Cecil Taylor『Looking Ahead』評



本日2011年6月9日より、ちょうど@年前の1958年6月9日に、セシル・テイラーはコンテンポラリー・レーベルに『ルッキング・アヘッド』を録音しました。

ルッキング・アヘッド / セシル・テイラー, アール・グリフィス, ビュエル・ナイドリンガー, デニス・チャールズ (演奏) (CD - 2011)
ルッキング・アヘッド

まだ4ビートの定型ビートの枠組みの中で表現をしていた頃のテイラー。

このアルバムの他のアルバムにはないユニークな音色の特徴は、なんといってもヴィブラフォンの参加でしょう。

幾何学的ななフレーズを奏でるアール・グリフィスのヴァイヴと、彼のバックでバッキングともソロともつかない複雑なピアノを弾くテイラーとのコンビネーションは、せわしなく形を変える万華鏡の中の極彩色な多角形を彷彿とさせてくれます。

知的興奮を味わえる1枚です。


この記事へのコメント


この記事へのトラックバック