 サークル・ワルツ/ドン・フリードマン センチメンタルではかないタイトル曲も素敵ですが、個人的には2曲目の《シーズ・ブリーズ》も大好きです。 アップテンポだからこそ露わになるフリードマンのデリケートで柔らかいピアノ。 …

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ヤフオク出品のレコードプレイヤー

私の場合、大学を卒業した際に、よく寝泊まりさせてもらっていた一人暮らしの友人の家にレコードプレイヤーを預けて以来、自宅ではレコードなしの音楽生活を長らく続けていました。 ただ、時おり、ディスクユニオンなどでお気に入りのLPが売られている場合は(それが安い時のみ)、ちょこちょこと買ってはジャケットを眺めてはいたのですが、ここのところ、少しずつ買っていたレコードのほうも聴きたくなってきて、…

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Soulive『Doin' Something』評

折に触れてiTunesがシャッフル選曲するスティーヴィー・ワンダーを聴いていますが、彼が作りだした多くの曲を聴くたびに、本当に天才的なメロディメーカーだと思います。(もちろん歌も素晴らしい) 《マイ・シェリー・アモール》や《オーヴァージョイド》など、彼の代表作を 多くのジャズマンたちが取り上げるのもわかるような気がします。 彼が紡ぎ出した多くの歌の中でも、特に私が好きなナンバーは…

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マイルス・デイヴィス 1956年のマラソンセッション

Steamin'/Miles Davis 本日5月11日と、その約半年後のいえば、ジャズファンにとってはお馴染みの日。 そう、1956年にマイルス・デイヴィスがマラソンセッションを行った日なのです。 プレスティッジとの契約を解除するために、アルバム残り4枚分の曲を2日で一気に演奏してしまった「マラソン・セッション」。 テナーサックス:ジョン・コルトレーン ピアノ:レ…

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Jan Lundgren『Will You Still Be Mine?』評

本日2012年5月10日より、ちょうど9年前の2003年5月10日(と11日)に、ピアニスト ヤン・ラングレンはマット・デニス曲集の『ウィル・ユー・スティル・ビー・マイン』を録音しました。 Celebrating the Music of Matt Dennis/Jan Lundgren ブライトで明晰なピアののタッチで、ヘンに原曲をいじくりまわさずに真正面からデニスのナンバ…

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Dennis Chambers『Out Break』評

本日5月9日は、ドラマー デニス・チェンバースの誕生日ですね。 (今日からちょうど53年前の1959年5月9日生まれ) デニチェンのアルバムで、比較的私が好きなのは『アウト・ブレイク』ですね。 アウトブレイク / デニス・チェンバース 今は亡きマイケル・ブレッカーをはじめ、弟のランディ・ブレッカーや、ジョン・スコフィールド、ウィル・リーなど、そうそうたる面子がレコーデ…

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Ornette Coleman『New York Is Now』評

本日2012年5月7日より、ちょうど44年前の1968年5月7日(と4月29日)に、オーネット・コールマンは、デューイ・レッドマン、ジミー・ギャリソン、エルヴィン・ジョーンズとともにブルーノートに『ニューヨーク・イズ・ナウ』を録音しました。 New York Is Now! / Ornette Coleman コルトレーン・カルテットのリズムセクションの2人が肉厚で立体的なう…

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Charles Mingus『Mingus Ah Um』評

本日2012年5月5日より、ちょうど53年前の1959年5月5日に、ベーシスト チャールス・ミンガスは、リーダー作の『ミンガス・アー・アム』に収録されている《フォーバス知事の寓話》とともに数曲をレコーディングしました。 Mingus Ah Um/Charles Mingus ミンガスの音楽はアクが強く、独特の「匂い」があるため、聴かず嫌いの方もいらっしゃるかと思いますが、『ミ…

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Zoot Sims『Zoot Sims In Paris』評

連休半ば、昨日より東京はしとしとと雨。 快晴つづきを期待していた者としては残念無念ではありますが、こういう日は、家の中でゆったりとくつろぎながらジャズに身をまかすのも悪くありません。 『ズート・シムス・イン・パリ』を現在聴いていますが、とてもいい感じです。 【HQCD】ズート・シムズ・イン・パリ お気楽、なごみ、リラックス。 このような日は、 あたたかでまろや…

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