マイク・モラスキーさんの『ジャズ喫茶論』に、tommyさんの店「スコット・ラファロ」が紹介されています。



現在、読み中の本が、マイク・モラスキーさんの新刊『ジャズ喫茶論』。

ジャズ喫茶論 戦後の日本文化を歩く

ジャズ喫茶論 戦後の日本文化を歩く

  • 作者: マイク・モラスキー
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2010/02/27
  • メディア: 単行本

ジャズ喫茶大好き族な私なので、すぐに読み終わるのがとても勿体ないので、現在、じっくり&ゆっくり読んでいるところ。

この本のP138~142にかけて、どこかで聞いたことのあるお店(?!)が紹介されています。

スコット・ラファロ。

ベーシストじゃないよ(笑)。
ジャズ友、tommyさんのお店のことです(笑)。

さっき、“紹介されています”と書いたけれども、“紹介”どころか、かなり好意的に評価されているぞ。

たとえば、

“昭和初期からの特定の係だけが音源を扱うという暗黙に了解されてきた正統的ジャズ喫茶の鉄則がどこかに吹っ飛ばされており、その代わりきわめて民主主義的な空気が店内を流れているように思える”

とか、

“昔のジャズ喫茶の面影を一生懸命再現しようとしている、ほかの新しいジャズ喫茶よりも、「スコット・ラファロ」のほうがその意味で過去の「空気」を再現していると言えるのかもしれない”

とか、

“ジャズを〈過去〉に位置付づけるのではなく、〈同時代〉および〈未来〉を想像するものとして考えようとしている”

など、新しいジャズ喫茶像として、好意的に評価されているところが見逃せない。

唯一、強いてネガティヴな評をあげるとすると、

“店名がやや不吉なようにも思える――天才的なベース奏者だったラファロ自身は二十五歳で交通事故で亡くなり、きわめて短命だったからである”

という記述もありますが、、

え~と、、ここだけの話ですが(笑)、
べつにtommyさんは、スコット・ラファロのことが滅茶苦茶好きだから、店名にしているわけじゃないんだよね(笑)。

tommyさんが本当に好きなベーシストは、セシル・マクビーなんです。

とくに、チコ・フリーマンのリーダー作『スピリット・センシティヴ』の《ニューヨークの秋》のベースが大のフェイヴァリットなのだそうです。
Spirit Sensitive

Spirit Sensitive

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: India Navigation
  • 発売日: 1997/01/01
  • メディア: CD

だから、最初は店名を「セシル・マクビー」にしようと思った。

ところが、セシル・マクビーというファッション・ブランドがすでにある。

本当はセシル・マクビーのようなカッコいい洋服ブランドのような店名にしたかったtommyさんは、セシル・マクビーという響きに対抗できる名前として、スコット・ラファロという名前を選んだわけ。

あ、これ内緒だよ(笑)。

カッコいい洋服ブランドのような店名にしたかったtommyさん。

「じゃあ、洋服にちなんでテイラーがつくといいから、セシル・マクビーと、テイラーを合体させて、セシル・テイラーでいいじゃん」

と言ったら、

「やだ」

というんですよ(笑)。

じゃあ、デザイナーがオーナーの店だよ、ということを暗黙に示すために、

「アート・テイラーでいいじゃん(笑)」

といったら、それも「ヤダ」なtommyさん(笑)。

セシル・テイラーという店名にしちゃうと、難解でマニアックな店のイメージがつきそうだし、アート・テイラーは、なんとなく地味だし、やっぱり、tommyさん的には、語感もよろしいスコット・ラファロが良かったみたい。

でも、本当はミロスラフ・ヴィトウスのほうが好きなことを私は知っている(笑)。

あ、これも内緒ね(笑)。

でも、さすがに店名が「ヴィトウス」じゃ覚えにくいし、やっぱり「スコット・ラファロ」が正解なんでしょうね。

ちなみに、洋書で発売されているスコット・ラファロの伝記にも、tommyさんの店が登場します。

著者はラファロの妹さんなのですが、なんと「沖縄に弟の名前の店があるようだ。嬉しい」と評されているんですね。

ミネソタ大学アジア言語文学部準教授のマイク・モラスキーさんに評価され、さらには、本家本物のスコット・ラファロの身内に認められている店のオーナーtommyさんはやっぱり凄い!

あ、ちなみに、『ジャズ喫茶論』のP138には、“コザ出身の東京在住のグラフィック・デザイナーで、ジャズ・ベースを習っている男”というのが登場しますが、これって、じつはtommyさんのことなんです。

あ、これも内緒だよ(笑)。

スコット・ラファロのブログは⇒こちらをクリックしてください

この記事へのコメント

  • tommy

    雲さん、こんばんは。

    追加して頂きたいのは(笑)。

    ホントは、チャーリー・ヘイデンも好きなんだけど、
    コザの街には、昔から有名な「チャーリーズ・タコス」という、タコス屋さんがあって断念。美味しいです。

    それから「テイラー」って、オーダーメイド"洋裁店"のことで、
    コザでは「金城テイラー」や「ジミーズ・テイラー」って看板がどこにでもある(笑)。
    おじぃーも、おばぁーも「テイラー」が洋裁店だということを沖縄の人はフツーに知っているのです。
    ホントに服の注文に来るかも知れません(笑)。
    「準備しなさい!」を「スタンバイしなさい!」と、80歳の年寄りが、英語日本語混ぜていうところなんだよ(笑)。
    2010年03月22日 03:28

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