放送第36回『オーネット・コールマン』(1)

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The Shape Of Jazz To Come/Ornette Coleman


『高野 雲の快楽ジャズ通信~What Is This Thing Called Jazz?』、今回のテーマはアルトサックス(とトランペット、バイオリン)奏者、オーネット・コールマン特集です。

ゲストは、アルトサックス奏者の纐纈雅代さんです。

この番組は、全国52局のコミュニティFMでは、本日午後8時からの放送です(この放送時間にあわせて、ブログをアップしています)。

ミュージックバードのジャズ・チャンネルでは、明日(日曜日)の22時より。
ミュージックバードのクロスカルチャー・チャンネルでは、来週木曜日の23時より放送されます。

さて本日も、番組中でかけたアルバムと曲をサクサクサクッと紹介してゆきます。

まずは、ポップスファンも、このあたりからだと入りやすいのではないか?という、ノリノリで親しみやすいナンバー。
『ヴァージン・ビューティ』より《ブルジョワ・ブギ》。



グレイトフル・デッドのギタリスト、ジェリー・ガルシアの参加でも有名なこのアルバムは、ピーター・バラカン氏の著書『ソウルのゆくえ』でも、“最高のソウルミュージック”と絶賛されているアルバムです。

ダブル・ギター、ダブル・ベース、ダブル・ドラムという特異な編成をバックに、軽やかに吹くオーネットのアルトの奔放さをお楽しみください。


お次はエレクトリックではなく、アコースティックがバックのオーネット。
曲作りの特異さ、面白さ、いつのまにやら、なんだか説得されてしまっているところがオーネットの曲の魅力。

その中から初期の演奏で「う~ん、この曲と演奏はなかなか!」なナンバー。
『ジャズ来るべきもの』より《コンジーニアリティ》。



ゲストの纐纈さんのアルトサックスを聴いてみましょうコーナーで、ベーシスト鈴木勲氏がリーダーの『ソリチュード』より《キャラヴァン》。



金切り声をあげるようなアルトサックス。どこまでも強靭に絡むベースの強靭さ。
この独特なベースの音色は、アコースティックベースにエレキベースの弦を張ることによって生み出されています。

さて次は、これぞオーネットの最高傑作! これを聴け~~!!なナンバーです。
『アット・ザ・ゴールデン・サークル vol.1』より、《フェイセス・アンド・プレイセス 》。



どこまで飛んでいっちゃうの?! なオーネットの自由奔放なアルトサックスの心地よさ。
そして、チャールズ・モフェットの疾走しまくるドラミングのスピード感は尋常ではありません。
このスリル、このスピード感、このエネルギー!
至福の11分間をたっぷりと味わってください。

纐纈さん、これを聴きながら、うつむきながら小声で「すげ~!」を3連発(笑)。

ラストは、再び現代に戻り、聴きやすく、ポップでお洒落なナンバー。
纐纈さんも大好きだという『トーン・ダイアリング』から《ストリート・ブルース》。



オーネットのクリーミーな音色も魅力で、大変心地よいナンバーです。
ジャケットもサウンドもお洒落。

番組はじまる前の打ち合わせのときに、ご飯を食べ忘れた私は、TFM近くのマクドナルドで買ったハンバーガーを食べていたのですが、この曲をかけながらだとハンバーガーとコーラがうまいんです(笑)。

というわけで、本当はもっと色々なオーネットの多彩な活動と音源を追いかけてはみたかったのですが、時間の関係でここまで!ということに。

また機会があれば、続編を設けて紹介してみたいと思っています。

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