ハンク・モブレイの『ワーク・アウト』


本日、スタジオで番組収録と、今後のちょっとした打ち合わせを終えた夕方。少し火照った頭をクールダウンさせようと、四谷の「いーぐる」にコーヒーを飲みに行きました。

店でかかっていたのが、ハンク・モブレイの『ワークアウト』。
レコードでかかっていました。

久々に聴くな~。


work_out.png


これ、モブレイのテナーのみならず、グラント・グリーンのギターも光る好盤です。
持ってはいるし、昔は何度も聴いたアルバムではあるのですが、最近はご無沙汰。

こういう予期せぬタイミングでかかると、なんかすごく新鮮ですね。

いつもラジオで何をどういう順番でかけるとリスナーに分かりやすいだろう?と考えてばかりいるので(とはいえ、一生懸命考えているわりには当日の喋りの勢いや思わぬ閃きで事前に作っておいた選曲リストが無駄になることのほうが多い)、自分でかけるよりは、人様に選曲してもらったものを受け身の気分で「ええなぁ~」と聴くのって、とても気分がいいものです(笑)。

ジャズ喫茶好きの方の多くはそういう傾向があるんじゃないでしょうか?

家に帰ると何百枚、あるいは何千枚もアルバムがあるにもかかわらず、いまひとつ自分で選んで聴くとなると、「さて何を聴こうか?」と頭を悩ます日ってありませんか?

なんとなく手近なアルバムを選んで聴き始めても、「やっぱ、気分じゃないから、やーめた。なにか他のないかな?」と途中で再生をストップさせてしまったりとか。

これを繰り返し、気分は半煮えのまま1日が悶々と終わる(笑)。

そういう日が1年に何度かあるジャズファンの方もいるんじゃないかと思いますが、それって私だけ?(笑)

でも、ジャズ喫茶に行けば、たとえ流れている音源がよく聴いているアルバムでも、途中で「やーめた」というわけにはいかないから、とりあえず耳を傾ける。

で、気がつくと夢中になっている。

そうすると今まで気付かなかった発見をすることもある。
これこそが、人がかけてくれるジャズを聴く楽しみであり醍醐味だと思います。

ときに受け身姿勢でジャズに身をゆだねるのも心地よいものです。



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