放送第44回『ゲイリー・バートン特集』(1)

8月1、2、6日に放送の『高野 雲の快楽ジャズ通信~What Is This Thing Called Jazz?』のテーマは「ゲイリー・バートン」特集。

ゲストには、ヴィブラフォン奏者の山﨑史子さんをお迎えしています。

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山﨑さんは、スタジオまでわざわざ愛機を持ってきてくださいました。
感謝です!


本日は、番組でかけたアルバムと曲をさくさくっと紹介してゆきたいと思います。


最初は、チック・コリアとの鮮やかな会話。
『クリスタル・サイレンス』(ECM)より《セニュール・マウス》。



お次は山﨑さんの選曲。デイヴ・グルーシンの『ザ・ガーシュイン・コネクション』(GRP)より《魅惑のリズム》。
ピアノがデイヴ・グルシン、ベースがジョン・パティトゥッチ、ドラムがジョン・パティトゥッチ。そして、もちろんヴィブラフォンがゲイリー・バートン。

ビシッ!と決まったリズムセクションが、サクッ!と心地よく決めてくれています。




3曲目の選曲は私。
ヴィブラフォンのみならず、シロフォン(ザイロフォン)の名手っぷりも味わってもらいましょう。
シロフォンは、ヴィブラフォンを小さくした木琴をイメージしてください。
板の面積が小さくなるぶん、演奏が難しくなるとのことです。

しかし、そんなことはまったく感じさせない、とにかく楽しい演奏。
クラリネット奏者、エディ・ダニエルズとゲイリー・バートンの双頭リーダーのアルバム『ベニー・ライズ・アゲイン』(MCAビクター)より《ノック・オン・ウッド》。




ゲイリー・バートンは、2本の腕で、4本のマレットを鮮やかに操りながら和音を奏でるのも得意です。
個人的にはスタン・ゲッツのサイドマン時代の『ゲッツ・オウ・ゴー・ゴー』(Verve)というアルバムで、ピアノやギターのようなコード楽器のない中、バートンはヴィブラフォン一台でボサノヴァ曲に和音をつけているバートンが好きです。




これはちょっと録音が古く、バートンの音も引っ込んでいるので、最近の新しい録音を選んでみました。
パット・メセニーとの共演です。

パット・メセニーは、ゲイリー・バートンに見いだされ、大きくはばたきました。
そのメセニーとの楽しい共演が聴けるアルバム『カルテット・ライヴ』(Leafage)より《シンドローム》。




山﨑さんが参加しているアルバムから1曲。
パーカッショニスト・はたけやま裕さんのプロジェクト・ヒップス(HYPS)の『ケオティック・プラネット』より《スピーク・ロウ》。



ヴァイオリン参加のメロウなAメロと、ハッスルハッスル!と山﨑さんのヴィブラフォンがフィーチャーされるサビのギャップが面白い演奏です。

以上が今回の番組でかけた曲です。

ミュージックバードでのアフターアワーズでは、山﨑さんと私がデュオで、とある有名曲をやっています(笑)。
それは、明日と来週の木曜日、聴いてのお楽しみ!ということで。

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