Ray Bryant『Ray Bryant Trio』評




レイ・ブライアントの『レイ・ブライアント・トリオ』!



レイ・ブライアント・トリオ

レイ・ブライアント・トリオ

  • アーティスト: レイ・ブライアント,アイク・アイザックス,スペックス・ライト
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/09/19
  • メディア: CD

じつは、長らく私、
このアルバムのこと、
あまり好きじゃなかったんですよ。

ブライアントの作品では、
他にはもっとエキサイティングで
ハードなタッチのものがたくさんあり、
私は、長らく
そちらのほうの演奏のほうが好きだった。

たとえば、
『コン・アルマ』とか
『アローン・アット・モントルー』みたいなね。

ですので、タッチとニュアンスがマイルドで、
このジャケットのような曇り空のようなピアノって、

「ちょと地味だよな~」

と感じていたのです。


ところが、
やっぱり、年のせいなんでしょうかね(笑)。

年を重ねるごとに、
じわじわと良く感じるようになってきました。

ほんのりとした切なさが
アルバム全体を薄いベールのように覆われた
このなんともいえないアンニュイなニュアンス。

いいじゃないですか。

今までの自分は
いったい何を聞いていたんだ!?

と反省、反省なアルバムなのです。

文句なしにオススメです。

ジャケットの後ろにうっすらとうつる、
ムンクの叫びの左後ろにうつるオジサンのシルエットも気になります(笑)。

mounk.jpg

それと、アイク・アイザックスのベースにも
注目してみましょう!



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