TA TA Mi KA KE RU リズム

毎日バックビートの効いたジャズの4ビートなどのリズムを聴いていると、ときおり無性にタメの一切ないたたみかけるようなリズムが恋しくなってきます。

たとえば『B-2 unit』の坂本龍一の“一切グルーヴしないドラム”とか、YMOのシンセ・プログラマーだった松武秀樹のデビューアルバム『ロジックシステム』の《intro》のような性急な感じとかね。



今回、改めて『ロジック・システム』を聴き返してみたんだけれども(何年ぶりだろ、懐かしい!)、素晴らしくクオリティの高いアルバムでビックリした。
今聴いてもなおも新鮮な光を放っているのは、曲がよいからということもある。
このアルバムにはギタリストの川崎僚がほとんどの曲を提供しているんだけれども、テクノな気分が横溢した規則的に多角形がレイアウトされたような音の配列は、なかなかストイックでかっこいいものがあります。

で、これらを聴いた後に、さらにイクエ・モリの『ガーデン』の徹底的にグルーヴを廃した、ノリのないドラムサウンド(打ち込み)を聴くと、アルコールで淀んだ脳髄に、さらりと冷たい蒸留水が流れていくようで、それはそれで快感です。
徹頭徹尾、無愛想な非グルーヴ感がなんともいえない名盤。



たまには、黒くないノリも気持ちがよいものです。

この記事へのコメント

  • おやぢ

    連投につぐ連投ですみません。。。(^^;
    なんか、「B-2 UNIT」を無性に聴きたくなって
    プレイヤーをホント何年ぶりかに回しました

    20数年を経て聴きなおすと新鮮です

    「Participation Mystique」
    「E-3A」(哨戒機の名前ですよね)
    「Not the 6 O'Clock News」などなど

    単調な打込リズムの変化とときおり入るギターのノイズ
    当時は単調にしか聞えなかった「音」が、今はswingするのって不思議
    ボクに才能があれば、このアルバムをターンテーブルで回してるだろなぁ

    松武さんの「Ligic System」も持ってました、、、いまはないですけど(汗
    雲さんが書かれているようにプラステッィクで多角形な音でしたねぇ
    2009年03月22日 16:56
  • 《E-3A》は、なぜか強くベトナム戦争を感じます。《riot in Lagos》も同様に。
    ギターのノイズは《not the 6 o'clock news》は、かなりかっ跳んでますね。痙攣したようなギターはこの曲のスピード感を倍加させるのに一役も二役も買っていると思います。
    ロジック・システムは、久々に聴くと、かなりヤバいと思いました(笑)。
    たたみかけるようなイントロから、セクシー・アンドロイド・ヴォコーダー・ヴォイスの《unit》。
    この流れが超たまらんですわ。
    こういうキッチュでストイックな音をたまーに聴くと、「あれ?そういえば、俺って何でジャズなんて七面倒な音楽を聴いてるんだっけ?」と時々思いますもん、ほんまに。このへんが、やっぱり私の原点なんでしょうなぁ~。
    2009年03月23日 01:39

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