12月の「マッコイ・タイナー特集」のゲストは、板橋文夫さん!

昨日、TFMで番組収録してきました。
はやいもので、もう12月分の収録っすよ、、

12月、2週目の放送は(12/12,13,17)は「マッコイ・タイナー特集」。

ゲストはピアニストの板橋文夫さんです。

昨日収録したんですが、いやあ~板橋さん面白い。
写真のイメージからは気難しそうな方だと思っていたのですが、実際はまったくそんなことありませんでした。

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いかにマッコイ・タイナーという存在が、学生時代の板橋さんにとって大きく大切な存在かということがよく分かりました。

私は、森高千里の《渡良瀬橋》も好きですが(特に間奏部のリコーダーソロが)、それ以上に板橋さんのソロピアノ『渡良瀬』が大好きです。


DO THE BEST
《渡良瀬》が収録されている森高千里の『Do The Best』


渡良瀬
板橋文夫『渡良瀬』


マッコイも板橋さんも左手の和音の“ガンガン打鍵”は共通しています。
また右手の主旋律も、ペンタトニックを多用したアプローチというところも、マッコイと共通。

ところがところが、マッコイと板橋さんの奏でる音楽の肌触りはまったく違います。

「ピアノ」「奏法」「スケール」「アプローチ」。
つまり、マッコイと板橋さんは、使ってる道具は同じだけれども、生まれてくる音はまったく違う風合いなのです。

ま、それは当然な話で、絵でいえば、同じ絵具と筆を使っても完成した作品のテイストがまったく違うようなもの。

たしかに、板橋さんは「道具」、つまり「奏法」の面ではマッコイからの影響を多大に受けていますが(学生時代は『インセプション』のコピーを夢中になってしていたそうです)、出てくるサウンドは、どこをどう切っても「板橋テイスト」でしかありえない。
つまり、強烈なオリジナリティの持ち主なのです。

それにしても、マッコイと板橋さんは、ペンタ(5音)の選択が違うだけで、こうも違うのかと驚きです。
板橋さんの音には、日本人のDNAを揺さぶる懐かしさがある。

特に、代表作《渡良瀬》を聴いたときの強烈な郷愁はなんともいえないものがあり、だいたい私はいつも《渡良瀬》を聴くときは、いつも芋焼酎を飲んでますね(笑)。

焼酎では、私は黒糖焼酎がいちばん好きなんですが、《渡良瀬》にかぎっていえば、黒糖よりも芋のほうが似合うんです。

芋焼酎がお好きな方は、是非『渡良瀬』を買って聴いてみてほしいし、『渡良瀬』をお持ちの方は、芋焼酎との組み合わせをお試しください(笑)。

また、板橋さんのダイナミックな奏法には感動しましたね。
アフターアワーズではブルースを一緒に演奏したのですが、板橋さんのピアノは、まるでエリントン!? のような強烈な打鍵とメリハリあふれる音のインパクト。

いやぁ~強烈!
ベースで伴奏させたいただいた私の気分は、『マネー・ジャングル』のチャールス・ミンガス、もしくは『ジス・ワンズ・フォー・ブラントン』のレイ・ブラウン状態!?でした(笑)。

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