放送第72回「ジャッキー・マクリーン」(2)



ジャッキー・マクリーン特集でかけた曲を紹介します。

まずは、ディレクター嬢によるマクリーンのプロフィール紹介のバックで流れている曲は、『4,5&6』より《センチメンタル・ジャーニー》。


4,5&6 / ジャッキー・マクリーン

纐纈さんと私の長話の後に、両者の好みが一致した曲をかけました。

『デーモンズ・ダンス』より《スウィート・ラヴ・オブ・マイン》。




私のほうから是非かけたい曲!ということで、デクスター・ゴードンとの共演ライブ『ミーティング』より《アルプ通り》。


Jackie Mclean & Dexter Gordon / Meeting

ジャズ史に残る名演というわけでも、新しいアプローチや目からウロコの奏法が提示されているわけでもないのですが、私はこのアルバムの熱気、全体から漂う空気が大好きなのです。

ジャズの中のJAZZな男たちが繰り広げる「これぞジャズ!」な演奏。
今回は、たまたま一番演奏時間の短い曲を選びましたが、このアルバムの中の演奏はどれもがいい!

私の中の“ジャズツボ”がビシバシ刺激されまくる演奏です。


お次は、纐纈さんのアルトサックスも聞きましょう。
鈴木勲『ソリチュード・フィーチャリング・纐纈雅代』より《ソリチュード》。


ソリチュード・フィーチャリング 纐纈雅代 / 鈴木勲

ベースとアルトのデュオ。
練習のつもりで気軽に吹いたら、それがそのままマスターテイクになってしまったという「いかにもジャズ」な作品です。

ラジオ上でのおしゃべりでは、控えめで言葉少なめな纐纈さんですが、アルトの演奏は雄弁かつ熱い熱気を放射しています。

纐纈さんとの会話がけっこう楽しいので、いろいろと話し込んでいるうちに、音楽をかける時間が少なくなってきてしまい、あと一曲しかかけられなくなってしまった……(涙)。

というわけで、ラストナンバーは、纐纈さんイチオシの『スウィング・スワング・スウィンギン』より《レッツ・フェイス・ザ・ミュージック・アンド・ダンス》。


アルフレッド・ライオン生誕100周年記念アンコール・プレス!!ジャッキー・マクリーン

アフターアワーズのセッションでは、《センチメンタル・ジャーニー》とともに、マクリーンの代表作でもある《レフト・アローン》を纐纈さんのアルトと、私のベースでデュオ演奏しました。

多くのジャズファンを魅了した(続けている)マル・ウォルドロンのバージョンに慣れた耳で聴くと、纐纈さんのアルトサックスは、センチメンタルさが前面に出過ぎたマクリーンとは違って、かなり“前向き哀愁”なパワフルさを湛えたアルトサックスです。


Left Alone Mal Waldron / Jackie Mclean



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