バード・オブ・パラダイス チャーリー・パーカー

陽が落ちて、 忙しさから開放されてホッと一息ついたときに 《バード・オブ・パラダイス》が、 ものすごく染みてくるのです。 まるで、疲れた身体に アイリッシュモルトのウイスキーなど、 少々アルコール度数が高めのお酒が、 ジンワリと染みてくるように。 短い演奏だけど、 言葉にできないほど、せつない。 ダイアルのパーカーの東海岸(ニューヨーク)編では、 …

続きを読む

シャドウズ・アンド・ライト ジョニ・ミッチェル

その昔、ジャコ(・パストリアス)のベースを聞くために 買ったにもかかわらず、 最近久々に聴いてみると、 もちろんジャコのベースも変わらず良いのですが、 メセニーのギターも良いし、 ブレッカーのサックスも凄いし、 ライル・メイズのキーボードもツボ押さえてるし、 ドン・アライアスのパーカッションも頑張ってるし……と、 要するに全員素晴らしいのです。 今考えて…

続きを読む

テンダー・フィーリンズ デューク・ピアソン

さりげなく、じわりと良さが染みてくる ピアノトリオの名盤だと思います。 あまり有名じゃないけどね。 だからといって通がうなるピアノというわけでもなく、 この派手すぎず、控えめながらジンワリとくるテイストは、 初心者の方にも十分伝わるし、感じられるはずだと思いますよ。 やっぱり午前3時に録音されたという《3 A.M.》がいいなぁ~。 テンダー・フィ…

続きを読む

Still Life (Talking) パット・メセニー

夏。 喉が渇くとコーラが飲みたくなるのと同じように、 最近では、条件反射的に、 耳が乾くとパット・メセニーの『スティル・ライフ』が聴きたくなるのです。 耳に吸い込まれてゆく快楽楽園ミュージック。 爽快、爽やか。 心地よし! Still Life (Talking) ▼収録曲 1. Minuano (Six Eight) 2. So M…

続きを読む

ルッキン・アット・モンク

ジョニー・グリフィンとエディ・ロックジョウ・デイヴィスのテナーバトルもの。 で、ルールは「モンクしばり」。 つまり、セロニアス・モンクの曲だけで、 いっちょテナー合戦しましょうや、って感じ。 グリフィンは、さすがモンクとの共演歴があるだけに (ファイヴスポットでのライヴ、2枚の名演も残してますしね) 余裕綽々でノリにノリまくり。 アップテンポのナンバーになる…

続きを読む

クリスチャン・マクブライド People Music

個人的にはジャケットもすごく好きです。(・∀・)b People Music こういうストレートアヘッドで、 パンチのある4ビート、 最近は、たくさんあるようで意外と少ない……。 オーソドックスかもしれないけど、 実力の伴ったオーソドックスさは いつの時代も不変です。

続きを読む

ニュー・フェイセズ ディジー・ガレスピー

ディジー・ガレスピー、 知られざる晩年の名作です。(・∀・)b ブランフォード・マルサリスや、 ケニー・カークランドの参加効果高し! ニューフェイス(セズ)とは、 (当時の)彼ら新人のことを指すのでしょう。 ディジーのトランペットはいつだってイキがいいのだけれど、 やはり世代の違う新人を迎え入れて、よりいっそうサウンドが新鮮になっています。 ニ…

続きを読む

ユー・ベター・ノウ・イット!!! ライオネル・ハンプトン

最近は「うきうきする」とか「うきうきした気分」という言葉、 あんまり使わないのかな? でもね、ライオネル・ハンプトンの演奏を聴いていると、 うきうきした気分になれる、という表現がとても似合うんですよ。 『ユー・ベター・ノウ・イット!!!』は、 ハンプトンのスモールコンボでの演奏集。 余裕のあるリラックスした演奏ではありますが、 ベテラン中のベテランによる演奏…

続きを読む

モダン・アメリカン・ミュージック~クライテリア・セッションズ

貴重な音源が発掘されました! ジャコ・パストリアス、デビュー前の秘蔵音源です。 もうこの頃から《ドナ・リー》や《コンティニューム》を演っていたのね。 デビュー前のお馴染みの曲の演奏群、 ファンにとっては嬉しい発見です。 モダン・アメリカン・ミュージック~クライテリア・セッションズ

続きを読む

レイ・ブラウン モンティ・アレクサンダー ラッセル・マローン

かなり聴きどころの多いトリオ演奏です。 レイ・ブラウンの暖かくて安定したベースワークは言わずもがなですが、 トリッキーなピアノを弾くモンティに唖然としたり、 ラッセル・マローンの独特なギターの音色に耳が吸い込まれたりと。 とにもかくにも2曲目! 熱演《フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン》を聴いてみて! Ray Brown/Monty Ala…

続きを読む

Alone Again ビル・エヴァンス

こちらもエヴァンスの隠れ名盤。 どうも、髪と髭が伸びた頃のエヴァンスのアルバムって、 あまり世間では(というよりジャズ名盤ガイドのようなものからは) 注目されていないような感じがなきにしもあらず。 でも、むしろ髭と髪が伸びている時期のエヴァンスのほうが ジャズピアニストとしてのキャリアを積み、 さらには辛く悲しい(あるいは楽しい)人生経験を 積み重ねているでいるだけ…

続きを読む

Since We Met ビル・エヴァンス

あまり話題の俎上に載ることのない ビル・エヴァンスのアルバムですが、 これ、なかなか良いですよ。 ヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ。 というと、どうしてもリヴァーサイド盤を思い出してしまいそうですが、 リヴァーサイドのラファロ、モチアンのトリオの演奏を 鮮やかで透明感のある水彩画だとすれば、 こちらのほうの演奏は、深いコクと落ち着きのある油彩画のような感じ? …

続きを読む

トランペットの詩人 トニー・フラッセラ

トニー・フラッセラ。 あまり有名なではないかもしれませんが、 レスター・ヤング、 ジェリー・マリガン、 スタン・ゲッツといったサックス奏者との共演歴のあるトランペッターなのです。 彼のトランペットは、 フワリ、というよりは、 モワリ。 もわりと漂うその音色とフレーズは、 好き嫌いは分かれるでしょうが、 独特なテイストを持っていることは確か。 …

続きを読む

ブッカー・リトル・アンド・フレンド

音色だけで聴けちゃうトランぺッター。 それがブッカー・リトルです。 それに加えてフレーズもセンスも素晴らしいです。 わかりやすくて口ずさめるメロディから、 先鋭的で尖った音符の並びまで 縦横無尽に行き来し、 それが作為的ではなく、 じつに自然に感じるところもリトルの魅力の一つなのです。 もちろん代表作はタイム盤の『ブッカー・リトル』だということに …

続きを読む

ジス・タイム・バイ・ベイシー

ヒット曲を中心に選曲。 編曲はクインシー・ジョーンズ。 そして、演奏はベイシー・ビッグバンド。 分かりやすく楽しい演奏ばかりです。 ジャズのビッグバンドのアレンジの参考にもなるのでは? ジス・タイム・バイ・ベイシー ▼収録曲 1. ジス・クッド・ビー・ザ・スタート・オブ・サムシング・ビッグ 2. わが心のサン・フランシスコ 3. ワン・ミント・ジ…

続きを読む

オスカー・ピーターソン ジョージ・ムラーツ

たまにはピーターソン。(・∀・)b やっぱりピーターソンはMPSがいい! そして、この盤のベースはジョージ・ムラーツ! Walking The Line 彼のしなやかで伸びのあるベース、大好きです。 そして、ピーターソンもムラーツに鼓舞されてか、 いつもに増してゴキゲンなのです。

続きを読む

Outward Bound エリック・ドルフィー

エリック・ドルフィーの『アウトワードバウンド』といえば、 例の濃緑色のジャケットがすぐに思い浮かびます。 Outward Bound: Rudy Van Gelder Remasters インパクトかつ、 アルバム中身の演奏を象徴するようなビジュアルなのですが、 こちらのジャケットもカッコいい! Outward Bound ジャズ喫茶…

続きを読む

No Room for Squares ハンク・モブレイ

ハンク・モブレイの『ノー・ルーム・フォー・スクエアーズ』。 カッコいいアルバムです。 まず、ピアノがアンデリュー・ヒルとハービー・ハンコックゆえ、 これまでのモブレイの諸作とは明らかに異なる 洗練された響きに変わっています。 さらに尖って金属音で空間をゆさぶる フィリー・ジョー・ジョーンズのドラムが めちゃくちゃ「ジャズ」なんですよ~(*^0゚)…

続きを読む

リーピン・アンド・ローピン ソニー・クラーク

ソニー・クラークのラストレコーディングである。 そいう先入観をもってジャケットを見ると、 むむっなるほど、死の前のアルバムな雰囲気! ……と思ってしまいがち。 ▼むむっ…… しかし、実際は、ラストレコーディングといっても 亡くなる1数ヶ月前の録音だし、 中身の演奏も、「まるで死を予期していたかのような」というよな ありがちな表現は、まったく当て嵌まりま…

続きを読む

sponsored link
  • SEOブログパーツ