放送第64回『デューク・エリントン特集』(1)


今回のテーマは作曲家・ピアニスト・オーケストラリーダーの「デューク・エリントン」です。


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本日は番組内で紹介かけた音源を紹介します。

最初は、初期のエリントン。
軽やかでノリノリの《オールド・マンズ・ブルース》。


1930, Vol. 2


お次は、アルバム『イン・ザ・シックスティーズ』より《ソフィスティケイティッド・レディ》。

※ジャケ写が探せませ~んでした

エリントンならではの音の重ね方。まったりとしたムード。まぎれもなくエリントンの代表曲であり、もっともエリントンのムードが出やすく、かつそのムードを掴みやすい曲でもあります。

今回、ピアニストのマーカス・ロバーツ氏が「あえて1枚だけあげるなら~」ということでオススメしてくれたのが『極東組曲』でした。

その中より、アルバムの幕開けに相応しい演奏、《ツーリスト・ポイント・オブ・ヴュー》。

極東組曲

極東組曲

  • アーティスト: デューク・エリントン,クーティ・ウィリアムス,マーサー・エリントン,バスター・クーパー,ジョニー・ホッジス,ポール・ゴンザルヴェス,ハリー・カーネイ,ジョン・ラム,ルーファス・ジョーンズ
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2002/06/26
  • メディア: CD

今回ご登場いただいたマーカス・ロバーツ氏の新譜『ニュー・オリンズ・ミーツ・ハーレム VOL.1』より、《パイ・アイズ・ブルース》。

NEW ORLEANS MEETS HARLEM VOLUME 1(ニュー・オリンズ・ミーツ・ハーレム VOL.1)(直輸入盤・帯・ライナー付き)

NEW ORLEANS MEETS HARLEM VOLUME 1(ニュー・オリンズ・ミーツ・ハーレム VOL.1)(直輸入盤・帯・ライナー付き)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: DISKUNION JAZZ(原盤:J MASTER RECORDS/US)
  • 発売日: 2009/12/26
  • メディア: CD

なお、このアルバムのナンバーは、CDショップだけではなく、マーカスさんのホームページ、ならびにiTunesでもダウンロードできるので、「ダウンロードして聴いてね!」とのことでした。

デューク・エリントンに戻ります。
彼のオーケストラリーダーとしての素晴らしい側面はいくら挙げてもきりがないのですが、ピアニストとしても超弩級の個性を誇る人だったんだよ、ということも紹介したかった。

なので、超モダン、かつジャズピアノのスタイル分類などは軽く超越してしまっている彼のピアノが味わえる2曲を選曲してみました。

『デューク・エリントン・アンド・ジョン・コルトレーン』より《イン・ア・センチメンタル・ムード》。

Duke Ellington & John Coltrane

Duke Ellington & John Coltrane

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Verve
  • 発売日: 2008/02/19
  • メディア: CD

コルトレーンには悪いけれども、彼のテナーサックスよりもエリントンのピアノばかりに耳がいってしまいます。
バックで奏でられるエリントンのピアノは、未来から届けられた壊れたオルゴールのような美しく不思議な響き。

そして、ラストは『ピアノ・イン・ザ・フォーグラウンド』より《サマータイム》。

Piano in the Foreground

Piano in the Foreground

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 2004/08/03
  • メディア: CD

一言、「お化け屋敷」ですな(笑)。
バックで、曲のテンポとは無関係に叩かれる不規則なドラムの連打は、うらぶれた感じとお化け屋敷なニュアンスを増幅しています。
ひたひたと迫る恐怖と、ドッカーンなラストに悶絶してください(笑)。

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