ジャズ・アット・オバーリン デイヴ・ブルーベック

Jazz At Oberlin/Dave Brubeck クラシック、現代音楽。 ブルーベックのバックグラウンドがよくわかるアルバムです。 ポール・デスモンドの美しい音色のアルトサックスが、 かえってクラシック的な格調高さを出しているんですよね。 ブルーベックが他のジャズピアニストと違う点、 特異な資質、リズム感が たとえば《スター・ダスト》のような誰もが知…

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ヒューストン・パーソン ジャスト・ビトウィーン・フレンズ

ヒューストン・パーソン、けっこう好きなんですよね。 ソウル、リズム&ブルース系のナンバーをブロウするのが得意な彼ですが、 では、誰もが知るスタンダードナンバーを彼がテナーで吹くと? それも《ダーン・ザット・ドリーム》や、 《アローン・トゥゲザー》のようなバラードを。 そのこたえが『ジャスト・ビトウィーン・フレンズ』。 結論から言うと、良い!…

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ダイアン チェット・ベイカー

Diane/Chet Baker 耽美、耽美。 でも暖かい。 チェット・ベイカーとポール・ブレイのデュオです。 すべてが包み込むような暖かさと優しさ。 ポール・ブレイ特有のトゲトゲしたピアノも息を潜めています。 よってマイルド、暖かい。 チェット・ベイカー、若い頃の勢いはないけれど、この微妙にヨレた感じも、なんともいえぬ味わいです。 …

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ホレス・パーラン ミュージカリー・ユアーズ

Musicaly Yours/Horace Parlan やっぱり、ホレス・パーランのピアノはいいねぇ~。 彼の重く、ほんのりダークなタッチで奏でられる 有名曲の数々。 アローン・トゥゲザー、 メモリーズ・オブ・ユー……、 ルビー・マイディア……、 そして、ナルディス……。 うーん、どれもが染みる、染みる。 コーヒーとパーランが似合う秋になっ…

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クリエイション キース・ジャレット

Creation/Keith Jarrett キース・ジャレット70歳。 最近のピアノソロライヴの「いいとこどり」集大成。 「いいとこどり」⇒選曲は、キース自身です。 あいかわらず美しいピアノの音色、旋律は、 よりいっそう磨かれてきている、 というよりは、すでに悟りの境地? 個人的には『ケルン・コンサート』よりも好きですね。 ◎収録曲 …

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バド・パウエル・イン・スカンジナヴィア

Bud Powell in Scandinavia/Bud Powell おお~! これは貴重な音源! どれもが後期パウエルの音源では聴いたことのあるナンバーばかりかもしれませんが、(でも《異教徒たちの踊り》は珍しい?)パウエルファンとしては、やっぱり聞き逃せない。 パウエル・ファン必携ですな! 限定999枚シリアル番号入りです。 ◎収録曲 1. …

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上原ひろみの『ブレイン』

Brain/上原ひろみ 以前、このブログのラジオ版の「上原ひろみ特集」でジャズブロガーのいっきさんをお招きした際、二人が持ち寄った「上原ひろみ・イチオシ曲」が二人とも『ブレイン』の曲からでした。 本当は、幅広く色々なアルバムから様々な曲を紹介すべきだったのかもしれませんが、 二人が捕えている「上原ひろみ観」が極端な振り幅の中においての一致を見たので、それはそれで…

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ドキシー アキコ・グレース

Graceful Vision/アキコ・グレース アキコさんが奏でる《ドキシー》。 ロリンズ作曲のファンキーナンバーが、 こうも凛と美しい佇まいの 格調高い演奏に生まれ変わっていますが、 かなり原曲のメロディから離れているため、 なかなか《ドキシー》の面影が見出せませんでした。 ラスト付近のメロディを聴いて、 「おおドキシー!」 そんな感じだった…

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シダー・ウォルトン・トリオ/シダー・ウォルトン

Ceder Walton Trio 最近CD化されて発売されたシダー・ウォルトンのトリオです。 アルバムタイトルは、そのまま『シダー・ウォルトン』。 ドラムスがビリー・ヒギンスで、ベースがデヴィッド・ウィリアムス。 オーソドックスかつ堅実なリズムセクションですね。 ジャケットは、あまりそそらないデザインだけれども、シダー・ウォルト…

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カーティス・フラーの《ブルー・ボサ》

Meets Roma Jazz Trio/Curtis Fuller カーティス・フラーが奏でる《ブルー・ボサ》。 トロンボーンが《ブルー・ボサ》を奏でると、なかなか味わい深いコクが生まれてきますね。 1982年、イタリアはローマでのライヴです。 《ブルー・ボサ》もいいけれど、個人的には《アフタヌーン・イン・パリ》がいいですね。 この曲の旋律は、まる…

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テテ・モントリュー 1977年オランダでのライブ

Secret Love/Tete Montoliu テテ・モントリューの『シークレット・ラヴ』。 1977年、オランダでのライヴ盤です。 ベースがサム・ジョーンズ、 ドラムスがビリー・ヒギンズ。 もうリズムセクションだけでも最高ですね。 テテの疾走感あふれる「お手々」は、時折、「なんでこのタイミングでこの加速、そしてこのフレーズ?!」というようなド…

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カインド・オブ・パウエル

Kind Of Brown/Bud Powell 『カインド・オブ・ブルー』ではなく、 『カインド・オブ・パウエル』。 うーむ、古いようで新しいゾ。 最近は、ジャズ・ジャイアンツの『カインド・オブ』シリーズが、色々と発売されていますね。 クリフォード・ブラウンの『カインド・オブ・ブラウン』なんざ、 もろ、クリスチャン・マクブライドのアルバム名ではな…

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エリック・ドルフィーのスピード感と跳躍力

カセットテープを再生するデッキを 先日秋葉原の「ラジオ会館」5Fで 中古で買ってからというものの、 一日中、カセットに録音された音楽ばかりを聞く日々です。 (まだ2日目だけど) 特に80年代から90年代にかけての、 「ニューミュージック」や「洋画」など、 懐かすうぃ〜い音楽を聴いて 身も心まで懐かすぅい〜い状態なのですが、 カセットといえば、 私は中学…

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セシル・テイラーの『ユニット・ストラクチャーズ』

フリージャズの代表的ピアニスト、セシル・テイラーの『ユニット・ストラクチャーズ』評をアップしました。 ▼こちら ユニット・ストラクチャーズ/セシル・テイラー セシルの作品の中では、「難易度」の高い位置づけのアルバムかもしれません。 しかし、いったんアンサンブルの「カラクリ」のようなものに気付いてしまえば、一気に「難解」だと思っていた気持ちが溶解し、こちらの脳の中に…

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ブルーノートのソニー・クラーク・トリオ

Sonny Clark Trio/Sonny Clark ブルーノート盤の『ソニー・クラーク・トリオ』評を加筆しました。 ▼こちらです。 http://cafemontmartre.tokyo/music/sonny_clark_trio/ このアルバムが持つ大きな魅力は、 クラークのピアノのタッチはもちろんのこと、 忘れてはいけないのは、 …

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スタン・ゲッツ『スウィート・レイン』評

Sweet Rain/Stan Getz スタン・ゲッツの『スウィート・レイン』評をアップしました。 ▼こちらです。 http://cafemontmartre.tokyo/music/sweet_rain/ チック・コリアが良い、 チック・コリアが良い、 チック・コリアが良い、 チック・コリアが良い、 とばかり言われているアルバムですが、 ドラ…

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スティーヴ・コールマン『ブラック・サイエンス』

スティーヴ・コールマンの『ブラック・サイエンス』。 ああ、そういえば そんなアルバムあったよね〜。 そんな感じで、なんとなく、 ジャズの歴史の中の記憶に埋もれていっているような気がするアルバムなんですが、 皆さんはいかがでしょうか? 変拍子や、プレイヤーの即興依存に陥らないユニークなアンサンブルなど、 コールマンがM-BASE派とともに打ち出した…

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秋の気配を感じたら フレディ・レッドの『シェイズ・オブ・レッド』

Shades Of Redd/Freddie Redd あっという間に9月。 夏の汗ボタボタだった日々は、はるか過去の話になってきつつあります。 少しずつ秋の気配が感じられる今日のような日は、フレディ・レッドの『シェイズ・オブ・レッド』を聴いて、熱い演奏の中に漂う「切なさ」も味わってみましょう。 特に1曲目が良いんだな~。 『シェイズ・オブ・…

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コルトレーンの《アセンション》は、やっぱりフリージャズじゃなかった

Ascension/John Coltrane ジョン・コルトレーンの『アセンション』評を加筆しました。 ▼こちらです。(・∀・)b http://cafemontmartre.tokyo/music/ascension/ 小川隆夫さん・著の本を読み返していたら ジャズマンはこう聴いた!珠玉のJAZZ名盤100 このレコーディングに参加していた …

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