松本英彦のモダン・ジャズ

松本英彦のテナーは暖かくて太い。 円を描くようなフレージングは ロリンズの影響かもしれないし、 まろやかなコクはスタン・ゲッツの影響かもしれない。 松本英彦のテナーサックスを味わいたいなら、 まずは『松本英彦のモダン・ジャズ』でしょうね。 松本英彦のモダン・ジャズ ▼収録曲 1. マリーナ 2. 五つの銅貨 3. 四月の想い出 4. バリ…

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フィル・ウッズ&ザ・ジャパニーズ・リズム・マシーン

フィル・ウッズ&ザ・ジャパニーズ・リズム・マシーン ▼収録曲 1. ウィンドウズ 2. スプリング 3. ジョニー・ホッジス 4. スピーク・ロウ 5. ドキシー 来日したフィル・ウッズを迎え撃つ ニッポンの熱きジャズマンは、 ピアノ……市川秀男 ベース……古野光昭 ドラム……ジョージ大塚 果たして彼らは、ウッズのバイタリティに押し潰さ…

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Sleepy At The Video 松本英彦

松本英彦の『スリーピー・アット・ザ・ヴィデオ・ホール』。 1959年4月14日に「ヴィデオ・ホール」で行われた演奏が収録されています。 ドラムがジョージ川口、 ピアノが中村八大、 サックス(とフルート)が渡辺貞夫という 当時の和ジャズの俊英がパーソネル。 松本英彦もテナーサックスのほかフルートにもチャレンジしていて、 《四月の思い出》では、渡辺貞夫とフルート・バ…

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白木秀雄 ステレオ・ドラム ブラック・モード

猛烈に“時代”を感じてしまうジャケットだけれども、 白木秀雄のドラミングが凄い! タイトルの「ステレオ・ドラム」「ブラック・モード」は、 ステレオ・ドラム⇒ステレオ録音 ブラック・モード⇒モノラル録音 で、当時レコードで発売されていたそうで、 それが1枚にカップリングされたのが、このCDです。 ブルーノート4000番台のアルバムに多い いわゆる「ファン…

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Street of Dreams グラント・グリーン

ギター、オルガン、ヴァイヴ。 それぞれが持つ固有の音色が バランスよく共存し、 かつ溶け込んだ聴きごたえのある作品。 グラント・グリーンの“ねっとり”ギターに、 ラリー・ヤングの“こってり”オルガン。 これだけだと、どうしても、濃コクな味わいになりそうなところを クールなハッチャーソンのヴィブラフォンが添えられているため、 何度聴いても飽きない音色のバラン…

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Feelin the Spirit グラント・グリーン

ハンコックってバッキングが すっごく上手なんだな~と改めて感じさせる1枚。 グリーンが取り上げるナンバーは、 すべてニグロ・スピリチュアル(黒人霊歌)。 グリーンのコッテリと歌い上げるギターは まるでトラディショナル・ソングを歌う肉声のように感じられる。 その一方で、ハンコックの精緻なんだけれども、 非常に演奏を華やいだムードに盛り上げるピアノ、 これ…

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ミュージックマジック リターン・トゥ・フォーエヴァー

​​ RTFの隠れ名盤ならぬ 隠れ迷盤? その理由。 おそらくはチック・コリアの奥さん(ゲイル・モラン)が ヴォーカルで参加しているところにあるのではないかとw 9人編成になった 第3期リターン・トゥ・フォーエヴァーの第1弾ですが、 気合入りすぎで、いろいろと詰め込みすぎた?! もっともジョー・ファレルは、 なかなかバンドにフィットしたサックス吹い…

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ホワッツ・ニュー ダグ・ワトキンス

​ ダグ・ワトキンスをフィーチャーした《ホワッツ・ニュー》。 ホレス・シルヴァー奏でるやさしげなピアノのイントロが、 まずは、いい感じです。 ついで、テーマの旋律とアドリブをベースで奏でるワトキンス。 もこもこ、モゴモゴ……。 饒舌さとは対極に位置するバラード表現。 不器用ですらある愛情表現にも聴こえてしまう。 でも、そこがまた味が…

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Just One Of Those Things バド・パウエル

高速テンポで演奏されることの多い スタンダードナンバーの一つに 《ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングズ》があります。 これ、たぶんバド・パウエルのピアノソロ演奏が最速なのではないかと。 ヴァーヴの『ジニアス・オブ・バド・パウエル』に収録されているバージョンです。 ザ・ジニアス・オブ・バド・パウエル+2 メトロノームのテンポの数字ではなく、 スピ…

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