銀座APPLE STOREでの告知が「ポッドキャストジャーナル」で紹介されています!⇒そこから話が飛んで、マイルスとテオの話



明後日の日曜日、銀座のアップルストアで行う
MIYAさんがゲストのイベントについて「Podcast journal (ポッドキャストジャーナル)」が取り上げて紹介してくれました。

ここをクリックすると記事に飛びます

嬉しいですね~♪

ポッドキャストジャーナルさん、ありがとうございます!

ここには、こう記載されています。

>それにしても今回の公開録音は
>ポッドキャストのみの録音を行うような感じなので、
>いつものダイジェスト編とは
>違った内容が配信されるのでしょうか?

はい、私にもわかりません(涙)。
どうなるんでしょうか?

たぶん、ディレクター嬢の頭の中には、
綿密な設計図があって、
私はきっと彼女の掌の上で転がされるだけだと思うのですが、
きっと、ビシッと進行してくれて、
バシッと録音して、
あとは、彼女の編集手腕により、
ビビビッ!とポッドキャスト編が製作されて、
ブリッと配信されるんじゃないかと思います(笑)。

さて、当日はどうなることやら(無責任)。

正直、私の頭の中は空っぽです(無責任)。

ベースとフルートでなにか演奏しましょう、
ぐらいなことは事前に決めてはいるんですが、
なんというか、いつもの番組収録や、
ポッドキャスト編の収録と限りなく状態が近いですね。

ポッドキャスト編は、いつも、
ディレクター嬢から
「今回は何を話しましょうか?」
と聞かれるんですが、
「うーん、思い浮かばないので適当に」
と答えているんです(笑)。

で、録音がスタート!
となった瞬間、
なにか喋らなきゃダメだ!モードになり、
なんだか、トランス状態と化した私は、ペラペラと言葉が口をついてあることないこと出てくるというのが正直なところです。

今までのポッドキャスト編を聴いて、
「それでも、なんとなくまとまっているように感じる」
と有難い感想をお持ちの皆さんがいらっしゃっれば、
それは、一にも二にも、ディレクター嬢の話題の振り方と、
編集手腕の賜物です。

ポッドキャスト編を未聴の方は、
こちらをクリックして聞いてみてください。


いつも配信されたポッドキャスト編を聴いて思うんだけれども、
「あれ? 下ネタが消されている?」
「あれ? もっと長く喋ったのに、すごく短くなっている」
と感じることが多いのです。

それがうまく自然につながっていて、なんとなく話に脈絡があるように聴こえないでもないので、それは、ほんと、ディレクター嬢の編集が巧みなのでしょう。

ちょっと大袈裟にたとえると、
そして非常にオコガマシイ喩えをすると、
私がマイルス・デイヴィスで、
ディレクター嬢がテオ・マセロという関係?(笑)

テオ・マセロがマイルスの担当になったとき、
テオは、マイルスから
「テープを回しっぱなしにしろ」
と言われたそうです。

なので、テオはマイルスの言いつけを守り、
マイルスが行っていた実験的な演奏や、
新しい試みを全部録音していました。

後でテオ・マセロが
録音されたテープから、演奏のいいところを探して
切ったり・貼ったり・つなげたりの編集をして1つの作品に仕上げる。

『イン・ア・サイレント・ウェイ』なんかは、
演奏時間が短く、余った時間が生じたので、
それを埋めるために、
最初に流れた音楽の部分を
そのままコピペしてラストに持ってきています。

それがかえっていい効果を生んでいるんだから、
テオ・マセロおそるべし。


イン・ア・サイレント・ウェイ

イン・ア・サイレント・ウェイ

  • アーティスト: マイルス・デイビス,ウェイン・ショーター,ジョー・ザビヌル,チック・コリア,ハービー・ハンコック,ジョン・マクラフリン,デイヴ・ホランド,トニー・ウイリアムス
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2005/10/19
  • メディア: CD

世紀の大傑作と呼ばれる
『ビッチェズ・ブリュー』だって、切った貼ったのオンパレードでテープの継ぎ接ぎによって、巨大でスケールの大きなサウンドが生み出されています。

Blu-spec CD ビッチェズ・ブリュー

Blu-spec CD ビッチェズ・ブリュー

  • アーティスト: マイルス・デイビス,ウェイン・ショーター,ラリー・ヤング,ベニー・モウピン,チック・コリア,ジョー・ザヴィヌル,ジョン・マクラフリン,デイヴ・ホランド,ハーヴィー・ブルックス,レニー・ホワイト,ジュマ・サントス
  • 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)
  • 発売日: 2008/12/24
  • メディア: CD

ブートレッグに編集前の『ビッチェズ・ブリュー』の音源が収録された『Deep Brew』というCDが2枚出ているんですが、これを聴くと、ほんと細かいパートの部分をマイルス以下、メンバーたちは、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も同じところを繰り返し演奏しなおしている箇所があったりで、傑作が生まれる舞台裏を覗きみているような興奮があります。

あんな一流ミュージシャンたちでもうまくいかないときはうまくいかないんだな、と妙に安心したり(笑)。

しかし、ものすごいトラックの数を録音した中から、選りすぐって、切った・貼ったの作業で、大きな波を作り上げるテオ・マセロの腕前は、本当に大したものですね。

もっとも、彼は「西海岸で映画の編集をさせたら右に出る者はいないギリシャ系の男」と当時は言われていらしいので、サックス奏者としても知られているテオですが、彼の本領は編集能力にあったわけですけどね。

『ジャック・ジョンソン』なんかは、
マイルスは、「さあ、これからジャック・ジョンソンの映画のテーマソングを録音するぞ~!」と意気込んで作ったわけではなく、
映画のサウンドトラック製作のオファーを受けた後は、テオ・マセロに電話して、「今まで録音した未発表のトラックの中から、いいやつがあったら、それをひっぱってきてつなげて作っといてちょ!」
とお願いして、その一言でテオが「編集」で作り上げちゃった傑作だしね。

ジャック・ジョンソン

ジャック・ジョンソン

  • アーティスト: マイルス・デイヴィス,ジョン・マクラフリン,マイケル・ヘンダーソン,ハービー・ハンコック,スティーブ・グロスマン
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1999/05/21
  • メディア: CD

さらに、ライブの中で生じる、一種のダルな局面、ちょっとテンションが落ちた局面を全部ハサミでカットしておいしいところ取りをして繋ぎ合わせちゃったのが、『フィルモア』ですしね。

マイルス・デイヴィス・アット・フィルモア

マイルス・デイヴィス・アット・フィルモア

  • アーティスト: マイルス・デイビス,スティーヴ・グロスマン,チック・コリア,キース・ジャレット,デイヴ・ホランド,ジャック・ディジョネット,アイアート・モレイラ
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2005/10/19
  • メディア: CD

かなり強引な「ぶっち切り」と「違う演奏コンニチハ」な繋ぎ合わせが目立つところもあるんだけれども、それはそれで、おいしいところどりゆえの興奮度120%の鼻血ブーなライブに仕上がっているので、私は好きですよ。

ほかにも、マイルスが演奏した「7」の内容を
テオ・マセロが「10」に仕立てあげてしまった内容のアルバムはたくさんあるんだけれども、割愛。

話題をディレクター嬢の編集に戻すと、
彼女は「つまむ」といつも言っているんですが、
ギョーカイ用語で、「つまむ」とは、
冗長なおしゃべりな部分をカットすることだそうで、
デヴィッド・マシューズ、クリスチャン・マクブライド、マーカス・ロバーツ各氏が参加された番組は、「つまみ」の作業なしには成立しえなかった内容なのですね。

そういえば、たしか、先々週のポッドキャスト編だったっけかな? たしか年末ベストのときも、かなり冗長な会話が思いっきりつままれてました。

たしか、年末ってことで
お年玉の話しもしたような記憶があるんですよね。

で、お年玉をあげる・あげないみたいな話しになって、ディレクター嬢が私に「パパ~、お金頂戴~!」みたいな会話になった記憶があるんですが、このようなアホな会話は見事にバッサリと削ぎ落されて、とても真面目さの漂うポッドキャスト編に仕上がっておりました(笑)。

というわけで、
apple storeでのイベント、
当日は、たぶん冗長な会話中心になってしまうと思うのですが、
私はディレクター嬢の編集に期待しているので、
大船に乗った気分でいるのです。

なので、当然のことながら、
当日何を話すかは、
まるっきり考えていません(笑)。


なので、もし、
当日にやって欲しいリクエストがあれば、
今からでもコメント投稿いただければ、
間に合いますよ!


ただし、採用するかどうかは
こちら判断ですが(笑)。


というわけで、
このブログの読者の皆さま、
連休のど真ん中の日曜日は、

銀座の歩行者天国の通り沿いにある
銀色で大きなリンゴのマークのある店におこしください。

待ってま~す♪
miyakumo.jpg

この記事へのコメント

  • Masao.S

    紹介のご紹介、有難うございます!

    そういう感じで収録されているのですねー。普段とは違う楽しさがライブで聞けそうで面白そうです。

    イベント当日は別件があって見に行けないのですが、成功をお祈りいたします!また、イベント時のポッドキャストが配信されたら聴きますので楽しみに配信をお待ちしております。
    2010年01月09日 03:46
  • Masao.Sさん

    はじめまして。

    そうなんです。

    (私にかぎっては)けっこうテキトーなのです(笑)。

    >成功をお祈りいたします!

    ありがとうございます。

    >また、イベント時のポッドキャストが配信されたら聴きますので楽しみに配信をお待ちしております。

    おそらく手際よく編集されまくって、たぶん会場の雰囲気とは別物の「作品」に昇華されちゃうと思いますが、私自身も、どうパッケージングされるのか、非常に楽しみであります(笑)。

    ではでは。
    2010年01月09日 23:18

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アップルストア銀座で「快楽ジャズ通信」ポッドキャスト編の公開収録開催!
Excerpt: 2010.1.9 3:40 update - 記事末に追加記事を書きました。  ...
Weblog: Podcast journal - ポッドキャストジャーナル
Tracked: 2010-01-09 03:49