マーク・ウイットフィールド 2014年04月30日 マーク・ウイットフィールド Mark Whitfield 7th Avenue Stroll 7th Avenue Stroll/Mark Whitfield ギタリスト、マーク・ウイットフィールドの 『セブンス・アヴェニュー・ストロール』。 滑らかで洗練されたギターサウンドには、 エレガントでセンスの良いリズム隊がふさわしい。 このアルバムで、 マーク・ウイットフィールドのギターを彩るリズムセクションは、 ピアノがトミー・フラナガン。 …続きを読む
クリスチャン・イエンセン・オーケストラ 2014年04月29日 ギル・エヴァンス habitat クリスチャン・イエンセン ピンボケながらも妙にそそられるジャケットに惹かれて購入。 正直、あまり期待していなかったんですが、 複雑な楽曲でありながらも、 スッと耳にはいってくるアレンジの妙と アンサンブルの技量に驚き( ̄ー ̄; 滑らかなギル・エヴァンス・オーケストラ? 慣れると、めちゃ気持ちいいです♪ Habitat続きを読む
ケニー・バロン ホワット・イフ? 2014年04月28日 ケニー・バロンは、 個人的には、好きな演奏と嫌いな演奏が 両極端に分かれてしまうタイプのピアニストなんですが、 1986年、エンヤレーベルに吹き込んだ 『ホワット・イフ?』は良いピアノだと思います。 たぶん、ウォレス・ルーニーのトランペットが 前面に立っている効果もあるのだと思います。 スタン・ゲッツの『ピープル・タイム』の時もそうでしたが、…続きを読む
ルイス・ヴァン・ダイク 2014年04月27日 ペデルセン ナイトウィングス ルイス・ヴァン・ダイク トリオで奏でるヒット曲と映画のナンバーを ピアノトリオで楽しめる ルイス・ヴァン・ダイクの『ナイトウィングス』。 ベースがニールス・ペデルセンという強力サポート。 親しみやすいメロディで聴きやすいのですが、 それだけではなく、 饒舌なペデルセンに触発されたのか、 はりきるヴァン・ダイクの溌剌としたピアノが聴きものなのです。 ナイ…続きを読む
リタ・ライス 2014年04月26日 リタ・ライス ピム・ヤコブス アワ・フェイヴァリット・ソングス オランダのシンガーリタ・ライス。 ハスキーさと潤いの両方の成分が含まれた なんともいえない歌声、、、 いいですね~( ̄0 ̄) この『アワ・フェイヴァリット・ソングス』は、 ピアノが、夫のピム・ヤコブス。 彼女の歌声をくるむようなピアノも、 また良いのです。 オランダのシンガーといえば、 日本ではアン・バートンが人気ですが、 リタ・ラ…続きを読む
ビル・エヴァンス ジャック・ディジョネット 2014年04月25日 モントルー ビル・エヴァンス ジャック・ディジョネット ビル・エヴァンスの 『アット・モントルー・ジャズ・フェスティヴァル』。 ジャック・ディジョネットの「攻め」のドラミングが、 エヴァンス・トリオのカンフル剤となっています。 突っ込み気味のエディ・ゴメスのベースも ここではいい効果を出していると思います。 (音質は好みではないけど) ギャラなどの関係で、ディジョネットの参加は 一瞬で終わってしまい…続きを読む
ミスター・ウイルソン テディ・ウイルソン 2014年04月24日 テディ・ウイルソン 煙が目にしみる ミスター・ウイルソン アマゾンのレビューを読んでいたら、 レコードが欲しくなっちゃいました。 ▼こちら ミスター・ウイルソン 素敵なジャケットの 素敵なピアノトリオ作品。 たまにはモダン以前のスタイリスト、 テディ・ウィルソンのピアノに耳を傾けるのも オツなものです。(・∀・)b ミスター・ウイルソン ▼収録曲 1. 煙が目にしみる 2. ロゼッタ 3. …続きを読む
アール・ハインズ ファーザ 2014年04月23日 ジャズピアノの父 ファーザ アール・ハインズ 渋いジャケ写ですね。 まるでブルースマン。 一瞬、ライトニン・ホプキンスのような 長老格のブルースマンかと思いましたよ。 とはいえ、アール・ハインズも、 ジャズピアノにおいては長老格。 なにせ「ジャズピアノの父」と呼ばれている方ですからね。 このアルバムの内容は、一言でいえば、簡潔明瞭。 わかりやすく、潔い! 12曲、36分があっ…続きを読む
ハンプトン・ホーズ ハンプトン・ホース 2014年04月22日 ヒア・アンド・ナウ ハンプトン・ホース ハンプトン・ホーズ ハンプトン・ホーズ or ハンプトン・ホース? ホーズとホース。 皆さんはどちらで呼んでいる? 個人的にはホーズと言ってます。 ホースだと、なんか水を撒くホースみたいで┐(´~`)┌ それはそうと、 親しみやすいハンプトン・ホーズのピアノトリオといえば、 これでしょう。 65年の録音です。 初期の頃に比べる…続きを読む
レッド・ガーランド 2014年04月21日 帰ってくれればうれしいわ レッド・ガーランド アート・ペッパー 名イントロ。 あまり語られることはないけれど、 レッド・ガーランドは名イントロを生み出すピアニストの1人だと思います。 アート・ペッパーの『ミーツ・ザ・リズムセクション』の1曲目、 《帰ってくれればうれしいわ》のイントロを もういちど聴いてごらん。 なんて小粋な橋渡しをアート・ペッパーにしているんだろう。 そう思いません? アート・…続きを読む
ラウンジ・リザーズ 2014年04月20日 フェイクジャズ LOUNGE LIZARDS ラウンジ・リザーズ 一時期、フェイクジャズと呼ばれていたようですが、 たとえフェイクだとしても、 フェイクのセンスが素晴らしすぎるのです。 ちゃんと演奏すれば(?)ちゃんと出来る人達が、 「ちゃんと」という中心軸から気持ちよく逸脱。 そして、そのズレの距離感やセンスが メンバー全員共有しているんですね。 だから、演奏が破綻しなどころか、 むしろスリリングな緊張感も獲得して…続きを読む
マーク・リボーのトリオ 2014年04月19日 マーク・リボー トリオ Book of Angels マーク・リボーのトリオです。 なんでも出来ちゃうバカテクギタリストなんですが、 いわゆる、センスも独特というか、 我々一般大衆のセンスを超越しすぎた ぶっ飛びセンスを持つ人なので、 変態ギタリストといっても良いかもしれません(^^; いやぁ、でも、この炸裂するパワーはいったいナンなんでしょ? カッコ良すぎです。 このアグレッシブな演奏は、 身体も脳も…続きを読む
ハードバップの肉汁したたるソニーズ・クリブ 2014年04月18日 ハードバップ ソニー・クラーク ソニーズ・クリブ ハードバップ好きは皆大好きな ソニー・クラーク、2枚目のリーダー作です。 ソニー・クラークのピアノはもちろんのこと、 フロントの3管が、いま考えればすごく豪華! ドナルド・バード、 ジョン・コルトレーン、 カーティス・フラーですからね。 ハードバップの肉汁したたる おいしい1枚!(・∀・)b Sonny's Crib▼収録曲 1. Wi…続きを読む
ミスターP.C.のジョン・コルトレーン 2014年04月17日 コード進行 コルトレーン ミスターP.C. マイナーブルース《ミスターP.C.》演奏を聴くと、 この時期のコルトレーンは、 定められたコード進行からハミ出していくのが間近なのだと感じられます。 小節ごとに決められたコードに従って 律儀にアドリブを繰り広げていますが(それも猛烈な勢いで)、 でも、 もうこの時期のコルトレーンにとっては、 小節ごとに変化していくコード進行は、細かすぎて スケールの小さい箱庭…続きを読む
アニタ・オデイ Pick Yourself Up 2014年04月16日 真夏の夜のジャズ Pick Yourself Up アニタ・オデイ 『真夏の夜のジャズ』のアニタ・オデイをご覧になった方は、 こちらも是非! 『ピック・ユアセルフ・アップ』。 絶頂期のアニタを代表する1枚ですね。 観客を圧倒していた 《スゥイート・ジョージア・ブラウン》が収録されています(・∀・)b Pick Yourself Up▼収録曲 1. Don't Be That Way 2. Let's Face Th…続きを読む
Consecration ビル・エヴァンス 2014年04月16日 ビル・エヴァンス あなたと夜と音楽と Consecration 亡くなる直前のビル・エヴァンスの白熱ライヴの記録。 もちろん先入観込みでの感想だけれども、 生き急いでる感じすらする性急な《あなたと夜と音楽と》、 ドラムスとの4小節⇒2小節交換がスリリングで、 何をそんなに急いでいるの?と感じてしまう 《酒とバラの日々》。 演奏のクオリティ云々ではなく、 ただただエヴァンスのピアノにかける情熱、迫力に圧倒されてしまうの…続きを読む
Water Babies ウェイン・ショーター 2014年04月12日 Water Babies マイルス ショーター アルバム前半の収録曲に感じられる この微睡み効果は、まさにウェイン・ショーターの世界ですね。 ショーターはショーターでも、 マイルスの管理下(?)にあるショーターの作風。 テイストは、『ソーサラー』や『ネフェルティティ』に近いかな。 ショーター、ハンコック、ロン、トニーの 黄金のクインテット時代のマイルスの演奏の中で お蔵入りになっていた音源が中心になっ…続きを読む
大森明 トラスト・イン・ブルー 2014年04月11日 エルヴィン・ジョーンズ 大森明 トラスト・イン・ブルー アルトサックス奏者・大森明と エルヴィン・ジョーンズの共演。 当然二人の演奏は素晴らしいのですが、 板橋文夫のピアノ、 鈴木良雄のベースの手堅さも見逃すな! 1988年に録音されたニッポンジャズです。 知る人ぞ知る、隠れた傑作♪ トラスト・イン・ブルー 続きを読む