ジャッキー・マクリーンの選曲に苦労しまくり。



ジャッキー・マクリーン特集の選曲に数日前から結構苦労しています。

なぜかというと、いい演奏が多すぎるから。

というより、大好きな演奏が多すぎるから、といったほうが近いかな。

とにかく、彼はキャリアが長かったから、残したアルバムも多くて、そのほとんどのアルバムがハズレなしですからね。

リーダーアルバム以外にも、

直立猿人

直立猿人

  • アーティスト: チャールス・ミンガス,ジャッキー・マクリーン,J.R.モンテローズ,マル・ウォルドロン,ウィリー・ジョーンズ
  • 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
  • 発売日: 2008/02/20
  • メディア: CD

でもいい演奏しているし、

マル・ウォルドロンのリーダー作では、
超有名かつ定番中の定番演奏の《レフト・アローン》吹いているでしょ?

Left Alone

Left Alone

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 2000/10/17
  • メディア: CD

デビューしたての頃にマイルスとやっている演奏も良い。

たしか、彼にとっては初録音の、マイルス・デイヴィスがブルーノートに吹き込んだセッションの《ディア・オールド・ストックホルム》なんかではせっつくような哀愁のプレイをしているし、
Miles Davis: Volume 1

Miles Davis: Volume 1

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Blue Note
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

アート・ブレイキーに熱く煽られた灼熱の『ディグ』の演奏も素晴らしいよね。

Dig

Dig

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Japan
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

ブルーノートのリーダー作は、もう珠玉ぞろいで、しかもブルーノートの時期は、オーネットの影響を受け、実際オーネット・コールマンとも共演している過激路線や、新主流派的なアプローチをしているものもあるかと思えば、

Swing, Swang, Swingin'

Swing, Swang, Swingin'

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Blue Note Japan
  • 発売日: 1997/06/17
  • メディア: CD

『スゥイング・スワング・スウィンギン』のように、それこそ、「これぞ、ワンホーンジャズってもんだ、文句あっか!」的な名盤もある。

ワンホーンもいいけれど、テナーサックスとのアンサンブルものにも捨てがたい魅力があるし、

Jackie's Bag

Jackie's Bag

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Blue Note Records
  • 発売日: 2002/12/27
  • メディア: CD

ウディ・ショウとの共演した《スウィート・ラヴ・オブ・マイン》といった名曲も紹介したい。

Demon's Dance

Demon's Dance

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Blue Note
  • 発売日: 2006/08/17
  • メディア: CD


ちなみに、上の『デーモンズ・ダンス』をブルーノートにレコーディングした後はしばらくシーンから遠ざかるんだけれども、シーンに復帰したときは、北欧のスティープルチェイスの記念すべき1枚目のレコーディングをしているんだよね。

マニアの方は御存知、
LPだと薄くてペラペラなジャケットのアルバムです(笑)。

Live at Montmartre

Live at Montmartre

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SteepleChase
  • 発売日: 1994/07/27
  • メディア: CD



じつは私、ブルーノート時代のマクリーンもすごく好きなんだけれども、スティープル・チェイスのマクリーンもそれ以上に好きなところがあって、上記カフェ・モンマルトルでのライブはもちろんのこと、デクスター・ゴードンとのライヴも大好きなんですよ。

The Meeting

The Meeting

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Video Arts
  • 発売日: 1994/07/27
  • メディア: CD

これも、モンマルトルでのライブだけれども(フランスのモンマルトルの丘のモンマルトルじゃないよ)、とにかくイイんですよ。

たぶん、マクリーンのアルバムでは、このあたりが一番好きかもしれない、じつは。

ライブの熱気といい、完成され過ぎなさっぷりといい、とにかく最高。

おそらく私がなんとなく描いている「これがジャズ」「ジャズっぽい100%なジャズ」というイメージにもっとも近いものが、このデクスター・ゴードンとやっている熱演なんじゃないかと。

mcleangordon.png

フレージングとかプレイの内容とか、そういうことではなくて、アルバム全体から発散される空気感のようなものが、どこを切ってもまさしくジャズ!って感じがするんですよ。

なので、上記2枚のモンマルトルのライブの中から1曲ぐらいはかけたいと思っているんだけれども、ライブゆえ、演奏時間が長く、15分以上のものがほとんど。

もちろん、単に聴いているぶんには15分なんてあっという間なんだけれど、放送の場合は、だいたい音楽をかけられる時間は30~35分がいいところだからね。
ゲストとのトークの時間のことも考えなければならない。

これがオススメだ~!あとは黙って聴いてください!
とばかりに、15分以上の演奏も、かけることもあるんだけれども、それはゲストがいないとき。

《レフト・アローン》や《ホワッツ・ニュー》のような代表的名演、かつ演奏時間が短い曲を細かく拾いながら、トークの時間配分を都度調整してゆくほうがやりやすいといえばやりやすいのだけれども、キャリア後半のマクリーンも捨てがたい!

ということで、先週から色々と悩んでいるわけであります(笑)。

iPodに100曲近くマクリーンの演奏をほおりこみ、かれこれ5日近く、1日5時間以上はマクリーンを聴く日を過ごしておりますが(笑)、聴けば聴くほど、迷いが深くなる(笑)。


昨日もマクリーンを聴きながら渋谷に行き、
マクリーンを聴きながら、シークレットライブの会場の場所が分からず迷子になり(涙)、ライブ会場のエレベーターに乗ったときも、イヤフォンからはマクリーンのアルトが流れていた(笑)。

で、ライブの主役はアルトサックス奏者でしょ(笑)。

ys01.jpg

ライブ終了後も、マクリーンを聴きながらタワレコに行き、
マクリーン聴きながら帰宅し、
マクリーンをかけっぱなしで食事をし、マクリーン聴きながらツイッターやったりブログ書いたり(笑)。

昨日は、矢野沙織&マクリーンと、まさにアルトサックスな1日だったんだけれども、アルトサックスの音色で頭が疲れるんじゃないかと心配するほどではなかったです。

というより、さらにマクリーンの素晴らしさが見えてきたので、ますます選曲に困ってきてしまった(笑)。

明日1日はマクリーン断ちをしてみようかなと思っています。

ま、今回のマクリーンに限らず、いつも選曲は特集対象となる音源をこれぐらい聴きこみ、いつも悩みに悩んだ揚句、本番でズバッと決める。いつもこれの繰り返しなんだけれどもね。

今流れているのは、大西順子との共演バージョンの《センチメンタル・ジャーニー》。

Hat Trick

Hat Trick

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Blue Note
  • 発売日: 1996/09/17
  • メディア: CD-R

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