ミスティ/山本剛

Misty/山本剛 《ミスティ》という名曲は、 演奏者を選ぶ曲だと思う。 弾いて良い人、 歌ってよい人。 残念ながら その逆の人が多かったりするのは、 あまりに曲の「世界」が完成され過ぎているから、 よほどの表現力がないと 結局、曲にからめとられてしまうということなのでしょう。 弾いて良い人ナンバーワンは、 もちろん、作曲者のエロール・ガーナ…

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コルトレーンとドルフィーの《マイルス・モード》

The Complete 1962 Birdland Broadcasts/John Coltrane ジョン・コルトレーン・カルテットに エリック・ドルフィーが参加したライヴ、 『バードランド1962』。 久々に《マイルス・モード》を聴いたんだけど、 こりゃすげー! コルトレーン、ブロブロ吹きまくり! さらに後発のドルフィーのソロは、 もうこりゃ完全に高…

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アメリカの空/オーネット・コールマン

Skies Of America/Ornette Coleman オーネットの曲に、 オーネット自らが編曲し、オーケストラと共演した作品です。 オーネットによるオーケストレーションは、 子どもがクレヨンで単純なデッサンを 違う色を何重にも塗り重ねているような 無邪気な絵を連想してしまう。 骨格も輪郭も太い。 稚拙ではないのだけれども、 決して巧みなア…

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『トリビュート・トゥ・セロニアス '64』の《ウェル・ユー・ニードント》

Tribute To Thelonious '64 バシン! ピキン! まるでピアノの弦の上を、 ハンマーで直接殴りつけるかのようなピアノの音。 バド・パウエルのエキサイティングなピアノの打鍵音が 心臓にズキズキ迫ってくる。 パウエルが敬愛していたセロニアス・モンクの代表曲《ウェル・ユー・ニードント》。 彼が演奏した音源はいくつかのアルバムに封印されていま…

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ルッキン・アット・モンク/ジョニー・グリフィン&エディ・ロックジョウ・デイヴィス

Lookin At Monk/Johnny Griffin & Eddie "Lockjaw" Davis テナーバトルのアルバム! 登場するは、ブリブリテナー吹き2人。 ジョニー・グリフィンとエディ・ロックジョウ・デイヴィス。 で、ルールは「モンクしばり」。 つまり、セロニアス・モンクの曲だけで、 いっちょテナー合戦しましょうや、って感じ。 グリフィン…

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ハート・ドロップス/ヴィンス・ベネディッティ

Heart Drops/Vince Benedetti ダイアナ・クラールが参加している トロンボーン奏者、ヴィンス・ベネディッティのアルバム。 彼女目当てで買ったにもかかわらず、 実際に聴いてみると、 ヴィンスのトロンボーンにも魅了されてしまった! ……という人、多し。 もちろん、ダイアナの歌も堪能することができます。 (・∀・)b …

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晴れた冬の日に《ジャコ・レゲエ》

Stuttgart Aria/Jaco Pastorius & Biréli Lagrène 晴れた12月の冬の日。 カラッと晴れた空。 午後。 『シュトゥットガルト・アリア』の《ジャコ・レゲエ》が気持ちよく鳴り響いていました。 クリアな音、 バランスの良い演奏。 ほとんど、スタンダードの《柳よ泣いておくれ》ですが、 このホンワカとした感じ…

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