放送第42回『アート・ブレイキー・アンド・ジャズメッセンジャーズ』(5)

きょうはちょっと精神的に疲れる出来事があり、
それに伴い、肉体的にも疲労気味な自覚があるので、手短に済ませたいと思います。

私が好きなアート・ブレイキーのアルバムは?
といえば、



かなあ。

フロントは、
テナーサックス:ウェイン・ショーター、
トロンボーン:カーティス・フラー、
トランぺット:フレディ・ハバードの3人編成。

重厚なアンサンブル。

じつは、このアルバム、自腹で買ったジャズのアルバムの2枚目(あるいは3枚目)なんですね。

なぜ、2枚目か3枚目なのかというと、バド・パウエルの『タイム・ウェイツ』も同時に買ったから。

一番最初に買ったのは、ビル・エヴァンスの『ポートレイト・イン・ジャズ』でしたが、これを聴いた最初の感想は、
「ベースがずいぶんがんばっている音楽だな~」(笑)。

次いで、アート・ブレイキーの『インディストラクティブル』を聴いたときの最初の感想は、
「ドラムがずいぶんがんばっている音楽だな~」

最初はこのアルバムの良さがなかなか分からずじまいでしたが、《ザ・エジプシャン》という曲のソロの出だしが、カーティス・フラーのトロンボーンなんだけど、彼奏でる♪ぷあ~、ぽあ~ に親しみを覚え、それが突破口となって、このアルバムを少しずつ好きになってゆきました。

やっぱり最初に出会ったアルバムって、世評的には名盤ではなくとも、引きずるものはありますよね。

ちなみに、なぜ、2枚目、3枚目にアート・ブレイキーや、バド・パウエルを買ったのかというと、
「ぶ・れ・い・き・い」という響きにものすごくジャズを感じたから(笑)。

ただそれだけの理由で、当時、宇田川町にあったTOWER RECORDS3Fのジャズ売り場の「Art Blakey」のコーナーで、一番インパクトのあるジャケットを選んだら、コレだったという(笑)。

パウエルも同じ理由で、ビル・エヴァンスの「知」を感じるジャケットとは違う、「攻」を感じさせるジャケットを選んでいたら、これにいきあたった(笑)。

なんというか、ジャケ買いとイメージ買いを足して2で割ったようなアルバム選びをしていました、当時は。

ジャズ耳が出来ていないんだもの、自分が買ったアルバムが当たりなのかハズレなのかすら判断できないわけで。仕方ないから、元をとるために毎日聴いていたものです(笑)。

ちなみに、『インディストラクティブル』と同じくらい好きなブレイキー・アルバムは、『モザイク』なんですが、そういえば、『モザイク』も『インディストラクティブル』もフロントのホーン陣は3人でメンバー一緒ですね。

私はトロンボーン入りの重厚なメッセンジャーズが好きなのかもしれない。

そういえば、モザイクに関しては、ゲストのマシューズ氏、番組中に、興味深いことを仰ってましたね。普段はメロディでレパートリーを選曲するけど、この曲の場合はアレンジ、リズムに触発された、と。

たしかに《モザイク》にはミュージシャンシップを刺激してやまない、アレンジ、構造など様々な要素がありますね。

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