Gabor Szabo『Gypsy 66』評

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Gypsy'66/Gabor Szabo


とにかく独特。

ガボール・ザボのギターは、パッと聴きではなかなかその味わいが分かりにくいものですが、少しずつ「ん? このギターって、かなり独特で面白いぞ」と気づいてくるはず。

彼の代表作『ジプシー66』は、渡辺貞夫もフルートで参加していて、比較的聴きやすいアルバムです。

ハンガリー出身のギタリスト、ガボール・ザボ。

おそらくは、凄いテクニシャンなんでしょうが、いわゆる速弾きや流れるように「ただ弾くだけ」という行為を潔しとしない美学の持ち主なのでしょう、一音一音に込めるニュアンスやアーティキュレーション、音の配列にはそうとうなこだわりや美学を持っていることが分かります。

決して分かりやすいギタリストではないかもしれませんが、個性ある味わいという点では、ザボは、かなりの高ランクに位置づけられるギタリストだと思います。




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