フロム・ニューヨーク アキコ・グレース


私がもつ80年代以降のロン・カーターのイメージは、
一部の例外を除くと一貫して

→ゆるゆる

なんですね。

しかし、アキコ・グレースのデビュー作『フロム・ニューヨーク』では、
珍しく(?)

→真剣

ぐいぐい押してくるピアノに負けじと、
気合いのはいったベースを弾いている。


余裕をかます余裕なく(?)
真剣に、かつ対等に一騎打ちをのぞんでいるかの様相。


この気持ち、少しわかります。


アキコ・グレースさんのピアノ、
強力なんですよ。


ぐいぐい。


以前、ラジオ番組の収録時に、
アキコ様と軽くブルースを数コーラスほどお手合わせ願ったのですが(アキコさんエレピ、私エレキベースでしたが)、とにかく「ぐいぐい」。


負けじ、遅れじとついていくのがやっとでした。
エレピでの軽いセッションでも、すんごい音の馬力。


もちろん、素人の私と、
プロで、しかも大ベテランのロン・カーターを比較するのもおこがましすぎるですが、あの超強力なドラマートニー・ウィリアムスとリズムセクションを組んでいたロンでさえも、真剣にさせてしまうピアノは、やっぱりすげぇ。


《デランシー・ストリート・ブルース》でドカン!とはじける、
力強いスピード感に興奮。


発売されたときは、かなり話題になったし、
ジャケ買いした人を「おお~!」といわしめたデビュー作です。


フロム・ニューヨーク
フロム・ニューヨーク
▼収録曲
1. ネヴァー・レット・ミー・ゴー(short version)
2. デランシー・ストリート・ブルース
3. アイヴ・シーン・イット・オール
4. ユー・ドント・ノー・ホワット・ラヴ・イズ
5. ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング
6. ラスト・スマイル・オブ・ユー
7. ヴォイス・オブ・ザ・スフィアー
8. インナー・コンフリクト
9. テクスチャー
10. マイ・フェイヴァリット・シングス
11. ネヴァー・レット・ミー・ゴー(full version)


この記事へのコメント

  • まつゆ

    あけましておめでとうございます。
    今年もレビュー楽しみにしております♪

    レビューを拝読してると、その音楽で何を感じるのか、凄くリアルに表現されてるので、
    雲さん自身、書く方だけではなく演奏の腕前もきっと凄いんだろうなと推察しております。

    このように実際に、大物プレイヤーと共演される機会があるのも、数々のプレイヤーの音楽を丁寧に紹介れているご褒美ですね。
    本当に音楽が好きなんだなぁ。と思います。
    雲さんのベース聴いてみたいです。

    私も頑張らなくては(笑)
    2013年01月06日 13:42
  • まつゆさん

    あけましておめでとうございます。
    コメントありがとうございました。
    これからも頑張りたいと思います。

    ベースのほうは、
    最近、ちょっと遠ざかってしまっていますね……
    リハビリしなくては、といつも思っているんですが、、、
    2013年01月06日 20:44
  • まつゆ

    あけましておめでとうございます。
    今年もレビュー楽しみにしております♪

    レビューを拝読してると、その音楽で何を感じるのか、凄くリアルに表現されてるので、
    雲さん自身、書く方だけではなく演奏の腕前もきっと凄いんだろうなと推察しております。
    このように実際に、大物プレイヤーと共演される機会があるのも、数々のプレイヤーの音楽を丁寧に紹介れているご褒美ですね。
    本当に音楽が好きなんだなぁ。と思います。
    雲さんのベース聴いてみたいです。

    私も頑張らなくては(笑)
    2013年01月07日 00:02

この記事へのトラックバック