小野リサのベストアルバム『Laguna Azul』

小野リサのアルバム 『カトピリ』 『ナナン』 『ミニーナ』 をメインに選曲したベスト・アルバムが7月4日に発売されます。 いずれも、彼女のキャリア初期のアルバムですが、 個人的にもこの時期の作品群は大好きで 夏を心地よく過ごすには最適のディスクといえましょう。 私は上記アルバムの中では、 『ナナン』というアルバムが特に好きなのですが、このアルバムに収録されている…

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The Three Sounds『Moods』評

本日2012年6月28日より、ちょうど52年前の1960年6月28日に、ピアニストのジーン・ハリスがリーダーのピアノトリオ「ザ・スリー・サウンズ」は、ブルーノートにアルバム『ムーズ』を吹きこみました。 ムーズ / ザ・スリー・サウンズ ベーシストのアンドリュー・シンプキンス奏でる 「油田のように沸きあがるベース」 が、なんとも快感極楽な聴きやすいゴキゲンなピアノトリオ…

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ジャズ批評 No.168 2012年7月号

先日発売された『ジャズ批評 No.168 2012年7月号』の特集は、 「ジャズ365日名曲を聴こう♪vol.2」。 前号に引き続き、 その日が誕生日や命日のアーティストの名演を聴こうという特集です。 今回も私、寄稿させていただいています。 アーティスト20人ほど。 是非、読んでみてください。 ジャズ批評 2012年 07月号 [雑誌]/ 松坂 (刊) …

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ベン・ウェブスターとケニー・ドリュー・トリオ

Live In Denmark/Ben Webster & Kenny Drew 今、聴いているのが、『ベン・ウェブスターとケニー・ドリュー・トリオ』。 コペンハーゲンに居を移したベン・ウェブスターが、 移住1年後、 すでに彼の地で活動の基盤を築き上げていたピアニスト、ケニー・ドリューと共演したアルバムです。 落ち着いた大人の風格。 とはいえ、アート・テイ…

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Claus Raible 『Claus Raible Trio』評

本日2012年6月22日より、ちょうど13年前の1999年6月22日(と23日)に、ピアニスト クラウス・レイブルは、『クラウス・レイブル・トリオ』を録音しました。 Introducing the Exciting Claus Raible Trio きわめてオーソドックスなハードバップテイストのピアノトリオですね。 刺激的な要素はないかわりに、最後まで安定した内容ゆえ…

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川上さとみ『Innocent Eyes』評

ムードミュージック。 なんて書くと、本人およびファンや関係者からは怒られてしまいそうですが、川上さとみの『イノセント・アイズ』を深夜、ボリュームを落として聴くと、なんともいえぬブルーなムードに空気が染まります。 イノセント・アイズ / 川上さとみ, 上村信, 田鹿雅裕 もちろん演奏の中にはスリリングな要素もあるし、ジャズ的刺激もあるのだけれども、このアルバムから私が…

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Curtis Fuller『The Opener』評

本日2012年6月16日より、ちょうど55年前の1957年6月16日に、トロンボーン奏者 カーティス・フラーはブルーノートに『ジ・オープナー』を録音しました。 The Opener/Curtis Fuller トロンボーン特有のなごみ。温かみ。マイルドさ。 聴くとゴキゲン。 ハードバップの隠れ名盤です。

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エロール・ガーナー92歳の誕生日

今日はエロール・ガーナーの生誕日。 1921年6月15日生まれのガーナーは、生きていたら92歳の誕生日になるわけですね。 ガーナーといえば《ミスティ》の作曲者として有名ですが、やはり彼のアルバムの中でもっとも素晴らしい演奏内容のアルバムは『コンサート・バイ・ザ・シー』でしょう。 Concert By the Sea / Erroll Garner このアル…

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バディ・デフランコの3枚(スウィート・アンド・ラヴリー/イン・ア・メロウ・ムード/ジャズ・トーンズ)

先日再発されたバディ・デフランコのCDを3枚買ってみました。 クラリネット奏者のバディ・デフランコは、『ミスター・クラリネット』しか持っていなかったんですよね。 ミスター・クラリネットアーティスト: バディ・デフランコ(+ケニー・ドリュー,ミルト・ヒントン,アート・ブレイキー)出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック発売日: 2012/03/21メディア: CD…

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本日発売のジャズBOXセット Wayne Shorter『Complete Albums Collection』ほか 2012/06/12

本日2012年6月12日発売のジャズBOXセットです。 Columbia Studio Albums Collection 1955-1966アーティスト: Dave Brubeck Quartet出版社/メーカー: Sony発売日: 2012/06/12メディア: CD Complete Albums Collectionアーティスト: ウェイン・ショーター出版社/メーカー…

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Jamaaladeen Tacuma『For The Love Of Ornette』評

オーネットのバンド(プライムタイム)に所属していたベーシスト、ジャマラディーン・タクマの最新作は、現時点におけるオーネット・コールマンの最新の録音盤でもあります。 もう80歳を超えているオーネットですが、彼の吹くアルトは心地よい浮遊感を伴い、往年の演奏と比較してもそのテイストは大きく変わることはありません。 というより、サウンドのテイストは、もろプライムタイムを彷彿させるものがあ…

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Miles Davis『Sorcerer』評

最近はマイルスの『ソーサラー』を寝るときによく聴いています。 ラストのボブ・ドロウがヴォーカルのナンバーをのぞけば、驚くほどムードの統一感が一貫しているアルバムで、知的でありながらもパワフル、パワフルでありながらもどことなく静謐な雰囲気をたたえているという矛盾が心地よく謎なアルバムが『ソーサラー』なのです。 ソーサラーアーティスト: マイルス・デイビス出版社/メーカー: ソニーミ…

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McCoy Tyner『Double Trios』評

本日2012年6月9日より、ちょうど26年前の1986年6月9日に、マッコイ・タイナーはリーダー作『ダブル・トリオズ』に収録されている曲のうち、アコースティックバージョンでの演奏を録音しました。 ダブル・トリオズ [HQCD, Limited Edition] / マッコイ・タイナー マーカス・ミラーがエレクトリックベースで参加していることでも有名なアルバムですが、タイトル通…

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フランク・シナトラの娘、ナンシー・シナトラのベスト盤/Nancy Sinatra『Greatest Hits』

本日6月8日は、フランク・シナトラの娘で、ヴォーカリスト(というかアイドル歌手?)のナンシー・シナトラの誕生日です。 1940年6月8日生まれなので、今日が73歳の誕生日というわけですね。 シナトラの歌は知っているけれども、彼女の歌を聴いたことがないという人には、『グレーテスト・ヒッツ』がオススメです。 Greatest Hits/ Nancy Sinatra 父…

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トミー・フラナガン30歳のときの落ち着いたピアノトリオ

派手な内容ではないけれど、噛めば噛むほど味が出る、端正かつ上品なピアノトリオ。 トミー・フラナガンが30歳のときの録音で、この落ち着きっぷりはなかなか。 ▼収録曲 1. イン・ザ・ブルー・オブ・ジ・イヴニングス 2. ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド 3. ヴェルヴェット・ムーン 4. カム・サンデイ 5. ボーン・トゥ・ビー・ブルー 6. ジェス・ファイン 7. イン・…

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ワダダ・レオ・スミス&アンソニー・ブラクストン『有機音響』評

本日6月4日は、マルチ・リード奏者、アンソニー・ブラクストンの誕生日。 1945年生まれですから、本日2012年6月4日は68歳の誕生日になるわけですね。 アンソニー・ブラクストンといえば、個人的にはチック・コリアとのサークルの頃が好きで、鋭くエキサイティングな演奏には一時期虜になったものです。 最近は、ちょっとご無沙汰気味で、あまり積極的にブラクストンのアルバムは聴いてはいな…

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Randy Weston『Portraits Of Thelonious Monk』評

本日2012年6月3日より、ちょうど24年前の1989年6月3日に、ピアニストのランディ・ウェストンはセロニアス・モンクの楽曲を演奏した『ポートレイツ・オブ・セロニアス・モンク』を録音しました。 Portraits of Monk/ Randy Weston ピアノ・トリオ+パーカッションの編成。 どっしりとうねる土着的なリズムに、炸裂するランディ・ウエストンの重厚なピ…

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Eric Dolphy『Last Date』評

本日2012年6月2日より、ちょうど48年前の1964年6月2日に、エリック・ドルフィーはオランダのスタジオにて『ラスト・デイト』を録音しました。 ラスト・デイト / エリック・ドルフィー エリック・ドルフィーを代表する1枚。 ドルフィーのバスクラの咆哮、 天空に駆け上がるかのようなフルート、 蜂のように舞うアルトサックス、 彼のそれぞれの楽器のプレイの特徴が素晴らし…

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Joe Pass『Virtuoso 3』評

本日2012年6月1日より、ちょうど35年前の1977年6月1日(と5月27日)にギタリスト、ジョー・パスは全曲ギター1本で弾きとおす『ヴァーチュオーゾ』のシリーズ3弾目を録音しました。 Virtuoso 3 マイルド&リラックスなムード。 しかし、ギタリストが聴くと、さり気なく高度な職人技が織り込まれているとのこと。 熟練した技と、それを感じさせない表現力。 ジョ…

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