ピアニスト中村尚子さんと小学校で「音育」


先日、江東区の区立第一大島小学校で、ピアニストの中村尚子さんと1年生の音楽の授業の枠を借りて「音育」活動を行ってきました。


しりとりから始まるアフリカのリズム、
トライアングルでの会話など、
尚子さんのユニークなアイデアと語り口に、子供たちの目はとても輝いていました。

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最近の若者たちはCDを買わないどころか、携帯の音楽ダウンロード数も昨年に比べると減少しているとのこと。

音楽が売れない、と嘆くのは簡単ですが、
音楽を感じ、楽しめる感性を持ち、
自発的に「やってみよう」「聴いてみよう」という体質を未来の子供たちが持つような感性の下地を育む教育を地道に行うことは今後の音楽業界(産業)においては必須かつ急務なことだと思います。


中村尚子さんは、先日は宮城県、そして、数年前より品川区などの小学校や幼稚園でも地道な音育活動で実績をあげていらっしゃいます。


このような活動が、今後はより広範に行われていかないと、将来、音楽は、教育を受けた本当に一部の人だけの嗜しみになってしまいかねません。


オジサンたちがノスタルジーで青春時代に聴いていた音楽を回顧するだけにとどまらず、中村尚子さんが奏でるピアノのように、今こそ五感に感じる音に触れ、その喜びや感覚を次の世代に伝えていかなくてはならないのではないかと思っています。


正確には、私は、中村さんのピアノは、ど真ん中の直球ジャズ!だとは思っていません。


しかし、ジャズの要素も感じられるが、もっと広い意味で、人間が持つ五感を静かに触発する音を静かに発するニュアンスに富んだピアニストだと思っています。


昨年発売された中村尚子さんの『新緑の中に雨が降っている』。


タイトル曲の、たった数音のモチーフに込められた微細かつ多彩なニュアンスに触れ、奥深い情感を味わうのも良いのではないでしょうか?
新緑の中に雨が降っている

新緑の中に雨が降っている

  • アーティスト: 中村尚子,古澤良治郎
  • 出版社/メーカー: インディーズ・メーカー
  • 発売日: 2009/06/03
  • メディア: CD



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