デイヴィス・カップ ウォルター・デイヴィス Jr.


辛口か甘口かと問われれば、
けっこう甘口かもしれない。

ウォルター・デイヴィスの『デイヴィス・カップ』の
テーマ、そしてアンサンブルは。

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この『デイヴィス・カップ』について語った内容を
YouTubeにアップしました。




ウォルター・デイヴィス作曲のメロディを聴くと、
一瞬、「こんなにわかりやすくていいの?」
となるんだけれども、

ひとたびアドリブに突入すれば、
フロントの2管、
ドナルド・バードと
ジャッキー・マクリーンによる勢い溢れる演奏が、
その分かりやすくて甘いメロディに加熱処理を施し、

それ以前に、リズムセクションの
サム・ジョーンズとアート・テイラーが、
柔らかくもバネのある屋台骨を構築してくれるものだから、
ハードバップ特有の単に甘さに流されない「甘黒さ」が形成され、
それがなんともいえない楽しさと興奮を呼び覚まさせてくれるんですよね。

滅多に聴かないのだけれど、たまに聴くと、
とても楽しい気分になれる好盤なのです。





▼収録曲
1. 'S Make It
2. Loodle-Lot
3. Sweetness
4. Rhumba Nhumba
5. Minor Mind
6. Millie's Delight


レビューも書いています。

▼こちらです
デイヴィス・カップ/ウォルター・デイヴィス Jr.

テーマのメロディが、個人的にはあまり好きではないけど、さすがブルーノートのアルバムだけあって、アンサンブルに一体感があるので、そんあ私でも、最後まで、ちゃんと聴ける作品になってしまっているところがスゴイ。

最初に書きたいと思ったことは、この程度の内容だったんですが、書いているうちに、あれよあれよとどんどん長くなってしまい、気がつけば5000文字を突破してしまっていた(笑)。

マクリーンがいいです。
バードもいいです。

ウォルター・デイヴィスが作った曲を演奏しているため、
曲のツボを熟知している作曲者本人がピアニストであるということもあり、
彼の細やかなピアノのバッキングも良い感じです。

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