ヴィジテーション サム・ジョーンズ

Visitation/Sam Jones もちろん音楽も良いのだけれど、まずはジャケットに惹かれてしまうアルバムなんですね。 このアングル、このサムの表情。 そして、しなやかで長い指。 もう生まれる前からベーシストってな感じの空気が醸し出まくっており、こんな素晴らしい表情でベースを弾くことなんて、アタシだったら3回死んでも無理無理無理って感じですな。 肝心な「音」の…

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ジョー・ミーツ・ザ・リズム・セクション ジョー・ヴァン・エンキューゼン

Joe Meets The Rhythm Section/Joe Van Enkhuizen オランダのテナー奏者、ジョー・ヴァン・エンキューゼンがホレス・パーラン・トリオと共演したアルバム『ジョー・ミーツ・ザ・リズム・セクション』。 重くてアーシー、そしてキレとコクのあるホレス・パーランのピアノは、アルヘア・ウッドのドラムと、ジョージ・タッカーのベースが一番の相性だと思って…

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ディナー・ミュージック カーラ・ブレイ

Dinner Music/Carla Bley カーラ・ブレイといえば……。 近寄りがたいコワモテ女子。 たしかフリージャズ方面の人たちとも交流があったよね? アンサンブルも構築的で固そうな感じ? カーラ・ブレイを「聴かず嫌い」の人が抱きがちなイメージは上記の如くだと思うんだけど、そのような人ほど、一度『ディナー・ミュージック』を聴いてみましょう。 …

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2015年ベストアルバム発表! ジャズ批評2016年3月号

ジャズ批評2016年3月号 じゃじゃ~ん! 2015年の「マイ・ベスト・ジャズ・アルバム」特集の『ジャズ批評』が発売されましたね。 じゃじゃ~ん! 表紙を飾るのはキアラ・パンカルディです。 これは店頭で目立つ! じゃじゃ~ん! もちろん「ジャズオーディオ・ディスク大賞2015」も掲載されております。 じゃじゃ~ん! もはや高齢、……

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小川隆夫氏の新刊と、ブラウニーのチェロキー

ジャズメン、ジャズを聴く/小川隆夫 速いパッセージを淀むことなく、 スラスラと吹けること。 力強く、かつ滑らかに吹かれるクリフォード・ブラウンのトランペットを聴くたびに、なんて流麗かつメロディアスなんだろうと嬉しい気分になってしまうのだけれども、ブラウニーの凄さは、それだけではなく「ビッグトーンで」淀みなく速いパッセージを吹き抜けること。 これ、トランペットという…

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モーメンツ・ノーティス チャーリー・ラウズ

Moment's Notice/Charlie Rouse 自由闊達なチャーリー・ラウズのテナーを聴け! どうも、セロニアス・モンク・カルテット時代にフロントでフゴフゴと同じようなフレーズを繰り返しがちなラウズのプレイって、すごく狭い部屋の中でもがいているように感じるんですよ。 表現におけるダイナミクスの振幅が少ない。 だから、マンネリといわれるのも、ある意味仕方のな…

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ムーヴィン・ハウス ミケーレ・ポルガ

Movin' House/Michele Polga ショーターや、ジョーヘン。 特に、ジョーヘン(ジョー・ヘンダーソン)。 イタリアのミケーレ・ポルガのテナーは、いわゆる、ジャズサックスの歴史の中で、ポスト・コルトレーンと呼ばれた上記2名の重量級テナーサックス奏者の非凡なメロディ感覚やフレージングをかなり研究して自家薬籠中の物にした形跡アリ。 もちろん、漂うテイ…

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パリ・ブルース ホレス・シルヴァー

Paris Blues/Horace Silver ホレス・シルヴァーのライヴ盤! といえば、真っ先に思いつくのがブルーノートの『ドゥーイン・ザ・シングズ』だと思うんだけど、じゃあ他には? ……となると、 あとはアート・ブレイキーのメッセンジャーズ時代のライブ盤(これもブルーノートで、バードランドとかカフェボヘミアとか)ぐらいしか思いつきません。 しかし! …

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ライヴ・アット・ダグ 完全版 バリー・ハリス

Live At Dug/Barry Harris 腰のすわったピアノだ。 こちらも、腰を据えてじっくり聴くと、あっという間に時間が過ぎてゆく。 貫禄? それともピアノの音に宿る年季? 1995年、新宿の「DUG」でライヴ。 ベースが稲葉国光。 ドラムスが渡辺文男。 1996年に発売され、長らく廃盤になっていたライヴ盤がデジタルリマスタリングで蘇…

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グランド・マックス チャールズ・トリヴァー

Grand Max/Charles Tolliver 最近のジャズは、皆、上手だし、舌を巻くほどテクニカルだし、 本当、ジャズの「演奏技術」はメチャクチャ進化しているよな~ などと思いつつも、 でも、なんか、アレなんだよね、 微妙に、なんかが足りない、 ガッツというか、覚悟というか、 すごく精神論的な言葉しか思い浮かばないんだけど、 要するに、フニャチンというか、…

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ライツ・アウト ジャッキー・マクリーン

Light Out!/Jackie McLean プレスティッジのマクリーンは、正直、ハードバップ好きにとっては、どれもが似たような感じ、いや失礼!どれもが、素晴らしいのですが、この『ライツ・アウト』も同様で、マクリーン好きは是非とも持っていたい逸品ですね。 どうして、プレスティッジのマクリーンがいいのかというと、どの演奏も、というかほとんどすべてが、熱血か哀愁、あるいは、熱血と…

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コンプリート・ブッカー・リトル

Complete Recordings/Booker Little おいおい、なんてこった。 ブッカー・リトルのリーダー作、 『ブッカー・リトル4・アンド・マックス・ローチ』、 『ブッカー・リトル』、 『アウト・フロント』、 『ブッカー・リトル・アンド・フレンド』の4枚分の曲が収録された2枚組が2000円もしないなんて。 昔に比べて今は良い時代になってきましたな。 …

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ペン・オブ・クインシー ソニー・スティット

Pen Of Quincy/Sonny Stitt ソニー・スティットは、 それほど好きなアルト奏者ではないんだけれども、 このアルバムが好きなのは、 おそらくは選曲とアレンジの良さ、 そして、そのお膳立てに乗っかって 気持ちよく吹くスティットに魅了されるからなのかもしれない。 ▼収録曲 1. マイ・ファニー・ヴァレンタイン 2. ソニーズ・バニー 3. …

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ジルベルト・ウィズ・タレンタイン

Gilberto with Turrentine タイトルを見るだけだと、「おっ!ゲッツの次は、今度はテナーサックスにスタンリー・タレンタインを迎えてのジャズテイスト溢れるボサノバアルバムか?!」って思うかもしれないんだけど、ちょっと違うんだよね。 同じテナーサックス、同じスタン(スタンリー)でも、アルバムのテイストはまったく違う。 アストラッド・ジルベルトとスタンリー・タ…

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ライヴ・アット・ザ・キーストンコーナー テテ・モントリュー

Live At The Keystone Corner/Tete Montliew テテが、ベーシストにハービー・ルイス、ドラマーにビリー・ヒギンスを従えたトリオ演奏。 場所は、サンフランシスコの「キーストンコーナー」。 テテのピアノは、スティープルチェイスから出ている数々の演奏を聴けばお分かりのとおり(オススメは『テテ』!)、非常にエネルギッシュかる流麗なのですが、それに…

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ルグラン・ジャズ ミシェル・ルグラン

Legrand Jazz/Michel Legrand 私はそれほど、このアレンジが優れているとは思わない。全体的に平凡だ。 (ジョージ・ラッセル) 演奏? そんなに面白くなかったな。 用意された譜面を吹いて、ソロを取っただけだ。 (マイルス・デイヴィス) このサウンドには影響は受けなかった。 そういうものかと思った程度だ。 (ギル・エヴァンス) 「…

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オスカー・ピーターソン・トリオ・プレイズ

Oscar Peterson Trio Plays/Oscar Peterson 『ウィ・ゲット・リクエスト(邦題:プリーズ・リクエスト)』が好きな人にオススメ! ⇒『オスカー・ピーターソン・トリオ・プレイズ』 有名曲が目白押し! 《リル・ダーリン》もあるよ。 《シャイニー・ストッキングス》もあるよ。 《フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン》もあるよ。 《…

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ヒア・カムズ アール・ハインズ

Here Comes/Earl Hines アール・ハインズの『ヒア・カムズ』。 《バーニーズ・チューン》を聴いてみよう。 強靭にうごめくエルヴィン・ジョーンズのブラッシュワークがまずは気持ち良い。 そして、同様にこれまた強靭! リチャード・デイヴィスの粘るベース。 このドラムとベースが形作るリズムだけでも聴けてしまうのに、これに乗っかるハインズのピアノも力強…

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チェック・アウト・タイム オーネット・コールマン

Love Call/Ornette Caleman オーネット・コールマンの『ラヴ・コール』収録の《チェック・アウト・タイム》。 オーネットに次ぐデューイ・レッドマンのテナーサックスソロから俄然演奏が面白くなる。 加速してゆくリズム。 エルヴィンのシンバルワークがより一層鋭くシャープになってゆく。 鋭利なシンバルに、デューイの怪獣のような咆哮。 独特なムー…

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Northsea Nights ジョー・パス&ニールス・ペデルセン

Northsea Nights/Joe Pass & Niels-Henning Orsted Pedersen 饒舌なペデルセンのベースが、かえってジョー・パスのギターの味わい深さを引き立てているのかもしれない。 それにしても、この2人、なんたるテクニシャン。 ギタリスト⇒口あんぐり w(゚ロ゚;w ベーシスト⇒口あんぐり w(゚ロ゚;w これ聴いて、…

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