Chasin The Trane John Coltrane

Live At The Village Vanguard 1961-11-02/John Coltrane 海賊版やレア音源などは別ですが、 公式で発売されているジョン・コルトレーンの音源、 ほぼすべて耳を通した上で、 「なんだかんだいって、やっぱりこれが一番!」 な演奏は、 『アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』の 《チェイシン・ザ・トレーン》です。 16分と…

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フロム・ニューヨーク アキコ・グレース

私がもつ80年代以降のロン・カーターのイメージは、 一部の例外を除くと一貫して →ゆるゆる なんですね。 しかし、アキコ・グレースのデビュー作『フロム・ニューヨーク』では、 珍しく(?) →真剣 ぐいぐい押してくるピアノに負けじと、 気合いのはいったベースを弾いている。 余裕をかます余裕なく(?) 真剣に、かつ対等に一騎打ちをのぞんでいるかの様…

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ブロードウェイ・ビット マーティ・ペイチ

ここ数日、過去に紹介した マーティ・ペイチの『ブロードウェイ・ビット』(通称:脚ジャケ)のページへのアクセスが異常に多し。 同じくマーティ・ペイチの『アイ・ゲット・ア・ブート・アウト・オブ・ユー』も掲載しているのだけれども(というか発売紹介だけなんだけど)、検索キーワードをみてみると“ブロードウェイ・ビット”で辿りついているようなのですね。 何かあったのか?! …

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Angles of Repose Joe Maneri

没入。 耽溺。 「深く静かに潜行せよ」といわれなくても、 聴いているうちに意識が深い深い湖底へと沈んでゆく。 そんな類のフリーインプロヴィゼーション・ミュージックです。 当然、BGMにはなりえません。 深夜、静かに音楽のみに意識を集中したい人向け。 かなりダークな色合いを帯びたサウンドです。 ベーシスト、バール・フィリップス好きにもおすすめ…

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CHASM 坂本龍一

たまには、ジャズ以外の話題です。 というより今回の音楽はジャズを聴く感性とは、ある意味対極の感性が求められる音楽かもしれません。 私の場合は、日々ジャズを聴いていますが、 その1/3か1/4ぐらいの時間は クラシックやポップスなどを聴いています。 これらの音楽を聴いているときの感受性のチャンネルは、ジャズを聴いているときとは明らかに違うんですよね。 (ジャ…

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Monk. Thelonious Monk

ビル・エヴァンスがライナーノーツを書いている ジャケットが渋いモンク後期の作品です。 ジャケットのイメージ効果も大きいのかな、後期のチャーリー・ラウズが参加している他アルバムよりは良く感じるのが不思議。 Monk

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暖流 山下洋輔イントロデューシング国仲勝男

まるで轟音! 地底の奥底からわき上がるかのような低音を奏でる国仲勝男のベースをフィーチャーした、山下洋輔自身のプロデュースによる1979年の快作です。 山下洋輔特有のドシャメシャ感は少々影を潜め、どちらかというとアンサンブルのバランス重視の内容になっています。 それもおそらくは安定した国仲ベース効果? セシル・テイラーの場合も ピアノレスのトリオ(ユ…

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Blackstone Legacy Woody Shaw

1970年に録音されたウディ・ショウの野心作です。 ベニー・モウピンやレニー・ホワイトなど、 マイルスの『ビッチェズ・ブリュー』に参加したジャズマンも参加。 (ちなみにベースは、『ビッチェズ・ブリュー』には参加していないけど、マイルス・クインテットのベーシストだったロン・カーター) パワフルなタイトル曲に引き込まれること必至な怒涛の16分。 なんなの、このテンション…

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Mercy Mercy Mercy Cannonball Adderley

1月、2月なみに寒い日が続きますが、寒さでいつしかこり固まった肩と心を軽やかにマッサージ! ジョー・ザヴィヌルの作曲と好サポートが光る『マーシー、マーシー、マーシー』。 細かいことは何も考えず気楽に楽しく聴きましょう。 Mercy Mercy Mercy [CD, Import, From US] / Canno... ▼収録曲 1. Fun 2. Gam…

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村上春樹雑文集

ディスクレビューやガイド、あるいはミュージシャンの自叙伝(伝記)だけがジャズ本ではありません。 たとえば、村上春樹の『雑文集』はいかが? これは、村上春樹が雑誌やライナーノーツ、受賞の言葉など様々なところで書いた(話した)未発表のテキストが編集された本ですが、いくつかの「ジャズ文」も収録されています。 そして、これがめっぽう面白い。 ブランフォード・マルサリス…

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ジャズ来るべきもの オーネット・コールマン

The Shape Of Jazz To Come/Ornette Coleman オーネット・コールマンの『ジャズ来るべきもの』。 《淋しい女》、 ではなくて、 次の曲の《イヴェンチュアリー》を聴け! ねじまがった2管が疾走する このテンション、スピード感、迫力。 オーネットがこのアルバムを録音して半世紀が過ぎた。 このようなジャズが、はたして「…

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Clubhouse Dexter Gordon

デクスター・ゴードン、42歳のときの演奏。 62年以降は、欧州に移り住み演奏拠点はヨーロッパに据えたデックス。 65年に一時帰国した際に、ブルーノートはまとめて彼のレコーディングをしたのだけれども(そのうちの一枚がボビー・ハッチャーソンと演っている 『ゲッティン・アラウンド』)、この『クラブハウス』は、この時期に録音されていた中でもお蔵入りになっていたナンバーを集めたもの…

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Bluesnik Jackie McLean

ジャッキー・マクリーンのアルトサックスは、 私にとってはジャズのイメージそのもの。 熱い。 全力。 アクの強い個性。 未完成。 常に発展途上のイメージ。 不安定なピッチで、 常に全力で演奏にのぞむ気迫は、 演奏の出来・不出来に関係なく、 常にパワーを与えてくれるのです。 そんなマクリーンの個性が濃縮された熱いアルバムの1枚が、ブルーノートの『…

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Musical Romance ビリー・ホリデイ&レスター・ヤング

Musical Romance/Billie Holiday & Lester Young ビリー・ホリデイとレスター・ヤングの仲。 ご存知の方は多くても、 この2人が共演した音源を聴いたことのある人って 案外少ないのではないのでしょうか? 『ミュージカル・ロマンス』は、 この2人がいっしょにレコーディングをした演奏がまとめられたCD。 時期的に…

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Faith 片倉真由子

ピアニスト、片倉真由子の『Faith』。 リー・コニッツの名演《サブコンシャス・リー》をとりあげているところに「おっ!?」となり購入。 セロニアス・モンクの名曲《リフレクションズ》を演奏しているところにも興味がありましたからね。 なるほど、かなりの才人とみた。 ただし、才気走り過ぎているというのかな? ピアノの一音一音が前のめり気味で安定感に乏しく感じました…

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A Blowing Session Johny Griffin

ジョニー・グリフィンがブルーノートに残した 熱い1枚が『ア・ブロウイング・セッション』。 これは、グリフィンほか2人のテナー奏者、 ジョン・コルトレーンとハンク・モブレイが参加している。 最初は圧倒的スピード感と バイタリティで ぐいぐいと演奏を引っ張っていくグリフィンのテナーに興奮。 ついで新しいスタイルを模索しつつも、 ほかの2人に遅れまじきと、 …

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