ウッドベース~ガット弦のメリット・デメリット

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今では、チャーリー・ヘイデンなどの一部のベーシストを除けば、ウッドベース(コントラバス)の弦は、スティール製のものが主流ですが、昔のジャズにおいては、ガット弦が主流でした。

たとえば、パーシー・ヒース、ポール・チェンバース、チャールス・ミンガス、オスカー・ペティフォードら、様々なジャズの名盤に参加しているベーシストが使っていたのはガット弦。

つまり、40年代、50年代の我々が頭の中で流れてくるいわゆるジャズの名演を支えている音は、ガット弦から発せられた音なのですね。

ガット弦の特徴としては、
良いところを挙げると、

1、暖かい音がする
2、太いサウンド


逆に、デメリットは、

1、(最近は)値段が高い
2、チューニングが狂い安い
3、音の立ち上がりが遅いので、スチール弦の感覚で弾くと、演奏時の意識の変革が必要

などなどです。

しかし、高価だったりチューニングの問題に目をつぶっても、ガット弦独特の包み込むような暖かいサウンドは何ものにも代えがたいものがあります。

ウッドベースをおもちの方は、試しに一度、ガット弦を張って弾いてみることをお勧めします。
テンションが違うため、弾くのに多少力がいるので(慣れれば力を抜くコツが分かってくるかもしれないけど)、スチール弦を弾くときとはかなり勝手が違うとは思いますが、この独特のニュアンスは味わってみる価値はあるでしょう。




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