「マルカムの要塞」に行ってきたゾ!

本日、久々に渋谷の「マルカムの要塞」に顔を出してきました。

ん? マルカムの要塞?

この深~く、深~いスポットは、説明すると長くなるうえに、
雰囲気を少しずつ「感じて」欲しいゆえ、
tommy's jazz cafeをご覧ください(笑)。←手抜き(笑)

沖縄のジャズカフェ『スコット・ラファロ』の店主、tommyさんのブログに、ちょくちょく登場します、マルカムの要塞。

tommyさんのブログに断片的に登場する「マルカムの要塞」についての記述を読んでゆけば、少しずつ「要塞」の全貌と雰囲気、匂い感じることが出来ると思います。
※一昨年までにさかのぼる必要はありますが(笑)、それもまた楽し。


tommyさんは、さすが渋谷系シカゴ派の急先鋒なだけあって、「要塞」にはちょくちょく顔を出していますし、私もtommyさんにこの「要塞」の存在を教えてもらいました。

深津絵里主演の『女の子ものがたり』の試写を見終えてから「要塞」に急行したので、時間にして、およそ午後8時ぐらいかな?

本日の「要塞の尋ね人」は、終始私一人でした。

かかっていたのは、『セシル・マクビー・セクステット』でした。

cecil_Mcbee_sextet.jpg
『セシル・マクビー・セクステット』

セシル・マクビーは、渋谷系シカゴ派の首領・tommyさんが大好きなベーシストです。

「スコット・ラファロ」という店を出しているtommyさんですが、本当は、「セシル・マクビー」という店名にしたかったようです。

ただ、有名な洋服のブランド名とかぶるから、ラファロにしたようで、スコット・ラファロという響きも、ブランドっぽくて良いからという判断も73%ぐらいはあるようです(笑)。

しかし、音の響きだけでネーミングしただけではもちろんなくて、tommyさんはスコット・ラファロももちろん好きですし、タイプは違いますが、マクビーのベースとラファロのベースはたしかに似たようなところもあります。

スタタタタッ右斜め上と急速調にフレーズが急りあがるときのスピード感などは、両者共通のニュアンスがあります。

もっともマクビーは、出した音を持続させながら弦の上を指をスライドさせて、ニューン!と音程をぼやかしながら次のノートに以降することがたまにあり、このニュイーン!右斜め上なニュアンスにはロン・カーターも感じます。

もっともカーターの音色よりも、マクビーのほうが硬いですが。

共演相手は、シカゴ系のヤバそうな人たちも多く、そのプレイ内容もあいまって「剛」のイメージの強いベーシストですね。

迫力ある演奏に溺れながら、小川さんの新刊



をパラパラめくっていたら、
お次にかかったアルバムは、チコ・フリーマンの『スピリット・センシティヴ』でした。



このアルバムもセシル・マクビーがベース(笑)。

なんといっても、一曲目の《ニューヨークの秋》が目玉のアルバムです。
このフリーマンとマクビーのデュエットの演奏ですが、一度聴いたら忘れられないほどの名演です。

そして、次にかかったアルバムも、ベースがセシル・マクビー(笑)。

あらら、今日はマクビー特集ですか??(笑)

もしかして、時々tommyさんと一緒にいる私のことを
「こいつもマクビー好きに違いない」と踏んでいる?(笑)

かかったアルバムは、

music_inc.jpg
『ミュージック・インク』


セシル・マクビーがベースで、トランペッターがチャールズ・トリヴァー。
ピアノがスタンリー・カウエルで、ドラムスがジミー・ホップスという編成です。

これにバックは複数のホーン陣のアンサンブルがかぶさりますが、テーマ部においてのホーンの咆哮の圧倒的な迫力といったら!

ジャケットは地味ですが、これはなかなかの迫力盤です。
スタンリー・カウエルのピアノもマッコイ・タイナーを彷彿とさせます。

次にかかったのも、セシル・マクビーがベースのアルバム(笑)。

キャラクシーレーベルから出ているスタンリー・カウエルのリーダー作でした。
ちなみにドラマーはロイ・ヘインズ。

微妙に新し古いジャケットは、フュージョン的な「昔はセンス良かったのかもしれないね」な雰囲気がムンムン漂って、B級感プンプンですが、中身は硬派で気合いのはいったピアノトリオでした。

equipoise.jpg
Equipoise

うーむ、今日はマクビーのベースをたんまり浴びてしまった。

本日の「マルカムの要塞」は、「マクビーの城壁」ってな感じで、
もしかしたらtommyさんを恋しく感じたマルカムは、マクビーをかけまくってtommyさんの来店を心待ちにしていたのかもしれません(笑)。

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