放送第72回「ジャッキー・マクリーン」(1)



「快楽ジャズ通信」、本日の午後8時からコミュニティFM、
明日の夜10時からミュージックバードのJazzチャンネル、
来週木曜日の夜11時からミュージックバードのcross cultureチャンネルで放送されるテーマは、
アルトサックス奏者のジャッキー・マクリーン。

放送でかけたアルバムの紹介はまた後日ということで(同録がまだ届いてないんですよ)、今回は、「私の大失敗」について書いてみますもうやだ〜(悲しい顔)

ゲストがアルトサックス奏者の纐纈雅代さんなので、私は前々より、チャールス・ミンガスの『直立猿人』を放送でかけながら、纐纈さんから色々な話を引き出そうと画策していました。


チャールス・ミンガス/直立猿人

なぜかというと、ジャッキー・マクリーンは短期間ながらも、ミンガスのバンドに所属し、パワフルで音楽性豊か、だけどもオッカネェ親分の元で鍛えられていたからです。

当時のことをマクリーンは「ミンガスのもとでジャズを演奏していて楽しいという気分にはならなかったが、色々なことを学んだ」ということを述懐していることからもわかるように、ミンガスの元で修業した経験が、その後のマクリーンの表現力を拡げたことは確か。


これって、まさに纐纈さんとオマさん(鈴木勲さん)との関係と相似形なんですよね。

纐纈さんも、巨匠ベーシスト・鈴木勲氏のグループで修業を重ねています。

鈴木勲さんといえば、アート・ブレイキーにマル・ウォルドロン、それにセロニアス・モンクなど、多くのジャズジャイアントとの共演歴のある超ベテランベーシスト。

年齢は70を超えているのに、独自のオリジナルベースで独自のサウンドを追求しつづけている、音楽的探求力の旺盛な方でもあります。

そのようなパワフルなベテランベーシストに育てられている纐纈さんは、まさにミンガスのバンドで修業をしていた頃のマクリーンそのもの。

ベーシストリーダーのバンドの中でのエピソードや、ベーシストがリーダーだと、アルトサックス奏者に何を要求するかなど、『直立猿人』に収録されている《ジャッキーの肖像》をかけながらお話を引き出そうと思っていたのです。

なにせ、《ジャッキーの肖像》という曲は、ミンガスがなかなか演奏に納得がいかなかったために、15~16回も録音をしなおさせたというイワクつきのレコーディングなのです。

ところが、ところが、
私、スタジオに『直立猿人』を持っていくの忘れた!

忘れないように、目立つところに置いておいたのが、かえって目立ち過ぎてスルーしてしまったのです。

ま、いいか、TFMのライブラリーにもあるだろっ!と思ったのですが、ライブラリーにもなかった!

名盤ゆえ貸し出し中だったのかもしれません。

いや~、しまった、しまった、
せっかく、ミンガスと絡めて、色々とお話をお聞きしたかったんですが、音源がないところで、無理にミンガスの話をふっても不自然なので、会話をしながら、かけるCDをその場で決めてゆくことにしました。

かけた曲に関しては、また明日以降発表しますので、お楽しみに!

▼パワフルベーシストと纐纈さんのパワフルアルバム

鈴木勲 / Solitude: Feat.纐纈雅代



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