放送第82回「妹尾美里さんを迎えて~ミシェル・カミロほか」



本日より放送の「快楽ジャズ通信」は、ゲストにピアニストの妹尾美里さんをお迎えして、美里さんが大好きなミシェル・カミロや、美里さんの新譜『ラヴィ』についてなどのお話を伺いました。

今回は、放送でかけた曲を紹介します。

まず1曲目に美里さんのセカンドアルバム『ラヴィ』より《黒猫》。
ラヴィ

ラヴィ

  • アーティスト: 妹尾美里,鳥越啓介,加納樹麻
  • 出版社/メーカー: ディスク・ユニオン
  • 発売日: 2009/11/20
  • メディア: CD

猫が大好きな美里さんらしい曲です。美里さん自身も猫に似てます(笑)。

2曲目は、美里さんオススメのカミロのアルバム『ランデブー』より《フロム・ウィズィン》。
Rendezvous

Rendezvous

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SBME
  • 発売日: 2008/03/01
  • メディア: CD

ドラムがデイヴ・ウェックル、エレクトリック・ベースがアンソニー・ジャクソンの演奏。

アンソニーの硬く引き締まったベース音がセクシーです。小技も効きまくっています。
このようなエレクトリックベースと共演してみたいかどうか美里さんに尋ねると、「今はウッドベースのほうがいい」とのお返事でした。

お次は私のほうからお薦めのカミロの演奏。
スペインのギタリスト、トメティートとの共演『スペイン』よりタイトル曲です。
スペイン

スペイン

  • アーティスト: ミシェル・カミロ,トマティート
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2000/07/01
  • メディア: CD

以前、美里さんと打ち上げに行ったお店では、私が行くと必ずお店の人がかけてくれるナンバーです(笑)。

次は、クラシックを勉強してきた美里さんがどう感じるかな?という興味でかけてみたブラッド・メルドーの『エルゲイア・サイクル』より《レジグネイション(放棄)》。
Elegiac Cycle

Elegiac Cycle

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 1999/06/03
  • メディア: CD

「バッハのよう」「(テンションを)抑えて弾いていてクール」と美里さんからの感想をいただきました。

さらに、ピアノソロ、そしてtommyさんからの「ジャズ的・非ジャズ的」な話題が出たので、ピアノソロにはあんまり「ジャズ」とか「非ジャズ」とか関係ないんでねーの? ピアノという楽器が本来持つ表現力と豊饒な空気感を感じませうよ、ということで、橋本一子さんの《遊園地の恋》。
VIVANT

VIVANT

  • アーティスト: 橋本一子,橋本一子,クリス・ケナー,藤本敦夫,水留章
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2007/06/27
  • メディア: CD

ちなみに一子さんは、美里さんと同じく神戸のご出身です(笑)。

次にかけたナンバーもピアノソロ。
今度は美里さんのアルバムより《マロングラッセ》。
ラヴィ

ラヴィ

  • アーティスト: 妹尾美里,鳥越啓介,加納樹麻
  • 出版社/メーカー: ディスク・ユニオン
  • 発売日: 2009/11/20
  • メディア: CD

「デザートのような演奏にしたかった」と美里さんが仰る通り、たしかにアルバム最後に演奏されるこのナンバーは、食後のおいしいスイーツのようです。

ラストはカミロ。
『ミッシェル・カミロ』より《スイート・サンドル・パートワン》。

Michel Camilo

Michel Camilo

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SBME
  • 発売日: 2008/04/01
  • メディア: CD

美里さんが最初に聴いてカミロのことを好きになったナンバーとのこと。

tommyさん的には、「イマイチ」らしく、同じミシェルはミシェルでも、ペトルチアーニの「ラテンジャズ」なニュアンスがお好きとのこと。

ジャズにこだわらず、あくまで自分の音楽を展開してゆきたいと考える表現者・妹尾美里さんと、あくまで「オレの中のジャズ」というエリアにこだわり、「圏外・圏内」にこだわるtommyさんの音楽観の違いが浮き彫りになる会話が展開されていました。

私?
私は心はエリントンなので(笑)、もちろん「ジャズ的」なるものに拘る側面もありますが、結局は、グッド・ミュージックであれば、ジャンルに関係なく「なぁんでもオッケー!」なのでありました(笑)。
悪く言えば「節操ない」。
でも良く言えば、デューク・エリントンの「この世には2種類の音楽しかない。それは良い音楽と悪い音楽だ」です(笑)。

この記事へのコメント

  • 悦子

    いつか「快楽ジャズ通信」に亀田誠治さんがゲスト出演してくれるのではないかと
    両者のファンとして密かに期待しております。

    Special Thanks! の写真に亀田さんと高野さんのツーショットが並ぶのを夢見てます。
    何かと共通点の多い二人ですから、近い内に実現したら素敵かも。

    高野さんからして、亀田さんとの対談とかは考えことありますか?
    2010年04月24日 20:51
  • 悦子さん

    はじめまして。
    というか、お色気ナースのエッちゃん?(笑)←もし人違いだったらゴメンナサイ

    亀師匠、私大好きです。
    そうですね、是非実現したいですね。亀ちゃん師匠の出演。

    色々お話してみたいです。

    あとは、切り口をどういう企画に持ってゆくかですね。

    「破廉恥ジャズ」とかかな?(笑)

    >何かと共通点の多い二人ですから、
    こう言われると、嬉しいというか照れちゃいます。
    ご自分では「破廉恥」などと仰っている師匠ですが、インタビューなどを読むと、とってもピュアで純朴な感性をお持ちの方だと思います。そんな師匠に比べると、私なんかは「お下劣」そのものです(涙)。
    でも、ベースで共演した~い!
    2010年04月26日 08:52

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