限りなき探求 ミロスラフ・ヴィトウス



急激な変動を続ける国際社会!

そんなワールドワイドな緊迫感を音楽で表現するのであれば、
ミロスラフ・ヴィトウスの『限りなき探求』でしょう。

特に1曲目の《フリーダム・ジャズ・ダンス》。

なんかヤバい。

いや、かなりヤバい雰囲気。

リーダーのヴィトウスの脈打つベースはもちろんのこと、
ハービー・ハンコックのエレピも、
ジョーへンのテナーサックスも、
マクラフリンのギターも、
なんだか全員が、揃いもそろって、
巨大な危機感を一身に背負って楽器を鳴らしているかの様相。


さらに、より一層、その緊迫感に拍車をかけているのが、
ジャック・ディジョネットのドラミングでしょう。


シンバルの乱打。

風雲急を告げる
ただごとではない非常事態に
拍車をかけるかのような
スケール大きなドラミング。

昭和44年の録音ではありますが、
この時に発せられた警報は、
平成27年の現在も耐えることなく
緊張感をたたえて鳴り響き続けているのです。


限りなき探究限りなき探究

▼収録曲
1. フリーダム・ジャズ・ダンス
2. マウンテン・イン・ザ・クラウズ
3. 顔色が悪くなる時
4. 限りなき探求
5. テル・ヒム・オン・ユー
6. エピローグ
7. チェレチカ <オリジナルLP未収録曲>


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限りなき探求/ミロスラフ・ヴィトウス

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