ア・ブローイング・セッション リー・モーガン

テナーサックス奏者3人によるテナーバトル、 ジョニー・グリフィンの『ア・ブローイング・セッション』。 一応は「テナーバトル」という触れ込みなんですが、 単なるバトルものとしてではなく、 きちんと音楽としても聴ける作品にしよう! そういう意気込みが感じられるところが、 流石ブルーノートですね。 グリフィン、モブレイ、コルトレーンの3人を 単にバトルさ…

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スタンリー・タレンタイン ザ・マン

ブルージーであると同時に、 歌心も素晴らしいんですよね、 スタンリー・タレンタインは。 彼はデビュー間もない頃、 ローウェル・フルソムのブルースバンドで テナーサックスを吹いていたんだけど、 そのバンドのピアニストが レイ・チャールズだったんですね。 チャールズは、すでにこの頃から作曲をはじめていたというから、 おそらく彼の歌心は、 レイ・チャールズと…

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バド・パウエル・イン・パリ

Bud Powell In Paris/Bud Powell 『バド・パウエル・イン・パリ』は、 秋に聴くとなぜか元気をもらえる1枚です。 他の季節じゃダメなの。 なぜか秋。 なぜなんだろね? 《ハウ・ハイ・ザ・ムーン》のデッカい音シンバルがいいのかな。 とにもかくにも、今日も聴きました。 世評では《ディア・オールド・ストッ…

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バード オリジナル・サウンドトラック

映画『バード』のオリジナル・サウンドトラック。 映画用にチャーリー・パーカーの音源から、 パーカーのアルトサックスの音だけを抽出して、 現代(当時)のミュージシャンが新たに音をかぶせた。 すると? あら不思議。 パーカーの音が一番斬新でモダンに聴こえるのです。 時代を超えた「音の生命力」とはこういうものなのかと思いますね。 …

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ストリクトリー・パウエル

奄美大島在住の「音のソムリエ」高良さんと 先日電話で話したんですけど、 『サウンンズパル』のブログにもアップされているとおり、 最近は『ストリクトリー・パウエル』に ぞっこんなのだとのこと。 (高良さんのブログ記事⇒こちら) 絶頂期のパウエルの気品かおる、 だけども、どこか狂気じみた演奏もいい。 渡欧後の味わい深い演奏も大変すばらしい。 …

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プレイズ・ザ・グレイト・ジャズ・ヒッツ アート・ファーマー

アート・ファーマーの『プレイズ・ザ・グレイト・ジャズ・ヒッツ』。 収録曲見ると、ぜーんぶ有名曲。 しかも、コール・ポーターやガーシュウィンや、 ティンパンアレイ系のポピュラーソングが スタンダード化したナンバーではなく、 ジャズマンのオリジナル曲中心というのが嬉しいですね。 それをアート・ファーマーが吹くと……? 同じトランペッターでも、 …

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ジョー・パス ギターソロ バラード

ジョー・パスの『Unforgettable』が似合う季節になってきました。 ギター1本。 しかもガットギター。 さらにバラード中心。 美しく深い音色と旋律が、 すっと耳に優しくはいりこんでくるんですよね。 ジョー・パスは素晴らしいテクニックの持ち主ですが、 そのようなことは感じさせない 優しくうっとりとさせてくれるギターを弾いてくれます。 …

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スピーク・ロウ ウォルター・ビショップ・ジュニア

ウォルター・ビショップ・ジュニアの『スピーク・ロウ』。 このアルバムは、25年近く愛聴しているのですが、 で、しょっちゅう聴きまくっているのですが、 ドド・マーマロサの『ドドズ・バック』とともに、 こんなに聴いてもまったく飽きないピアノトリオというのも珍しいです。 ここ数年は、《スピーク・ロウ》のオルタネイトテイクの後半がツボ。 ベースソロの後、 そしてテー…

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ジミー・レイニー LIVE IN TOKYO 1976

通好みのギタリスト、ジミー・レイニー。 彼が来日した時のライブを収録した 『ライヴ・イン・トーキョー1976』。 ギタートリオです。 ベースがサム・ジョーンズ、 ギターがリロイ・ウィリアムス。 繊細でウェットなトーンのイメージの強いレイニーですが、 ここで披露するギターテクと、破綻のない演奏は、 ギタリストのみならず、多くのリスナーを魅了するこ…

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現代ジャズ解体新書 ~村上春樹とウィントン・マルサリス

中山康樹・著の 『現代ジャズ解体新書 ~村上春樹とウィントン・マルサリス』。 この本は、ジャズが好きな人、といよりは、 ジャズシーンや、ジャズ評論に関心がある人向けの内容です。 ジャズ評論家の立場から見た 現代ジャズシーン。 というより、現代ジャズ評論シーン。 ウィントン・マルサリスの音楽が“つまらない”理由も、 まあまあ納得。 ジャズの歴史…

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