アヴェック・ユー 妹尾美里



妹尾美里さんの4枚目『アヴェック・ユー』。

アヴェック・ユー
アヴェック・ユー


再びピアノトリオのアルバムです。


で……、


よりピアノのタッチが繊細になった感あり。


ベーゼンドルファーのフラグシップ・モデル
モデル290インペリアルを弾いていることにも関係ある?!


冒頭の3秒後から、
あのメロディ、響きで、
すでに美里ワールドに引き込まれます。


個人的には、ベースもピアノも
単音連打中心の《Partire》が気に入ってます。


この単音ゴリ押し(?)メロディは、

アルバム『コンテンポラリー・リーダーズ』にて
《アイヴ・ファウンド・ア・ニュー・ベイビー》を打っ飛ばした
ソニー・ロリンズも仰け反る?!w( ▼o▼ )w

コンテンポラリー・リーダーズ+3
コンテンポラリー・リーダーズ+3



あえて旋律をシンプルにすることによって、
繊細な音色のニュアンスを表現しようとしたのでしょう。

ピアノのタッチの美しさが際立っています。


デビュー・アルバム『ローズ・バッド』以来、
メロディメイキングのセンスは、
変わることなく「美里節」。


ファンなら、一聴すれば、すぐにピンとくることでしょう。


ただ、個人的な好みを言えば、
アルバムを出すごとに、
1stの『ローズバッド』で感じられた重厚さが
アルバムを発表するごとに、
少しずつポップかつライトになってきちゃっているような気が。


イメージとしては、

酒→→→紅茶

夜→→→昼

新宿→→→丸の内


と、聴きたいシチュエーションが変化してきているというか。



ヘンな喩えになっちゃうかもしれないけど……、


華麗な夜の蝶が、

いつのまにか、

可憐で気品のある若奥様になっちゃってました、

……って感じ?? (;^_^A



1枚目から通しで聴くと、自身の揺るぎないスタイルを形成&確立してゆく過程として聴くこともできるので、「暗」の部分より「明」のパーセンテージがアップし、かつ透明感を増しつつある現在のピアノが美里さんの等身大の現在の「音」なんでしょうけど、たまぁ〜にでいいので、『ローズ・バッド』の《バタフライ》のような、優雅で攻撃的で、そして、まぎれもなく「妹尾美里デビュー!」を高らかに宣言するかのような前へ前へと出てくるような勢いあふれる、時に狂おしくむせかえるようなロマンスを感じさせるような、そんな情熱的な演奏もして欲しいにゃ〜と思うのはアタシだけですか? (6 ̄  ̄)ポリポリ

ローズバッド
ローズバッド



とはいえ、4枚目の『アヴェック・ユー』、
いずれにしても、ピアノ好き、
特にジャズファンでなくても(ジャズファンではないほうが?)
気軽に楽しく親しめるアルバムではることは間違いありません。


妹尾美里の『avec U』。

ネコ好きな可愛い女子たちに
たくさん聴いてもらいたいアルバムです。(=^ ◡ ^=)

アヴェック・ユー
アヴェック・ユー

▼収録曲
1. Viva Allevi
2. Partire
3. Licorne
4. plic ploc
5. U
6. Sommeiller
7. Ballon
8. Pavo
9. しろつめ草
10. Utango
11. Multicolore



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