Absence メロディ・ガルドー

最初にジャケット見たときは、 洋楽ポップスの新譜かな?と思ったんですが、 あるいは、ジャズだったらヴィーナスレコードかな? ……とも思ったんですが、 メロディ・ガルドーの3作目でした。 個人的には、やはり、 ジャズっぽいフレヴァーに満ちている デビューアルバムが好きなのですが、 ボサノヴァや、サンバ、タンゴなど 南米音楽の要素を取り入れた本作も、 …

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ニッポン・ソウル キャノンボール・アダレイ

キャノンボール・アダレイ・セクステットが 来日した時のコンサートの模様が収録された『ニッポン・ソウル』。 さて、《ニッポン・ソウル》はどんな曲かというと? 特に、日本の「よな抜き旋律」などを意識したものではなく、 キャノンボールの文脈における、 キャノンボールならではの大らかな曲調、そして演奏です。 無理して日本っぽくしようとしていないところが かえ…

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リユニオン・ブルース オスカー・ピーターソン&ミルト・ジャクソン

Reunion Blues/Oscar Peterson & Milt Jackson 溌剌、爽快! ミルトとピーターソンの『リユニオン・ブルース』。 久々に聴きましたが、 やっぱりいいですね。 冒頭の《サティスファクション》が始まって 数秒後には、鬱な気分が一新されることでしょう。 音も鮮やかな輪郭で、パワフル。 たっぷり「陽」のエネ…

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コンファメーションの秘密

ずいぶん昔に書いた チャーリー・パーカーの《コンファメーション》についての考察のようなものを加筆修正しました。 ▼こちらです コンファメーションで気づいたパーカーの秘密 やっぱり、この曲は、 ビ・バップ、ハード・バップを演る者にとっては、 教科書のようなものですね。 受験英語でいえば、 文型の学習であり、構文の暗記であり、 英文法の基礎習得に値す…

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エヴァンスとともに過ごす休日の提案

エヴァンス好きの休日の過ごし方の提案。 ヴィレッジ・ヴァンガードのライヴの 「コンプリート盤」を通し聴きする! ベースがスコット・ラファロ、 ドラムスがポール・モチアンの時のトリオのライヴね。 この時期のエヴァンスは、 ヴィレッジ・ヴァンガードでライブを行い、 3枚のアルバムとして編集されて出ています。 『エクルプロレーションズ』 『ワルツ・フォ…

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サン・ラー入門 スペース・イズ・ザ・プレイス

私は、その昔、YMOやクラフトワークを聴いて、 シンセサイザーってすげぇ!と思いました。 未来の楽器だぁ! と。 シンセにも色々な種類があって、 当時は、プロフェット5や、アープ・オデッセイなどの機種がありました。 とても高価で、小学生の私にとっては 家を買うことぐらい実感の沸かない値段でしたが、 なぜか機種名と音色の特徴はなんとなく把握してい…

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ソウル・ステーションのウイントン・ケリー

ハードバップ・ファンにはお馴染み、 ハンク・モブレイの『ソウル・ステーション』。 テナーサックスのワンホーンアルバムゆえ、 ハンク・モブレイの良いところをたっぷりと味わえる 素晴らしいアルバムです。 このアルバムの出だしの《リメンバー》が特に好き。 そう感じているジャズファンの方は、 きっと私だけではないと思います。 モブレイのリラックスした円…

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エリック・ドルフィーの変遷

特徴あるエリック・ドルフィーの吹奏スタイル。 唯一無二の非常に特徴的なフレージングです。 一度彼の表現スタイルがインプットされてしまえば、 一聴するだけで、誰もがエリック・ドルフィーだと認識できるでしょう。 しかし、彼の特徴あるスタイルも、 活動期間の初期と後期とでは随分と違います。 たとえば、『アウト・ゼア』と、 『アウト・トゥ・ランチ』とでは、 音色とニュ…

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ウォルター・デイヴィスのパウエル的なピアノ

我々の多くが耳に馴染んでいる ウォルター・デイヴィスのピアノの音って、 ジャズ・メッセンジャーズでのピアノや、 ブルーノートの『デイヴィス・カップ』のピアノだったりします。 いずれも、管楽器入りの編成の中でのピアノですね。 では、ピアノトリオになると? 意外なことに、かなりバド・パウエル。 いや、もうそっくりそのまんま、 バド・パウエルのコピーといってもい…

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クリフォード・ブラウンが弾くピアノ

トランぺッターではありますが、 クリフォード・ブラウンはピアノもうまい! エリック・ドルフィーの自宅で ブラウニーが弾いたプライベート録音を聴いていると、 ごくごく初期のホレス・シルヴァーに 似ているところも散見されるんですよね。 ということは? やはり、ピアノ面においては ブラウニーもパウエルの影響を受けているんですね。 シルヴァーの初…

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インターモジュレーション ビル・エヴァンス ジム・ホール

ボキャブラリーは豊富なんだけど、 ひけらかすような話し方は一切しない2人のインテリ。 ビル・エヴァンスとジム・ホール。 この2人の賢者が温厚な表情で穏やかに、 しかしながら、本質的を突いた会話をすると、 このような音が生まれるんでしょうね。 Intermodulation ▼収録曲 1. I've Got You Under My Skin 2. My Ma…

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キャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴ

『キャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴ』。 このアルバムをキャノンボールのベストに挙げる人も多いですね。 選曲もバラエティに富み、 流れにもメリハリがあり、 一瞬たりとも飽きずに最後まで聴きとおせる好アルバムです。 ウイントン・ケリーのピアノの好サポートが効いているのかもしれません。 まさに「火」ですね。 やつはタバコに火をつけるライター(マ…

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パーシー・ヒース

ポール・チェンバースのベースのスタイルも、 さらに、ロン・カーターのベースのスタイルも、 結局のところ、源流をたどると、 パーシー・ジョーンズに行き着くんですよね。 そのことに関して、「カフェモンマルトル」に 詳しくいろいろと書いてみました。 ▼こちらです パーシー・ヒースこそ、モダンジャズベースの教科書 オーソドックス、かつ地味な印象をぬぐえないベースゆえ、…

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マーク・ターナー レイズ・オブ・ヘヴン

マーク・ターナーの初リーダー作『レイズ・オブ・ヘヴン』。 なかなか力強いテナーサックスです。 そして、ピアノやギターのような コード楽器のない、 なかなか硬派なフォーマット。 ドラムにベースのリズムセクションに、 フロントは、マーク・ターナーのテナーと アヴィシャイ・コーエンのトランペットの2管。 このカルテットが繰り出すサウンドは、 一聴、…

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チャーリー・ヘイデン入門

Segments/Charlie Haden 昨年の夏に惜しくも亡くなられた 名ベーシスト、チャーリー・ヘイデン。 彼が参加したアルバムの数は膨大です。 晩年はデュオ作品も多く出していて、 どれから聞いていいのかわからない人も多いのではないかと思います。 オーネットやドン・チェリー、ガトー・バルビエリのような いわゆるトガッたサックス吹きの伴奏も数多くやって…

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CD整理法

ジャズ聴きが必ず行き当たる悩み。 それは、 増殖してゆくCD、もしくはレコードの整理。 皆さんはどうされていますか? 私の場合は、ビニールのCDケースを使用しています。 15年以上前から。 以前アップしたCD整理法をリニューアルしました。 よろしければご覧ください。 ▼こちらです。 雲流CD整理法

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セシル・テイラーの音楽

現在、私の個人サイト「カフェモンマルトル」を 新しいURLに引越し作業中です。 その中で、ホームページ立ち上げ初期に書いた 「セシル・テイラーについて」のテキストを見つけて、 読んでみたら、 15年ぐらい前に書いたにもかかわらず、 まったく、私の「セシル観」が変化していませんでした。 今でも、セシル・テイラーに対しての思いは まったく変わっていません。 …

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ジャズ・メッセンジャーズ LIVE IN JAPAN 1961

『ライヴ・イン・ジャパン』 これを聞かずして、 アート・ブレイキー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズを 語るなかれ! そう、強気に出ても まったく大丈夫なアルバムです。 2枚組。 全演奏、高濃度、高密度、高エネルギー! ショーターにモーガン。 最強のフロントかもですね、歴代ジャズメッセンジャーズの中でも。 私は、61年の来日…

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レミニシン ジジ・グライス

なにげ優良ジャズマンによる、なにげ名盤。 ジジ・グライスの『レミニシン』。 くつろいだ気分でジャズを聴こうと思った際、 さて、どのアルバムを聴こうか?と悩むことはありませんか? ウェス参加をかければハズレなし、 あるいは、 ミルト・ジャクソン参加のものをかければ間違いなし、 ……など、 人によって選択基準があるとは思いますが、 その中の一枚に、これを加えては如何…

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ザ・ランプローラー リー・モーガン

リー・モーガンといえば、『ザ・サイドワインダー』のほうが、 このアルバムよりも有名なのはどういうわけなんでしょう? 内容、というか、 全体的なカッコ良さは、 断然『ザ・ランプローラー』のほうが上だと思うんですけどね……。 《サイドワインダー》は、 「ジャズロックのはしり」という 活字的なトピックスがあるぶん、知名度が高くなっちゃっているのかな? でも、こちらも負け…

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