松本茜 ピアノ タッチ

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以前、こちらの記事にも書きましたが、

ジャコ・パストリアス奏法 「ドナ・リー」1曲マスター

やっぱり、音価や、微妙なアーティキュレーションの違いだけで、
同じ内容に弾かれた旋律も、
野暮ったくもなるし、
カッコ良くもなるものです。


あと、演奏者が持つ「リズム感」の違いでも、
ずいぶんと、楽曲に吹き込まれる生命力は変わってきますね。


ミュージシャンが引いている内容(フレーズ)や、
切り口(バップ、モード、フリー、リハーモナイズ、アレンジ……など)などに
注目して鑑賞することは、
たしかにジャズを聴く楽しみの一つではありますが、

それ以前に、

楽器を演奏する人が
もっとも注力するであろう
音のニュアンス、
音色などの側面に、
もっと耳を傾けると、
さらにジャズ(に限らずクラシックなどもそうですが)鑑賞が
楽しくなってくると思います。


ピアノって、同じ楽器でも、
演奏者が違うだけで、
同じピアノを演奏していても、
まったく違った楽器に聞こえてしまうから不思議です。


ホレス・シルヴァーに、ホレス・パーラン、
バド・パウエルからハービー・ニコルス、アンドリュー・ヒルも
ルディ・ヴァン・ゲルダースタジオのピアノを弾いていたんですからね。

(それぞれ、みな違うピアノの音に聞こえる)


さて、最近のピアニストでは、
スピード感あふれるシャープな音色のピアニストが多いなか、
私は、松本茜さんのタッチと音色が私は好きなんですね。


非常に音が安定していて、
少なくとも上滑りすることがほとんどありません。
(デビューアルバムでは、多少上滑り箇所アリですが)


よーく耳を傾けると、
一音一音を大切に弾いていることが
とてもよくわかるピアノの音色なのです。

▼詳しくはこちらをどうぞ!
ジャズピアニスト・松本茜のピアノの「タッチ」にもっと注目しよう!

個人的オススメアルバムは
『プレイング・ニューヨーク』。

プレイング・ニューヨーク
プレイング・ニューヨーク

オリジナルナンバーは、
ホッとするような安心感を得られますが、
それを裏付けるのが、
彼女のピアノが持つ安定感なのです。


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