In Serch Of The Memory/Gato Barbieri
今月、4月2日にこの世を去った、テナーサックス奏者のガトー・バルビエリ。
彼に寄せる追悼原稿を、奄美大島の高良俊礼氏よりいただきましたので、「カフェモンマルトル」に掲載いたしました。
▼こちらです
追悼:ガトー・バルビエリ
初期のアルバム『イン・サーチ・オブ・ザ・メモリー』について書かれておら…
The Last Sessions/Lee Morgan
ジャパンのフレットレス奏者である故・ミック・カーン。
私は彼の特徴的なベースが大好きで、だからこそベースを始めたということがあるんですけれども、とにもかくにもミック・カーンのベースは独特なんですよ。
フレットレスの特性を活かした大胆なスライドや、音程を揺らすような奏法。
さらに、ヴォーカルのメロディに張り合うか…
Bill Evans at Town Hall
『アット・タウン・ホール』で味わうことが出来るビル・エヴァンスのピアノの表情は、他のアルバムにはないニュアンスをたたえていると思います。
もちろん出てくるフレーズやハーモニーは、いつものエヴァンスと変わることはないのかもしれませんが、音の勢いというか表情ね。
悲しみと怒りがないまぜになっているような、そしてそのような感情が…
I Walk a Little Faster/Chiara Pancaldi
最近注目のジャズ・ヴォーカリスト、
キアラ・パンカルディの新作。
サイラス・チェスナット(p) 、
ジョン・ウェバー(b) 、
ジョー・ファンズワース (ds)
この面子だけでも、聞いてみたくなりませんか?
▼収録曲
1. Wouldn't It Be Loverly
…
My Conception/Sonny Clark
ソニー・クラーク好き、というよりは、ハードバップ好きは、ぜひとも持っていたい素晴らしい1枚です。
ドラムスでいえば、アート・ブレイキーがドラムを叩いているセッションと、後半の3曲はピート・ラロカが叩いているセッションと分かれてはいますが、ハードバップのオイシさは薄れることはまったくないのです。
特に、やっぱりカナメとなるの…
Flight To Denmark/Duke Jordan
長年、デューク・ジョーダンの「フライト」がつくアルバムは、有名な『フライト・トゥ・デンマーク』(スティープル・チェイス)よりも、『フライト・トゥ・ジョーダン』(ブルーノート)のほうが、断然ジャズっぽいと思ってました。
もちろん、今でも思っています。
フライト・トゥ・ジョーダン
骨太、ドッシリ、…