放送第35回『レッド・ガーランド特集』(1)

『高野 雲の快楽ジャズ通信~What Is This Thing Called Jazz?』、今回のテーマはピアニストのレッド・ガーランド特集です。

今回はゲストなし。
一人でベラベラしゃべっていますが(笑)、
今回は、趣向を変えて、というか局側からの要請により、リスナーからのお便り(ファックス)も1通だけですが紹介しています。

この番組は、全国52局のコミュニティFMでは、本日午後8時からの放送です(この放送時間にあわせて、ブログをアップしています)。

ミュージックバードのジャズ・チャンネルでは、明日(日曜日)の22時より。
ミュージックバードのクロスカルチャー・チャンネルでは、来週木曜日の23時より放送されます。

さて本日は、番組中でかけたアルバムと曲をサクサクサクッと紹介してゆきます。


最初から飛ばします。
『グルーヴィ』より《ウィル・ユー・スティル・ビー・マイン?》



コロコロと転がるようなシングルトーンのタッチをお楽しみください。
この疾走感も最高でございます。(ございます?)


お次は、テーマで奏でられるガーランドならではのブロック・コードをお楽しみください。

『ア・ガーランド・オブ・レッド』より《マイ・ロマンス》。



イントロが泣ける!
コルトレーンのテナーソロの後に登場するガーランドのピアノのリラクゼーション感あふれる気持ちよさ!
マイルス・デイヴィス『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』より《バイバイ・ブラックバード》。



独特なフレヴァーをたたえたガーランドのブルースを味わいましょう。
ガーランド奏でるブルースは、テンポの差こそはあれ、似たようなテイスト、味わいのものが多いのですが、その中でもライブの熱気も手伝って、なかなかの好演に仕上がっているものをセレクトしました。
ガーランドのノリノリライブ名盤『アット・プレリュード』より、《プレリュード・ブルース》。




マイルス監視下のもとでの、シャカリキ演奏!
マイルス・デイヴィス『マイルストーンズ』より《ビリー・ボーイ》。




「はい、今日はこれまでよ!」感のただよう、アッサりメロディで締めくくり!
ってことで、『ホェン・ゼアラー・グレイ・スカイズ』より《マイ・ブルー・ヘヴン》。(時間の関係で、これぐらいの尺のものしか選曲できなかったということもありますが……)



レッド・ガーランドは、プレスティッジというレーベルにたくさんの録音を残しているのですが、このレーベルでの最終作の『ホェン・ゼアラー・グレイ・スカイズ』は、他の諸作とはちょっと肌ざわりが異質で、ちょっと寂しげ。かつ地味。
溌剌さも2割減といったところでしょうか。

しかし、それがまた違う味わいを増しているということもあり、不思議な魅力をたたえたアルバムではあります。

というわけで、本日はここまで!

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